皆さんはスマートフォンなどのモバイル製品を屋外で利用したことがあるでしょうか?
スマホは通勤や通学のときに持ち運んでいるという方が大半ですよね。キャンプやピクニックなどには小型のモバイル扇風機とモバイルバッテリーを持ち込んで熱中症対策をしているという方も多くなっています。
ただ、アウトドアなどの屋外レジャーでは電源の確保が難しいのが困りもの。
そんなときにぜひ使用したいアイテムが「ソーラーモバイルバッテリー」です。「太陽光充電器」という名称でも呼ばれていますね。
ギンギラギン☆にさりげなく照り付ける太陽の光を利用してパワフルに発電&充電ができるソーラーモバイルバッテリーを活用すれば、簡単にiPhoneやAndroidなどのスマートフォンやその他のモバイル家電を屋外で充電・利用することが可能となります。
もう充電残量をいちいち気にする生活は古い!
これからは、太陽光を利用してクールに電気エネルギーをゲットしていきましょう!
目次
ソーラーモバイルバッテリーとは?
運搬性に加えて自家発電能力までプラスした画期的な製品!
この投稿をInstagramで見る
ソーラーモバイルバッテリーとは、運搬性を重視したモバイルバッテリー電源にソーラーパネルを搭載することで、太陽光から電気エネルギーを充電できるように改良を施された製品です。
通常のモバイルバッテリーのパワーアップバージョン
当サイトでは、過去によりシンプルなモバイルバッテリーについてご紹介した記事を掲載しました。ソーラーモバイルバッテリーはそのパワーアップバージョンです。
スポンサーリンク
ソーラーモバイルバッテリーと通常のモバイルバッテリーを比較!
完全な「上位互換」とはいえない
この投稿をInstagramで見る
「それじゃあ、ソーラーモバイルバッテリーは普通のモバイルバッテリーの上位互換なの?」
と疑問に思われる方もいますよね。ただ、その疑問に対する解答は「NO!」です。ソーラーモバイルバッテリーは、通常のモバイルバッテリーよりも「ソーラーパネル」を搭載しているぶんだけ「サイズ」が大きくなりがち。
比較するとソーラーモバイルバッテリーにもデメリットが?
この投稿をInstagramで見る
つまり、「かさばる・荷物になる」わけですね。例えば半日程度のデイキャンプや通勤・通学時の補助バッテリーとして使うのであれば、ソーラーモバイルバッテリーよりもコンパクトに収納できる通常のモバイルバッテリーのほうが使い勝手が良いのです。
そのため、通常のモバイルバッテリーのほうが合っているかも……という方も、当然いるかと思います。そう感じた方は、「大容量モバイルバッテリー」のなかから製品選びをすると幸せになれるかもしれません。
ソーラーモバイルバッテリーの種類
ソーラーモバイルバッテリーは2種類に分かれる
現在、一般用に販売されているソーラーモバイルバッテリーは2種類に分かれています。簡単に、それぞれの種類の概要と特徴を見ていくことにしましょう。
種類①:折りたたみ式のソーラーモバイルバッテリー
この投稿をInstagramで見る
普段はコンパクトに収納されていますが、展開することでそれなりの大きさのソーラーパネルを開くことができる「折りたたみ式ソーラーモバイルバッテリー」です。こちらは、折りたたんで収納するとA4のコピー用紙サイズ以下にまでコンパクトにたためる製品が多いです。
種類②:小型のソーラーモバイルバッテリー
この投稿をInstagramで見る
そして、通常のモバイルバッテリーの本体部分にボディサイズからひと回り小さいソーラーパネルが固定されている「小型ソーラーモバイルバッテリー」。衣類のポケットにすっぽりと収納できるほどのコンパクトさが特徴。アウトドアシーンや災害発生時だけではなく、気軽に通勤・通学で持ち運びできます。
実は「もう1種類」ある?超超大容量のソーラーモバイルバッテリー
この投稿をInstagramで見る
豆知識として、もう1つご紹介すると、本格的な防災用に一般家庭にあるIH家電などの、消費電力が極大な電化製品を使用できる「超超大容量ソーラーモバイル()バッテリー」なんてものも存在します。ただ、こちらは購入費用に100万円~程度の予算が必要となるので、今回はご紹介しておりません。
スポンサーリンク
ソーラーモバイルバッテリーの選び方
選び方の基準は4+αの要素で決まる!
ソーラーモバイルバッテリーを選ぶ際には
- バッテリー容量
- 携帯性
- 発電効率
- ポートの数
の4つの要素をまず確認しましょう。
選び方の基準①:バッテリー容量
ソーラーモバイルバッテリーはさまざまなバッテリー容量の製品が販売されています。価格対効果を見て、個人的にもっともおすすめしたいのが20000mAh~の製品です。それだけの容量があれば、例えばスマートフォン複数台への充電やその他の電子機器への電力供給。それに、ソーラーモバイルバッテリーに付属している災害時用LED照明などを、バッテリー容量を気にせずに使用できるでしょう。
ちなみに、今回はバッテリー容量20000mAh~24000mAhの製品だけを厳選しています。これ以上、大きいバッテリー容量のものだと日常で使う際に、フル充電までに時間を要しすぎること。加えて、ソーラー”モバイル”バッテリーの名にふさわしくないほどのサイズになってしまうことが選別の理由ですね。
選び方の基準②:携帯性
携帯性を左右するのは「サイズ」と「重量」です。ソーラーモバイルバッテリーは重量500g~前後はある製品が多いので、それなりに荷物になります。登山はもちろんですが、車でキャンプサイトに進入できないキャンプ場では、歩いて持ち運ぶことになりますので、サイズと重量はよく確認しておきたいですね!
選び方の基準③:発電効率
「発電効率」も、ソーラーモバイルバッテリーを購入する際には必ず見ておくべきポイントです。通常、「〇〇%」という数値で表示されています。同じ気候でも、発電効率が良いほど得られる電気エネルギーは大きくなります。
具体的には、発電効率20%以上の製品であれば、通常使用で特に不便を感じることなく活躍してくれるでしょう。発電効率を公表していない製品の場合は口コミ・レビューなどをよく確認して、実際の使い勝手をチェックするのがおすすめです。
選び方の基準④:ポートの数
この投稿をInstagramで見る
最後に「ポートの数」も重要なポイントです。ポート、つまり「コードをブスリと挿せる接続部分の数」ですね。ポートが2つ以上あると、1度に2個以上の電化製品へ電気を補充できます。
最適な製品選びに重要な「その他の要素」とは?
この投稿をInstagramで見る
その他の要素としては、「耐水性」なども見ておくと後悔しない選択ができますよ!特に、折りたたみ式のソーラーモバイルバッテリーは急な雨に見舞われても、即収納はできませんからね。「小雨程度ならOK」というくらいの耐水性がある製品を選んでおくと、ストレスなく使用できます。
ソーラーモバイルバッテリーの具体的な使い方は?
「自宅でフル充電+太陽光から電気を補充」が基本の使い方
この投稿をInstagramで見る
ソーラーモバイルバッテリーの使い方はシンプルです。あらかじめ自宅のコンセントからバッテリーをフル充電しておき、電気が減ってきたなら太陽のある方向にソーラーパネルをかざすだけ。天候によって充電できる電気エネルギーの量はかなり変動します。
災害時の使い方は?
この投稿をInstagramで見る
基本的に「0%の状態から太陽光だけでフル充電状態までもっていく」という使い方はしません。もちろん、できないことはないですが、バッテリーの容量が大きいので満タンになるまでにそれなりの時間を要します。災害時や緊急時以外には、あらかじめコンセントから電力を補充しておくほうが効率的です。
もちろん、本当に必要な場面では、日中に陽のあたる場所にソーラーモバイルバッテリーを設置しておき、電力を補充→活用という使い方もできます。ただ、あくまでもその使用方法は通常時には「サブ・補助」的なものと考えたほうが良いでしょう。
ソーラーモバイルバッテリーをガンガン活躍させたいなら
この投稿をInstagramで見る
ソーラーモバイルバッテリーは、一般的に「ソーラーパネルの広さ=発電量の大きさ」となります。本格的にアウトドアシーンで小型家電をガンガン使用したい!という方は折りたたみ式ソーラーモバイルバッテリーがおすすめです。
本格的なトレッキング・登山をする方はこんな使い方を
この投稿をInstagramで見る
特に、3,000mクラスの本格的なトレッキング・登山をする方は、折りたたみ式のモバイルバッテリーがあると万が一の事態に陥ったときにスマホや通信機器をスムーズに使用できますので安心かも。
具体的な使い方としては、山を登っていく際などの移動中にリュックにソーラーパネルを広げて固定しておく方法がおすすめです。また、休憩中には太陽の方向にソーラーパネルを向けておくと、30分~1時間ほどの短時間でもそこそこのエネルギーを充電できます。
災害時のソーラーモバイルバッテリーの使い方は?
また、防災用にソーラーモバイルバッテリーを1つ用意しておきたい!という方も、折りたたみ式のパワフルな発電量をもった折りたたみ式の製品のほうが安心できますね!
災害にあったときには、水道やガスなどのライフラインがストップすることも考えられます。「最初に止まるライフラインは電気だ」とも言われますね。災害時には、日中にソーラーパネルを展開し電力を充電。日が暮れてあたりが暗くなり始めたら、バッテリーに充電された電気エネルギーで照明器具やラジオ、スマートフォンなどを充電するという使い方がおすすめです。
「防犯」という観点から考えてみる
嫌な話ですが災害時には、暗くなると夜盗が出る可能性もあります。防犯という面でも、バッテリーに溜まったエネルギーは照明に回したほうが良いですよ。特に女性やお子さんがいるご家庭なら必須です。いろいろなことに電気を回す必要が出てくるのでパワフルな折りたたみ式がベストだと思います。LEDの懐中電灯がソーラーモバイルバッテリー本体に搭載されている製品もおすすめですね!
ソーラーモバイルバッテリーをほどほどに使っていきたいのなら
この投稿をInstagramで見る
逆に、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン。または、音楽プレーヤーやゲーム機器。それに、デジカメや小型のスピーカーなどの電化製品を使いたい!という方は小型ソーラーモバイルバッテリーがおすすめです。
ライトユーザーはリーズナブルな小型タイプがベスト!
そこまで本格的なものではなく、ライトに気軽にソーラーモバイルバッテリーを使ってみたい!という方は小型の製品を選ぶときっと満足できるでしょう。単純に、購入費用もリーズナブルにすみますからね。スマートフォンなどを充電するだけなら小型のソーラーモバイルバッテリーでも十分です。
スポンサーリンク
ソーラーモバイルバッテリー最新おすすめ3選!
折りたたみ式&小型のソーラーモバイルバッテリーをご紹介!
この投稿をInstagramで見る
今回は、ソーラーモバイルバッテリーのおすすめ製品を
- 折りたたみ式ソーラーモバイルバッテリー
- 小型ソーラーモバイルバッテリー
の2種類に分けてご紹介していきます。「どのようにソーラーモバイルバッテリーを使っていきたいのか」をあらかじめイメージして、あなたにとってのベストな製品を選んでいきましょう!
ソーラーモバイルバッテリー最新おすすめ①:折りたたみ
ソーラーチャージャー 20000mAh 大容量elzle ワイヤレス充電器 急速充電 QuickCharge
3枚のソーラーパネルを格納している頼もしい製品がこちら。普段使用する際には、家庭用コンセントから手早く充電することも可能。災害時やアウトドアシーンでは、3枚のトリプルソーラーパネルを展開して日当たりのよい場所に設置することで、効率よく電気エネルギーをバッテリーに補充することもできます。
さまざまな場面で高いパフォーマンスを発揮する
しっかりと輝くLEDランプを本体に搭載しているため、災害時には照明器具としても活躍してくれます。折りたたみ式で、それなりに大きさのある製品ではありますが、レジャーシーンでも活躍が可能な絶妙なサイズ設計がされているのも嬉しいポイントです。
- アウトドア&長期旅行・レジャーなどに持ち込んで利用する
- 災害時用に防災袋に入れておく
この2つの用途で十二分な活躍を見せてくれるでしょう。
Qiワイヤレス充電も可能!
ポートの数は2個。これにQiワイヤレス充電機能が搭載されています。USBコードで2台、ワイヤレスで1台の計3台の機器に同時充電が可能です。総じて、コストに比して高い水準の性能を誇る折りたたみ式ソーラーモバイルバッテリーとなっています。
スポンサーリンク
ソーラーモバイルバッテリー最新おすすめ②:折りたたみ
FEELLE ソーラーチャージャー 20000mAh 2USB 出力付きh ポータブルパワーバンク 防水 太陽光で充電
こちらは4枚のソーラーパネルを展開&収納できる折りたたみ式のソーラーモバイルバッテリーです。「FEELLE ソーラーチャージャー 20000mAh」は、さらに折りたたみをすることでiPhone8Plusと同じサイズまでコンパクトに収納できます。4枚のソーラーパネルがあるぶんだけ展開後のサイズは少し大きくなりますが、災害時&アウトドアシーンで役立つ機能が多く備えてあります。
懐中電灯として使用できるLEDライトは災害時に頼もしい存在
まず、「ちょっとしたライト」ではなく本格的に懐中電灯として活躍できるほどの頼りがいのあるLED照明。この照明はスイッチを押すことでSOSシグナルとしてオート点滅させることができます。
故障・不具合が発生しやすい部分にはシリコンガードが
壊れやすいUSBポート部分には特製のシリコンガードが備わっています。ソーラーモバイルバッテリーは基本的には屋外での使用が前提ですよね。雨などの水分やホコリをしっかりとガードできる工夫は、実に合理的。
ソーラーモバイルバッテリー最新おすすめ③:小型
elzle モバイルバッテリー ソーラー ソーラーチャージャー 15000mah
実生活に困らない程度の「ちょうどいい」容量と、緊急時に活躍する太陽光パネル+明るいLEDランプを搭載したモバイルバッテリー。快晴の日であれば約1時間の充電で約1.5時間もLEDランプを点灯させられます。
ステンレス製の吊り下げフックも搭載
バッテリー本体には、リュックなどに吊り下げできるようにステンレス製の金属フックが取り付けられています。キャンプや登山で動き回る際には、バッテリー本体を身に着けて活動することで少しずつ蓄電されていくことでしょう。
緊急・災害時にこそ太陽光充電は輝く
オレンジのほかにも渋いブラックもありますよ!強烈な太陽光にさらされた状態で、1時間あたり200mAhほどの充電が可能です。太陽光だけで充電しようと思うと、フル充電までにかなりの時間を要します。緊急時や予備的な使用にとどめるだけであれば必要十分ではありますが、そこは軽量性・コンパクト性とのトレードオフの関係と言えましょう。
まとめ
最新&最強のソーラーモバイルバッテリーで生活改革!
この投稿をInstagramで見る
これまでは「家庭であらかじめフル充電し、少しずつ節約しながらスマートフォンなどを使用していく」という生活を送ってきました。しかし、ソーラーモバイルバッテリーの登場でそんな私たちのライフスタイルは一変します。現地で自家発電!これこそが最強なのです!
当サイト「タヌドア!」は、よくあるキュレーションサイトやまとめサイトと違い、管理人のたぬきちが自分自身で書き上げた記事のみを掲載しております。
「生涯更新」をコンセプトに、無料で読めるWebマガジンとして皆さんの生活を豊かにできる情報を発信いたします。Twitter始めました!お気軽に話しかけていただけると、たぬきちは喜びのあまり歌い出します。