主婦の方はもちろん、私のような一人暮らしの独身者にとっても1日のうちで意外と長く過ごす場所が「キッチン」です。
生鮮食品を扱ったり、水仕事をしたりするぶんだけ汚れやすいキッチン周辺。ただ、お口に入るものを調理する場所であるだけに、常日頃から清潔に保っておきたいですよね。また、せっかく長く滞在する場所なのですから、おしゃれ&清潔感のある雰囲気を演出したいところ。
そんなキッチンの壁材としては、どんな材質のものがベストなのか?
キッチンのなかでも、特に見た目の印象をガラリと変えるのが壁材です。ただ壁材を変更するだけでもキッチンインテリアはガラリとその顔色を変貌させます。今回は、そんなキッチン壁材の材質ごとの特徴の違いや、メリット&デメリット。さらには具体的な壁材の選び方まで簡単に解説させていただきます!
目次
キッチン壁材の種類とは?
キッチンの壁材はパネルとタイルの2種類がある
キッチンの壁材として、一般的によく使われているのは「パネル」と「タイル」の2種類です。パネルの壁材とは、1枚ものの大きなパネル=板状をした壁材のこと。タイルの壁材とは、小さく薄いブロック状の焼き物=タイルを複数個、壁面に貼り付けていくタイプの壁材のことをいいます。
パネルの壁材の特徴は?
パネルの壁材は1枚ものの板を、そのまま「えいや!」と壁面に貼り付けて施工していきます。そのため、キッチンの壁面はツルツル&フラットな平面に仕上がります。タイルの壁材と比較すると施工方法もシンプルで手間がかかりません。また、良くも悪くもタイル壁ほど主張が激しくないので、キッチンの雰囲気を汚さないメリットもあります。
タイルの壁材の特徴は?
タイルの壁材は小さいブロックを1個1個、壁面に貼り付けて施工していきます。壁面にタイルを貼り付けていったあとには当然ながら隙間が生じますので、そこに目地(めじ)埋め材を注入してならす必要がありますね。タイルの壁材はパネルの壁材と比較して、かなり主張が激しい傾向があります。タイル1個1個の色や形を変更することで絵柄を描いたり、凸凹を付けたりといった個性付けが可能です。施工に手間はかかりますが、「世界に1つだけのキッチンインテリア」を文字通り自分自身で生み出せるメリットがありますね。
キッチン壁材の「材質」は大きく分けて4種類
壁材の種類はパネルかタイルかの2種類ですが、その種類はさらに「材質」によって以下の4種類に分かれます。
- ①アルミ
- ②ステンレス
- ③ホーロー
- ④メラニン不燃化粧板
の4種類ですね。この4種類は主にパネル材の材質として利用されます。タイル材については人工の焼き物が主流。色や形の違いはありますが材質自体の違いはあまり見られません。そこで、今回はパネル材の材質である①アルミ、②ステンレス、③ホーロー、④メラニン不燃化粧板に加えて⑤タイル全般を足した計5種類を順に解説させていただきます。材質の種類ごとに、特徴や違いを簡単に見ていきましょう!
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キッチン壁材の材質①:アルミ
アルミ:材質ごとの特徴の違いは?
アルミニウム合金で作られた壁材の特徴は、「光を反射すること」です。壁面にアルミニウムの壁材を使用することで、照明の灯りを適度に反射させ、キッチン全体を明るく照らすことができます。また、材質特有の特徴としては他の壁材と比較して軽量&安価で加工がしやすいために柔軟な施工が可能であるというのもありますね。
アルミ壁材のメリット
アルミニウムの壁材は、キッチンインテリアをシンプルにまとめつつ、少ない光量でも台所全体を明るく照らし出してくれます。さらに、金属製で熱に強く、汚れも簡単にふき取ることができますので毎日のお手入れにも便利というメリットもあります。また、アルミニウムの材質で作られた壁材は、リサイクルしやすいエコなアイテムです。環境に優しいエコロジカルなキッチン構築をしたい方にもおすすめできますね。
アルミ壁材のデメリット
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アルミニウムの壁材に付きまとうデメリット、それは「見た目がチープになること」です。シンプルでありながら機能面でもいくつかのメリットを持つアルミの壁材ですが、あまりにシンプルすぎて質素な印象を与える場合も。
加工のしやすさは短所にもなる
また、アルミは金属材質のなかでも「加工がしやすい」のが特徴です。しかし、「加工がしやすい」ということは「傷がつきやすい」ということでもあります。そのため、他の壁材と比較すると短いスパンでの張り替えが必要となるケースも考えられます。
キッチン壁材の材質②:ステンレス
ステンレス:材質ごとの特徴の違いは?
ステンレスの壁材はアルミと同じく金属製の材質です。アルミニウムよりも強度が高く、さらに耐熱性も強いのでキッチン回りでは壁材のほかにも目にする機会が多い材質ですね。また、錆びにも強い耐性を持っていますのでシンクなどの水場にもよく使われています。
ステンレス壁材のメリット
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ステンレス壁材のメリットはその性質のほかにも見た目から来る「高級感」にあります。アルミニウムよりも渋く光沢のある見た目は、洗練された都会らしいクールなキッチンインテリアを構築するのにとても役立つでしょう。アルミと同様、適度に照明の光を反射してくれますのでキッチン全体を効率よく照らせるメリットもありますね。
ステンレスは材質の持ち味を増幅させる?
キッチン壁材をステンレスにして、さらにレンジフードなどの内装までもステンレスで統一することで業務用キッチン風のインテリアに改造する方もいます。逆に、壁材のみステンレスにし、あえて他のキッチン小物を木目やダークカラーで統一することでお互いの材質にある持ち味を引き出す手法も人気です。
ステンレス壁材のデメリット
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よく勘違いされる方もいますが、ステンレスは「錆びにくい」だけで「錆びない」わけではありません。錆びや摩耗に強いステンレスですが、やはり金属材であるがゆえに長時間の使用過程で錆びが発生することがあります。さらに、ステンレスは薬剤などに触れると、その強度がグンと下がることでも知られています。これも見逃せないデメリットといえますね。
経年劣化で色合いが変わることをどう判断するか
また、経年劣化により色合いが変わっていくのもステンレス壁材のデメリットの1つです。新品の状態のステンレス壁材は非常に艶やかな光沢がありますが、使い込むうちにだんだんと光沢が失われていき暗い色合いに変化します。これを「汚い」と判断するか「味わい」と評価するかで、ステンレスの向き・不向きが分かれるでしょう。
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キッチン壁材の材質③:ホーロー
ホーロー:材質ごとの特徴の違いは?
ホーローとは、アルミニウムなどの合金板のうえに、極微細なガラスの粒を吹き付けて高温で焼きつけた材質のことをいいます。ケトルやお鍋の材料としてもよく使用されていますね。ホーロー鍋は主婦の方にも古くから人気の高い調理家具の1つです。
ホーロー壁材のメリット
実はホーローはキッチンの壁材としても高い評価を得ている材質なのです。ホーロー特有のメリットはかなり多岐に渡ります。高い耐熱性と耐久性。そして、汚れにくく湿気に強く、さらには臭いも付きにくいのが魅力です。また、高熱を加えてもホルムアルデヒドなどの人体にとって有害な成分を発散させないという特徴から、安心&安全を求める方の憧れの材質となっています。
多機能なホーローの壁材も存在する
他にも、ホーローは下地になっている金属材の種類によってはマグネットに対応しているものも存在します。キッチンの壁材として考えたときにマグネットで小物ラックやタオル掛け。キッチンペーパーのホルダーなどを簡単に固定できるのは嬉しいポイントですよね。また、なかにはホワイトボードの代わりとして、マーカーペンで文字や絵を描き消しできるホーローも存在します。小さなお子さんがいるご家庭ならば、調理の傍らで子供を遊ばせられる場所として。さらには、ちょっとしたお出かけの際の伝言板としても活躍してくれるでしょう。
ホーロー壁材のデメリット
高い耐久性を誇るホーローではありますが、ガラスで覆われているとはいえ内部には金属が隠れています。そのため、摩耗により表面のガラス粒子が剥がれると、そこから錆びが発生する可能性がありますね。また、ホーローの壁材は基本的にDIYでの加工は非常に困難です。
ホーローという材質は扱いにくいのが難点か?
金属+ガラス粒子で構成されているホーローをカットするには専用の工具が必要になります。そのため、DIYで施工するのなら、あらかじめ寸法を計測したうえで業者さんにカッティングしてもらうなどの手法をとるのが一般的ですね。さらに、コストの面でもホーローの壁材は他の材質と比較して高額になる傾向があります。総じて、ホーローは優れたメリットを抱えつつも、「扱いにくい」というデメリットも孕んだ材質といえるでしょう。
キッチン壁材の材質④:メラニン不燃化粧板
メラニン不燃化粧板:材質ごとの特徴の違いは?
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これまで見てきた材質は全てが金属でした。ただ、実際の一般住居でよく使われているキッチン壁材の多くはメタルではなく「メラニン不燃化粧板」という材質です。メラニン不燃化粧板とは、すごく簡単に言ってしまえば「すごく丈夫で燃えにくいプラスチックの板」ですね。メラニン樹脂とフェノール樹脂と呼ばれる2種類の素材を高圧でギュッギュ…!と圧縮加工して作られた壁材で、キッチンだけではなく住居の建材として幅広く活用されています。
メラニン不燃化粧板のメリット
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メラニン不燃化粧板のメリットは「頑丈さ」と「カスタマイズ性の高さ」の2点です。メラニン不燃化粧板は傷がつきにくく、耐熱性に優れていますのでガスコンロやIHヒーターなどの火回りの壁材として高い適性を持っています。さらには耐水性も優れていますのでシンクなどの水回りの壁材にも活用できます。油や薬剤にも高い耐性があり、サッと拭くだけでも汚れを綺麗に落とせます。
イメージ通りのキッチンインテリアを構築できる
加えて、他の金属材質と比較してカラーや柄の種類も豊富!イメージ通りのキッチンインテリアを構築するのにベストな色やデザインを選択できます。木目「風」や大理石「風」のものもありますね。パッと見ておしゃれなキッチンの多くが、実は不燃化粧板を使用していたりします。
メラニン不燃化粧板のデメリット
メラニン不燃化粧板のデメリットは良くも悪くも「ありきたり」なところですね。幅広く使用されている材質で、使い勝手がよい分だけ使用者も多いのが特徴。~風のフェイク壁材も多くありますが、あくまでも「フェイク」は「フェイク」なのでオリジナルよりも質感では当然劣っています。また、基本的には市販されているカラーや柄をそのまま使用することになりますので、施工者の「オリジナリティ」を出しにくいのもデメリットですね。そこをどうカバーするかが腕の見せ所なのかもしれません。
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キッチン壁材の材質⑤:タイル
タイル:材質ごとの特徴の違いは?
これまで見てきた
- アルミ
- ステンレス
- ホーロー
- メラニン不燃化粧板
はパネル材の材質でした。最後に、タイル材の特徴についても簡単に見ていきましょう。タイル材は、ブロック状の小さなタイルを1枚ずつ壁面に接着剤で貼り付けていき、最後に目地を詰めて完成させるタイプの壁材です。
タイル壁材のメリット
タイルの壁材は古くから日本の住宅で活用されてきた材質です。焼き物のタイルは耐久性・耐熱性が高く、さらに耐水性や水はけも優れているのでキッチンやお風呂場などの火や水を扱う場所で活躍していました。タイル壁材のメリットは、これらの性能だけではありません。1枚1枚のタイルを組み合わせて、自由にカラーや柄を構築できるところが最大のメリットですね。ワンポイントで絵柄を作ったり、和風や洋風の雰囲気を演出したりといった、自由度の高いカスタマイズが可能!イメージとしては「レゴブロック」に近いですね。
タイル壁材のデメリット
そんな面白い壁材であるタイルですが、やはりデメリットも多く抱えています。タイル自体は確かに汚れにくいのですが、タイルの隙間の目地に汚れや油が染み込みやすいのが難点。さらに、この目地の汚れを落とすのもなかなか大変。キッチンやお風呂場などの水回りだと目地に黒カビが発生する場合もありますね。そのため、タイルを壁材として使用するのであれば、小まめな掃除が欠かせません。
タイルの難点は目地の耐久性か?
また、タイル自体の寿命はとても長いのですが目地の部分に使われる材料はあまり耐久性が高くありません。そのため、1年、2年と時間が経過していくと経年劣化によって目地に穴が開いたり、タイルが剝がれ落ちたりといった不具合が生じます。小まめな掃除に加えて、小まめなメンテナンスも必要なのです。
タイルの施工はDIYか業者使用かでコストが大幅に変わる
さらに、価格の面でもタイルは、1枚もののパネル材と比較して高くなりがち。壁材そのものの値段に加えて、リフォーム業者さんに依頼した場合には、下手なパネル材を使うよりも数倍のコストがかかるケースも十分にありえます。ただ、工事費についてはDIYで施工するのであれば節約できます。タイルを使った壁材施工は、いかに自分で作業負担ができるかで、必要経費が変わってきますね。
キッチン壁材のおすすめの選び方
キッチンの壁材を選ぶうえで重視すべき項目は?
ここまで壁材の5種類の材質について、その特徴やメリット&デメリットを見てきました。ここからは実際に何を重視して、キッチン壁材を選んでいくべきなのか。選び方について解説させていただきます!
キッチン壁材の選び方を支える4つの要素
キッチン壁材を選ぶうえで重視すべき項目は以下の4種類です。
- 使い勝手のよさ
- 安全性
- デザイン
- 価格
最重要視すべきは使い勝手のよさ
デザインだけを重視して選ぶ方もいますが、個人的には1番重要な要素は「使い勝手のよさ」ですね。特にキッチンの壁材は、汚れに強くお手入れ・お掃除がしやすいものを選ぶのがベスト!掃除のしやすさを考えるのなら、タイルよりもパネルのほうがメリットが大きいですね。パネル材のなかから、予算やご自宅のインテリアの雰囲気を考えたうえでセンスに合うものを選ぶのが無難な選択です。
安全性についても考慮すべき
特に火を扱う場所の周辺に貼る壁材は、きちんとした耐火性が担保されている材質を選ぶべきです。安さだけを重視した選択をすると、安全基準に満たない粗悪な品を掴まされる可能性があります。あくまでも個人的な見解ですが、+1~2割ほど多めにお金を支払っても安心安全に施工できる壁材を選ぶのがおすすめ。
デザインを工夫することで毎日が楽しくなる
使い勝手についてを重視するのはもちろんですが、やはりデザインにもこだわりたいですよね。アルミやステンレスの壁材であれば、都会的な風合いが映えるクール&スタイリッシュな見た目に。ホーローの壁材であれば、牧歌的な風情が活きるカントリー風の見た目に昇華します。キッチンは、ご家族の全員が1日に1回以上、必ず足を運ぶ場所です。家全体のインテリアイメージを重視しながら、壁材のデザインを選択していきましょう。
価格で選ぶならこの順番で考えよう
もちろん例外はありますが、一般的に市場で壁材を購入する場合や業者さんに依頼する場合には、
パネル>>>タイル
の順で価格が安くなりますね。パネルのほうが自分でやるにせよ、業者さんにやってもらうにせよ安くすむ場合が多いです。また、パネルのなかでも材質によって
ホーロー>>>ステンレス>>>アルミ>>>メラニン不燃化粧板
の順番で価格が変わってきます。ホーローが一番価格が高く、メラニン不燃化粧板が最安ですね。特にこだわりがないのであればメラニン不燃化粧板などの樹脂パネルから選んでおくのがおすすめ。
どうしてもキッチンの壁材選びに迷ったときには?
実店舗・ショールームを利用しよう
最近は便利な時代になったもんで、キッチンの壁材も通販ショップから購入できるんですよね。ただ、私は正直言ってキッチンの壁材を初心者さんが通販で購入するのは絶対におすすめしません。特に「どれを選べばよいのか迷われている方」は、通販ではなく実店舗で現物を見てから購入すべきです。
なぜDIY初心者はネット通販で壁材を購入すべきでないのか?
PCやスマホのモニターから壁材の色や柄を見ただけでは、なかなかインテリアイメージを掴めません。ホームセンターやインテリアショップなどの実店舗に足を運んで、実際の壁材サンプルを見てから購入したほうが、絶対に満足感を得られますし、後悔のない選択ができるかと思います。
メーカー主催の住宅ショールームはインテリアを決める道しるべ
また、メーカー主催のキッチンショールームを利用するのもおすすめです。もちろん、一切購入する必要はありません。キッチンショールームは壁材を含めたキッチンインテリアを確認するのに最適なイベントなんですよ。最寄りの住宅メーカーを探してみると、意外と田舎でもショールームって開催されていますのでぜひ探してみてください。「〇〇市(お住まいの地域名) 住宅ショールーム」などで検索すると出てくるかも。
複数の壁材を組み合わせて理想のキッチンを構築する
ここまで、どちらかというとタイルよりパネルを推してきたわけですが、個人的にはタイルの昔ながらの味わいのある雰囲気って大好きなんですよね。お手軽にタイルの壁材をキッチン回りで使用する手法としては、「複数の壁材を組み合わせる」というのがおすすめです。タイルの難点は「目地が汚れやすいこと」でした。
「こだわり」を反映させるワンポイントタイル!
そこで、キッチンのなかでも汚れにくい背面部分や目線より上の部分だけをタイルで仕上げていき、その他の部分はパネル材で構築するという方法も人気がありますね。タイルの味わいは、機能性よりもむしろ見た目にあります。そこで、目につきやすい部分だけをタイル仕上げにして、皆さん個人の「こだわり」を表に出すのです。
タイルを積極的に活用していくテクニック!
どうしてもメンテナンスに手間がかかるタイルの壁材ですが、機能面でも見た目でも遊び心でも、積極的に活用していくだけの価値は絶対にあると思います。オールタイル仕上げでキッチンの壁を施工していこうと考えている方は、「タイル目地材」にこだわるのがおすすめ。少し価格は高くなりますが、防カビ剤がブレンドされたタイル目地材を使用すると、黒カビの繁殖をおさえることができます。
タイル目地材の色は暗色系を選ぼう
また、目地材の色を暗い色にすることで汚れを目立ちにくくすることも可能です。さらに、もう1つのテクニックとしては、タイル自体をあえて大きめのものにして目地材の量を減らすというのもおすすめ。
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まとめ
壁材にこだわって清潔感と機能性を両立したおしゃれなインテリアキッチンを!
キッチンの壁材について、パネルとタイルの材質ごとの特徴や違いを見てきました。住宅のなかでも、キッチン・台所は特に汚れの発生しやすい場所です。どんなにおしゃれな見た目であっても、清潔感と機能性を損なったキッチンではとてもじゃありませんが普段使いはできません。キッチンの清潔感と機能性を決めるのは、まず「壁材」から!皆さんのお好みの壁材を上手に利用して、マイホームのキッチンインテリアを素晴らしいものに仕上げていきましょう!
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