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【最強】保冷剤おすすめ9選!溶けにくい製品や種類・選び方に捨て方まで解説!

キャンプや釣りなどのアウトドアレジャーはもちろん、夏場の熱中症対策や怪我の応急処置にまで幅広く活躍するのが「保冷剤」です。もともとは氷を袋に詰めて、保冷剤として活用していた時代もありました。今考えてみると、まるで原始人のようですね。ウホッ。

最近ではご家庭にある冷蔵庫で凍らせることで、繰り返し使用できる保冷剤が主流です。今回は、そんな保冷剤のなかから、令和の時代を牽引する「最強」の名前にふさわしいものを厳選してご紹介します。

ただ溶けにくいだけではなく、クーラーボックスに入れれば氷点下にまで庫内の温度を下げられるような圧倒的な性能を備えたものはあるのか?

保冷剤の種類や選び方、さらには分かりにくい捨て方まで。保冷剤の詳細な情報を全て見ていきましょう(当記事記載の情報は2019年9月21日時点のものです)。

目次

保冷剤とは?

食品や体・傷を冷やすために使用される薬剤のこと

保冷剤とは、お肉やお野菜などの食べ物や飲料を冷凍・冷蔵保存するほかに、暑さ対策として体を冷やしたり、打撲などの外傷部分をアイシングしたりする用途で使われる薬剤のことを指します。海外では「ice pack(アイス パック)」の名前で呼ばれていますね。保冷剤のなかに入っている保冷液の成分は、ほとんどが水分です。そこに吸水ポリマーや増粘剤をブレンドしたものが保冷液の正体。これをご家庭の冷凍庫で完全に凍らせたうえで使用します。

冷凍させることで繰り返し使用できるエコなアイテム

 

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保冷剤は、1度使用して保冷性能が消失しても、ご家庭にある冷蔵庫で再び凍らせることで繰り返し使用することができます。保冷剤が登場するまでは、板氷をクーラーボックスにそのまま入れて庫内の温度を低く維持していました。しかし、板氷は使い切りの消耗品です。経済的にも環境的にも優しいとは言えません。その点、繰り返し使用できる保冷剤はコスパに優れたエコなアイテムとして、今や日本だけではなく世界中で受け入れられています。

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保冷剤の種類

保冷剤の種類は大きく分けて2種類!

現在、主流となっている保冷剤は大きく分けて2種類が存在します。ポリエチレンなどの樹脂で作られているケースに、保冷液が封入されている①箱型ハードタイプ。そして、ビニール袋などの柔らかいソフトケースに、保冷液が封入されている②袋型ソフトタイプの2種類です。それぞれ保冷剤の種類によってメリット・デメリットが存在します。

種類①:箱型ハードタイプの保冷剤のメリット&デメリットとは?

ポリエチレンなどの樹脂でガッチリ作られているハードケースに、特製の保冷剤が封入されている種類。袋型のソフトタイプと比較すると、保冷液が溶けにくいようにケースの構造設計に工夫が加えられています。また、単純な保冷性能もソフトタイプよりパワフルなのもメリットです。

圧倒的な保冷性能や保冷液が漏れにくいのがメリット

例えば、クーラーボックスに保冷剤を入れた場合には、多くのソフトタイプの保冷剤は0度前後までしか庫内の温度を下げられませんが、ハードタイプの保冷剤であれば-10度以下の温度まで下げたうえでその温度を長い時間、維持できます。さらに、ソフトタイプの保冷剤と比較すると、外装のケース部分が破損しにくく、内部の保冷液が漏れだすリスクもグッとおさえることができます。

デメリットは完全凍結までに長い時間を要すること

しかし、ハードタイプの保冷剤にもデメリットが存在します。外装のケースがガッチリと作りこまれているということは、すなわち「保冷液を完全に凍らせるまでに必要な時間も長くなる」ということです。保冷剤は、あらかじめご自宅の冷蔵庫でしっかりと凍らせてから使用するわけですが、ハードタイプの保冷剤の場合は完全凍結させるまでに24~48時間程度かかるものも少なくありません。

ハードタイプは取り回しにも難がある

また、ハードタイプの保冷剤は箱型でそれなりにサイズが大きいものが多いです。コンパクトなクーラーボックスやクーラーバッグに使用したい場合には、あらかじめサイズを確認しておかないと、使用できない場合も。加えて、ご自宅の冷蔵庫のサイズ次第では、凍結させるスペースにも難儀してしまうケースもありえますね。

種類②:袋型ソフトタイプの保冷剤のメリット&デメリットとは?

袋型ソフトタイプの保冷剤は、そこそこの保冷力しかありません。具体的には、0度程度までしか冷やすことができない製品が多いですね(※例外はあります)。これはデメリットでもありますが、実はメリットでもあります。この0度前後というのは、凍傷を防ぎつつ体温を適度に冷やせる「ちょうどよい温度」なのです。

熱中症対策にも使えるのは大きなメリット

例えば、熱中症の対策に保冷剤を使用したい場合に、キンキンに冷やし過ぎるハードタイプを使ってしまうと重篤な凍傷を負う危険性があります。その点、ソフトタイプの保冷剤であればタオルで包むなどして脇やお腹に当てるだけでも十分な熱中症対策を実現できるでしょう。また、ソフトタイプの保冷剤は溶けると柔らかくなります。その柔らかさが体に当てたときに心地よさを生んでくれます。これも見逃せないメリットです。

ハードタイプの保冷剤よりも柔軟な使い方が可能!

ソフトタイプの保冷剤は、本体サイズがコンパクトなだけではなく凍結前には非常に柔らかく自在に変形できるのも魅力です。完全凍結までに要する時間も、ハードタイプの保冷剤より短くすみます(8時間程度)し、冷蔵庫の凍結場所にも困りません。

ソフトタイプの保冷剤のデメリットは液漏れのリスクと保冷力の低さ

しかし、ソフトタイプの保冷剤は薄く柔らかい袋で内部の保冷液を封入している性質上、どうしても液漏れの心配が付きまといます。加えて、保冷力自体がそこそこの性能しかないのも、本格的に食材や飲み物を冷やしたい方にとっては致命的なデメリットになるでしょう。

保冷剤の選び方

保冷剤の選び方は「使い方」で決まる

 

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「どのように保冷剤を使っていきたいのか」をイメージすることで、ベストな製品の選び方は変わってきます。今回は一例として、おすすめの選び方を簡単にご紹介していきますね。その後で、ロゴスやアイリスオーヤマ、クーラーショックなどの人気の高い保冷剤を見ていくことにしましょう。

クーラーボックスに入れる用の保冷剤の選び方は?

 

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キャンプや釣りなどのアウトドアレジャーでは多くの方がクーラーボックスを持ち込みます。そのクーラーボックスに入れるための保冷剤の選び方は、わりとシンプルです。「クーラーボックスに入れる保存物」の適性温度からベストな保冷剤を選択しましょう。

要冷蔵か要冷凍か

例えば、お野菜やビールなどの凍らせたくないものを持ち込む場合には、庫内の温度を「冷蔵」に保つ必要がありますよね。そういう場合には、ソフトタイプの保冷剤を選ぶのがよいでしょう。逆に、アイスクリームなどを持ち運びたい場合には庫内の温度を「冷凍」にまで下げる必要がありますよね。そういう場合には、ハードタイプの保冷剤を選択すると、きっと満足できます。

両方を使うという選び方も人気!

他には、ハードタイプとソフトタイプの両方の保冷剤を同時に使用する方も多いですね。ハードタイプをメインにして庫内の温度を低下させ、そのサブとしてコンパクトなソフトタイプの保冷剤を複数個、投入するというストロングスタイルでの運用も人気です。いずれにしても、ガンガンに冷やしたい方はハードタイプの保冷剤がマストアイテムになるでしょう。

柔軟な使い方を期待するユーザーにおすすめの選び方は?

なかには、保冷剤をクーラーボックスに入れる以外の用途で使いたい方もいるでしょう。例えば、先ほども挙げた熱中症対策や捻挫・打撲の際のアイシング。高熱が出たときの氷枕の代用や、寝苦しい夜の暑さ対策などなど、保冷剤の活躍場面は多岐に渡ります。そんな柔軟な使い方を期待して保冷剤をゲットしたい方はソフトタイプの保冷剤を選ぶと、きっと満足できます。

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【最強】保冷剤おすすめ9選!

強力な保冷力と便利な使い勝手を誇る保冷剤はコレだ!

 

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さて、それではここからは具体的におすすめの保冷剤を厳選してご紹介させていただきます。最強レベルの強力な保冷力を備えた製品から、毎日の生活での熱中症対策や暑さ対策に活用できる使い勝手に優れた製品まで、幅広い保冷剤をピックアップしました。

どの保冷剤を選ぶのが正解なんだろう……。

そんな迷いを抱いている方は、ぜひ当記事を参考にして後悔のない選択をしていきましょう!

【最強】保冷剤おすすめ①

ロゴス(LOGOS) 保冷剤 倍速凍結・氷点下パック

アウトドアブランドの「ロゴス」が開発販売している大人気の保冷剤がこちら。「倍速凍結・氷点下パック」は、主にキャンプの際に持ち込まれるハードクーラーボックスや大きめのソフトクーラーバッグに投入するのに利用される製品です。表面温度は驚異のマイナス16度!外気温30度の環境下であれば約6時間以上、庫内の温度を氷点下に維持できる最強クラスの保冷剤となっています!

ロゴスブランドらしいクリーン素材で作られた強力な保冷剤!

その名前のとおり、従来のロゴス製保冷剤と比較して完全凍結までにかかる時間を短縮することに成功したのが「倍速凍結・氷点下パック」です。容器に使用されているのは頑丈なポリエチレン。内部の保冷剤には植物性の天然高分子材を採用しています。ロゴスはクリーンな素材を積極的に活用しているブランドとしても有名。この保冷剤にも、そんなロゴスのこだわりが活かされています。

Mサイズ1個で冷やせる容量は8リットルまで

こちらの製品は「倍速凍結・氷点下パック」のなかでもスタンダードなMサイズ(600g)です。目安としては、8リットルの容量サイズをしたクーラーボックスであればMサイズの「倍速凍結・氷点下パック」が1個あれば十分。容量が増えるごとに保冷剤の量も増やしていきましょう。「倍速凍結・氷点下パック」は基本的にアウトドア向けのクーラーボックスや大きめのクーラーバッグ専用です。暑さ対策や熱中症対策のために肌へ直接当ててしまうと凍傷になる可能性がありますので推奨されません。その点についてはご注意ください。

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【最強】保冷剤おすすめ②

ロゴス (LOGOS) 保冷剤 アイスポケット

同じくロゴスが販売している袋型ソフトタイプの保冷剤がこちら。お弁当が傷みやすい時期の保冷用から、本格アウトドアにまで幅広く活用できるお手軽さが魅力の製品です。200g、300g、500g、800g、1000gの容量サイズ別に5種類が揃っています。それぞれがかなりリーズナブルな価格設定をしていますので、下手に100円均一のノーブランド製品を購入するよりも満足感が高かったりしますね。

適度な保冷力で使い勝手が良いのが魅力!

保冷液として使用されているのは、人工の高分子増粘剤がメイン。そこに防腐剤や水がブレンドされています。先ほどご紹介したハードケースタイプよりも保冷力自体は劣ります。0度タイプの保冷剤ですので、氷点下より低く冷やすことはできません。ただ、そのぶんだけ柔軟な使い方が可能な保冷剤になっていますので、単純に甲乙を付けることは難しいですね。

ただ食品を冷やすだけではなく熱中症対策にも活躍する!

例えば、熱中症対策にタオルでこちらの製品を巻き巻きして、脇やお腹などの太い血管が通っている場所に当てておくなどの使い方もおすすめ。ハードタイプほど冷やし過ぎないので、凍傷を負うリスクも減らせます。安物のノーブランド品と比較すると、外装の袋が丈夫に作られていますので、空調服などにセットする用途でも活躍してくれます。破れにくく&溶けにくいソフトタイプの保冷剤を探している方にとっては最適解になりえる製品でしょう。

【最強】保冷剤おすすめ③

アイリスオーヤマ 保冷剤 ハード CKB-500

ロゴスブランドの保冷剤と双璧をなすように口コミで人気を呼んでいるのが「アイリスオーヤマ」が販売しているこちらの製品です。「ハード CKB-500」は非常にリーズナブルな値段ながら、よくある安物保冷剤とは一線を画すパワフルな保冷力を備えた製品に仕上がっています。

お手頃価格で柔軟なサイズも揃っている溶けにくい保冷剤

日本製で安定した品質を備えているのが多くの愛用者を生んでいる理由でしょう。「ハード CKB-500」「500」という数字は、保冷剤の内容量サイズを指しています。500であれば500gの保冷剤が封入されている製品ということですね。他にも、「ハード CKB-800(800g)」「ハード CKB-350(350g)」などがあります。迷われているのであれば、スタンダードな500gを選んでおくのがおすすめ。

夏場のレジャーシーズンにも頼もしい保冷力

1個あたり数百円程度で購入できる(2019年9月21日時点)リーズナブルな価格設定をしているアイリスオーヤマの保冷剤。しかし、その保冷力は間違いなくお値段以上だと思います。夏場に安物のクーラーボックスにぶち込んでおいても、4時間~5時間程度であれば十分に庫内の温度を低く保ってくれます。もちろん、使用環境によって溶けにくさは左右されますので、心配な方は複数個を同時にクーラーボックスに入れるなどの工夫をしていきましょう。

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【最強】保冷剤おすすめ④

アイリスオーヤマ 保冷剤 ソフト

こちらはアイリスオーヤマが販売しているソフトタイプの保冷剤です。ハードタイプと同じく日本製で安定した品質を備えているのが人気の理由でしょう。1個単体での販売と、5個セットでの販売などがあります。もちろん、ご家庭にある冷蔵庫で凍らせることで繰り返し使用できます。

コスパの面で非常に優れた性質を備えている保冷剤

保冷剤の材質は吸水性樹脂、いわゆる「吸水ポリマー」と呼ばれる紙オムツにも使われているような成分ですね。こちらもアイリスオーヤマのハードタイプ保冷剤と同様に、保冷液のサイズ容量に応じて「CKF-150」「CKF-300」「CKF-500」と3種類のバリエーションが存在します。どの容量でも1個あたりの価格が安くおさえられていますので、まとめて複数個を購入して、いろいろな用途で活用しているユーザーが多い製品となっています。ワンちゃんネコちゃんなどのペットの熱中症対策にも活躍してくれますよ!

保冷力が失われたあとは「消臭剤」として活躍してくれる!

他にも例えばスポーツやアウトドア、レジャーシーンでの食品・飲料の品質保持にも役立ちます。保冷力は日中の使用では半日程度は持続してくれます。価格を考えれば十分ですね。また、消臭効果のある成分も配合されていますので、保冷力が失われたあとには「消臭剤」として、クーラーボックスやカバンのなかで活躍してくれます。

【最強】保冷剤おすすめ⑤

アイスジャパン 保冷剤 フリーザーアイスハード 300 FIH-03S PE 日本 AHLV901

日本メーカーの「アイスジャパン」が開発販売しているハードタイプの保冷剤です。こちらは300、500、800と3種類のサイズ容量が揃っている保冷剤ですが、私のおすすめは300サイズ!ハードタイプの保冷剤のなかでも、かなりコンパクトな設計になっているのが魅力です。

小さいコンパクトサイズなのに強力な保冷力!

 

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ロゴスほどの派手さはありませんが、「アイスジャパン」の保冷剤も国産ブランドらしい安定した品質と、高い保冷力を備えています。300サイズは縦18cmで手のひらにおさまるほどのコンパクトなサイズ感がとっても便利。お弁当向けの小さいクーラーバッグにも余裕をもって入れられるので夏場の傷み防止に最適です。

使い勝手のよさはまさに反則級

内蔵されている保冷液はゲル状。しっかりと凍結して、長い時間その状態を維持してくれます。抗菌仕様になっているのも嬉しいですね。100円均一の保冷剤と比較しても、十分にコスパのよさを感じられるほどの安い価格で購入できるのに、この使い勝手のよさは反則級。

【最強】保冷剤おすすめ⑥

TOURIT 保冷剤 倍速凍結 長細いからスリム型

スポーツ&アウトドアのグッズを多く取り扱うブランド「TOURIT」が販売しているユニークな保冷剤がこちら。ありそうでなかった縦長のスリム&ハードタイプ保冷剤です。4個セット、8個セット、12個セットの3種類から選ぶことができます。

「確かな保冷力」と「小さなサイズ」の両立

製品コンセプトは「確かな保冷力」「小さなサイズ」の両立でしょう。ジェル状の保冷液をたっぷりと密封した頑強&スリムな保冷剤は、ハードタイプ本来の強力な保冷性能を備えています。それでいて、クーラーボックスやクーラーバッグの隙間にスーッと入れられる小さいサイズが使い勝手を大幅に向上させてくれます。

十分な保冷持続時間と短い再凍結時間

保冷剤の持続時間は夏場であれば約4時間!その他の平均的な気温環境であれば最長で約8時間、溶けきらずに凍結状態を維持できます。冷蔵庫での再凍結にかかる時間は8~10時間ほど。無理なく毎日使用できる利便性の高さはとても魅力的ですね!

【最強】保冷剤おすすめ⑦

クーラーショック 保冷剤 単品 Mサイズ 繰り返し使用可-7.8℃をキープ 7CSMS

「優秀な保冷剤と言えば?」とキャンパーやアングラーの方たちに尋ねると、ほぼ必ず名前が挙がるのがこちらの「クーラーショック」製の保冷剤。ソフトタイプの保冷剤でありながら、マイナス7.8度まで表面温度を下げられるのは驚愕です。

S・M・Lの3種類のサイズが揃っている

 

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S・M・Lの3サイズが揃っていますので、お好みのサイズを選ぶことが可能。サイズが大きくなるほど保冷力と持続時間が増加しますが、そのぶんだけ冷蔵庫で凍結させるまでにかかる時間も長くなりますので注意です。凍結に要する時間は最低8時間以上が推奨されています。

医療用の最先端テクノロジーを応用して作られた

クーラーショックの保冷剤はソフトタイプの保冷剤のなかでも少し異質。メイドインアメリカのUSA産で、もともとは医療分野での血液輸送テクノロジーが始まり。そこから発展して誕生したのがこちらの保冷剤です。使用方法が少し特殊ですが、日米を問わず本当にたくさんのプロキャンパーから愛用されている評価の高い一品となっています!

【最強】保冷剤おすすめ⑧

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 保冷剤 時短凍結 スーパーコールドパック

忘れちゃいけないのが「キャプテンスタッグ」。リーズナブル&高品質なキャンプグッズを多く販売している人気ブランドですね。実はキャプテンスタッグからも超優秀な保冷剤が販売されています。それがこちらの「スーパーコールドパック」。S・M・Lの基本3サイズをしっかり取り揃えているスタンダードなハードタイプの保冷剤です。

リーズナブルな価格設定ながら質実剛健な秀品

キャプテンスタッグらしいリーズナブルな価格設定が嬉しいですね。日本産の質実剛健な品質で、ユーザーからの評価も安定しているパワフル・長持ちな保冷剤です。冷やせる温度は氷点下までOK。30度の外気に直接晒していても約90分間、表面温度を0度以下に保つことができる驚きの保冷力。クーラーボックスやクーラーバッグに入れれば、より持続時間は増すことでしょう。

冷凍から冷蔵の間を攻められる意外とレアな保冷剤

先ほどご紹介したロゴスの氷点下パックと違い、保冷力が若干マイルドにおさえられているのは短所ではなく長所です。凍らせるとマズいお野菜やビールなどをクーラーボックスに入れて持ち運ぶのであれば、キャプテンスタッグのハードタイプ保冷剤に軍配が上がる場合もあります。せっかくのお手頃な価格設定。複数の保冷剤を揃えておき、用途に応じて柔軟に使い分けていきましょう。

【最強】保冷剤おすすめ⑨

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー BBQ用 キャンプ 保冷剤 抗菌クールタイム

同じくキャプテンスタッグが販売しているソフトタイプの保冷剤も忘れてはいけません。どちらかといえばキャプテンスタッグの保冷剤ならば、こちらのほうが愛用者が多いかも?氷点下マイナス13~マイナス16度まで急速冷凍が可能なソフトタイプらしからぬ強力な保冷力が魅力!

十分な凍結時間を確保して抜群の保冷力を発揮しよう

難点は完全凍結までに少し時間がかかることですね。時期にもよりますが、48時間ほどはしっかりと凍らせて使用したいところ。30度の外気に晒された状態であれば、表面温度がマイナス18度からスタートして10度まで上昇するのに約165分。ソフトタイプの保冷剤としては十二分な性能です。

暑さ対策や熱中症対策にも使用できるが

氷点下まで徹底的に冷やせる製品ですので、暑さ対策や熱中症対策として肌に当てる場合には、必ずタオルなどでクルクルっと保冷剤本体を巻いてから使用してください。

強力な保冷剤は体を冷やしてくれると同時に凍傷を招く「諸刃の剣」になりますからね!

こちらのキャプテンスタッグのハードタイプ保冷剤と同じくS・M・Lの3サイズがあります。SサイズやMサイズの場合はパワフルながらかなり小さいサイズに設計されていますので、小型のクーラーボックスやクーラーバッグにもぴったりです!

保冷剤の捨て方・廃棄方法は?

保冷剤の捨て方・廃棄方法は基本的に「可燃ゴミ」と同じ

 

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保冷剤の捨て方・廃棄方法には少し注意が必要です。結論から申し上げますと、保冷剤の捨て方は紙オムツや汚れたプラスチックと同じ場合がほとんどです。自治体によって変わりますが、例えば東京都では「可燃ゴミ」として、内部の保冷液ごとそのまま廃棄するのが正しい捨て方となります。

保冷剤の成分に準じた捨て方・廃棄方法

保冷液の成分として使用されているのは、「吸水性ポリマー」「増粘剤」です。これらの成分は紙オムツにも使われています。そのため、保冷剤の捨て方として、紙オムツと共通の方式を採用している自治体も多く存在します。

保冷剤の捨て方としてNGな行為とは?

よくある間違いが、内部の保冷液をシンクやトイレに洗い流してしまうこと。実はコレ、絶対にやってはいけないNG行為です。保冷剤の内部に入っている保冷液が、排水管に詰まる事故が多数報告されています。ソフトタイプであれ、ハードタイプであれ、普段から分別をしっかりと意識している方ほど、「内部の液をしっかりと洗浄してから、不燃ゴミとして廃棄したい!」と思うものですよね。しかし、保冷剤についてはソフトタイプもハードタイプも、どちらもそのまま廃棄してしまって問題ありません。

保冷剤の捨て方のイメージ「汚れが落ちないプラ容器」

捨て方のイメージとしては「汚れが落ちないプラ容器」と同じ扱いだと考えてください。多くの自治体では、頑固な汚れが付いているプラ容器は可燃ゴミ・燃えるゴミとして焼却処分になるかと思います。ハードタイプの保冷剤の場合には、余計に違和感があるかと思いますが、基本的には可燃ゴミとして出してしまって問題はありません。ただし、自治体によって扱いが変わる場合がありますので、必ず廃棄前に確認するようにしましょう。

まとめ

最強の保冷剤を活用してキャンプや釣りなどを楽しく満喫しよう!

 

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保冷剤の活用場面は本当にさまざまです。キャンプや釣りなどのアウトドアはもちろん、暑さ対策として日常でも涼しさを提供してくれます。今回は、氷点下にまで冷やせるような最強の保冷力を誇る製品から、熱中症などの暑さ対策にまで活用できる製品までをご紹介させていただきました。皆さんのイメージする使い方にぴったり合った保冷剤をゲットして、毎日の生活にお役立てください!

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