皆さんはランニングやジョギングをするときに「心拍計付き腕時計」を装備していますか?
トレーニングをする際に重要なのは、適切なペースや負荷を維持することです。心拍計付きの腕時計を上手に活用することで、あなたの普段やっているランニング&ジョギングの効果は何倍にも向上します。
今回は、トレーニングの質を高めたい方に向けて、私がおすすめする「最新・高精度の心拍計付き腕時計」を厳選してご紹介させていただきます!時間の狂いがないのはもちろん、正確なハートレートを数値化してくれる「手放せない品」をお求めの方はぜひ当記事を参考にしてください!
目次
心拍計付き腕時計とは?
現在の身体状況を客観的に数値化してくれるアイテム
この投稿をInstagramで見る
心拍計付き腕時計は、腕時計に心拍計機能をプラスした製品です。もともと、ランニングやジョギングを行っている方は、タイムの測定やペースコントロールのために腕時計を装着している方が多いですよね。そこに着目した時計ブランドやトレーニング用品メーカーがタッグを組んで開発したのが心拍計付き腕時計。腕から伝わる脈拍を正確かつ高精度に測定し、数値化して腕時計のモニターに映し出してくれます。
ランニングやジョギングをするときの最適な心拍数とは?
すでにご存知の方が多いでしょうがランニングやジョギングをする際の心拍数は高すぎても低すぎてもよくありませんよね。ランニングやジョギングなどの有酸素運動をする際の、最適な心拍数は以下の計算式で算出できます。これが分からないと、せっかく高精度な心拍計付き腕時計をゲットしても意味がないので、この機会にぜひ計算してみてください!
{(220-年齢)-安静時心拍数}x運動強度(%)+安静時心拍数
計算式だけ見せられても「は?」って思いますよね。大丈夫です。ワイもそうでした。まず、簡単に皆さんの目標心拍数を導き出してみましょう。
最適な心拍数を導き出すステップ1:220-年齢
まずは「220」という数字から、皆さんの年齢を引いてみましょう。例えば、30歳の方であれば
220-30=190
ですね。
最適な心拍数を導き出すステップ2:安静時の心拍数を引く
次に、皆さんの「安静時の心拍数」を計測して、ステップ1で出た数値から引いてみましょう。「安静時の心拍数」とは、皆さんが朝に目覚めて活動を始める前の心拍数のことです。大体、健康な成人の方であれば60~70程度とされています。個人ごとに違ってきますので、できれば1度正確な数値を計測してみましょう。今回は、仮に65としておきますね。
190-65=125
ですね。
1分間の心拍数を測定するのは意外と簡単です。まず手首に指を当てて、30秒間の鼓動を数えましょう。「ドクンッ…ドクンッ…」って鳴ってますよね。30秒間の鼓動の数を測定できたなら、これを2倍すればOKです!
最適な心拍数を導き出すステップ3:運動強度で掛け算する
次に、ステップ2で出た数値に「運動強度」を掛け算してみましょう。「運動強度」は本人が感じる運動時の「しんどさ」や「きつさ」を数値化したものです。例えば、以下のような数値が基準となります。
- これまで運動する習慣がほとんどなかった方。自分は体力がないと自覚している方。ご高齢の方=40%(0.4)
- 学生時代に体育会系の部活に参加していたが、最近は運動する習慣がなかった方。30代~50代で少しポッチャリ肥満気味な方=50~60%(0.5~0.6)
- バリバリ運動する習慣がある方。10代~20代で活力に満ちあふれている方=60~70%(0.6~0.7)
例えば最近、脂がのってきているアラサーのワタクシ、たぬきちの場合は運動強度50%(0.5)になりますね。
125×50%(0.5)=62.5
最適な心拍数を導き出すステップ4:最後に安静時の心拍数を足し算
最後に、もう1度ステップ2で使用した「安静時の心拍数」を使用します。今回は65でしたね。この「安静時の心拍数」をステップ3で出た数字に足し算するのです。
62.5+65=127.5
この127.5という数値が、私がランニングやジョギングをする際の最適な心拍数の目安となります。
心拍計付き腕時計があれば最適な心拍数でベストなトレーニングができる!
ランニングやジョギングをする目的は人によってさまざまですよね。本格的なマラソン大会のために練習を重ねている方もいれば、ダイエット目的に有酸素運動をしたい方もいます。どんな目的でランニング&ジョギングを行うにせよ、最適な心拍数管理は極めて重要です。心拍計付き腕時計を上手に使って、ベストなトレーニングをしていきましょう。
スポンサーリンク
心拍計付き腕時計のおすすめの選び方
最高の心拍計付き腕時計を選ぶ抜くための4つの必須知識
この投稿をInstagramで見る
それではここからは、具体的に「ベストな心拍計付き腕時計を選び抜くための豆知識」を簡単に見ていくことにしましょう。心拍計付き腕時計は、カシオなどの有名時計ブランドのものから海外ブランドのものまで幅広く市場に出回っています。価格だけに目を引かれて選ぶと「安物買いの銭失い」になる可能性もありますので、簡単な選び方を把握して審美眼を磨いていきましょう!
選び方1:数値の正確性
まず、選び方を左右する要素は「正確(精確)性」です。ハートレート(心拍数)はもちろん、走った距離や走っているときの速度など細かい数値に精度と確度がなければ、お話になりません。C級ブランドのわけのわからない製品のなかには、本当にデタラメな心拍数が表示されるものがあるんですよ。
デタラメな製品は口コミ&レビューを見れば分かる?
ちなみに、私が初めて買った心拍計付き腕時計によると、私の安静時の心拍数は350でした。常人の5~6倍。化け物です、私。こういう製品は口コミやレビューを見ると酷評してくれている方が一定数いますので必ず口コミ&レビュー欄を見ておきたいですね。
選び方2:GPS機能の有無
次に、選び方を左右するのはGPS機能の有無です。ランニングやジョギングをしているときには活発に場所移動が行われますよね。ハートレートコントロールのほかにも、正確な距離や速度、位置情報を記録したいのであればGPS機能付きの製品がおすすめです。
GPS機能が付いていても価格は安め?
現行販売されている心拍計付き腕時計は、その多くがGPS機能を搭載しています。なかにはiPhoneやAndroidなどのスマートフォンと連携して、最適なランニング&ジョギングコースをピックアップしてくれる製品も存在します。「GPS機能付きの製品なんて価格が高いのでは?」と思いますよね。それが意外と価格は変わらなかったりしますので、これを機にGPS機能を使いこなしてみるのもよいでしょう。
選び方3:防水性能
3番目に選び方を左右する要素は「防水性能」です。これもある程度は備えておいてくれないと、個人的にはお話になりません。ランニングやジョギングをしていて、急な雨に見舞われる事態はわりとよくあることです。防水加工がしっかりと施してある心拍計付き腕時計であれば、突発的なスコールで水濡れしても故障の心配がグンと減ります。
雨だけではなく汗による故障も防ぐ
それに、ランニングやジョギングの際には汗をたくさんかきますからね。塩分を含んだ汗が製品の内部に入ると、驚くほど簡単に故障してしまうこともあります。それを防ぐためにも、「防水設計がされているか」はぜひ、こだわっていきたい部分です。
選び方4:ベルトの装着感
最後に見るべきポイントは「ベルト」の種類です。心拍計付き腕時計は、スポーツ向けのリストバンドスタイルの製品がおすすめ。ランニングやジョギングをしていると、どうしても腕時計と素肌が振動でこすれますよね。
体にかかるストレスの少ないものを
ベルト部分の内側にフィット感のある素材を採用している製品であれば、ランニング&ジョギング中の体にかかるストレスを軽減できます。些細なところですが、日常的に使用するものなので「装着感のよいもの」を選びたいところです。
【最新】心拍計付き腕時計おすすめ5選!
心拍計付き腕時計を使う最大のメリットはコレ!
この投稿をInstagramで見る
心拍計付き腕時計を使う最大のメリットは「ランニングやジョギングの効果を最大限に引き出せること」です。トレーニング、特にダイエット目的で運動をしている方は「あやふやさ」を何より嫌います。
- 私は客観的にこれだけ走った!
- 俺は客観的にこれだけ歩いた!
というのが明確に分かるようになるとフィジカル(身体面)に効率的な作用があるだけではなく、メンタル(精神面)にもかなりのプラス効果が期待できます。簡単にいえば「モチベーションがアップする」わけですね。モチベーションの向上は継続するのに必須!ダイエットが続かない方に心拍計付き腕時計がおすすめされる理由がそこにあります。
具体的なおすすめ心拍計付き腕時計を全てご紹介!
この投稿をInstagramで見る
ここからは、具体的におすすめの心拍計付き腕時計を厳選して見ていきましょう。特徴や魅力を比較しながら全てご紹介させていただきます。性能が申し分ないのはもちろん、あなたの腕にしっくりと馴染むデザイン性・ファッション性の高いものまで取り上げております。
スポンサーリンク
【最新】心拍計付き腕時計おすすめ①
EZON ランニングウォッチ スポーツウォッチ 心拍計 IP67防水防塵 1.22インチ大盤面表示
こちらはスマートフォンとの連携なしで使用できる心拍計付き腕時計です。GPS機能などの付加機能は搭載されていませんが、そのぶんシンプルに「心拍計」としての役割を追求した製品。仕様書のとおりに直感的に装着するだけですぐに使用できますので、設定がどうのといった面倒くささを省略できるのは嬉しいところ。柔軟性とフィット感のあるベルトも良い味を出しています。
心拍計としての機能のみを重視するのならコレ!
もちろん、防水防塵性能も高レベルのものを備えています。IP67防水防塵スペックで急なスコールやホコリに晒されても故障・不具合を起こすことなく使用できます。余計な機能がないぶん画面が大きく、ランニング&ジョギング中にチラッと目をやるだけでリアルタイムの心拍数を確認できるのが魅力ですね!
【最新】心拍計付き腕時計おすすめ②
GARMIN(ガーミン) ランニングウォッチ GPS ライフログ ForeAthlete 230J
スタイリッシュな見た目で、大人気の最新心拍計付き腕時計がこちら。円盤状の大画面液晶に、タイムや距離、ペースにハートレートなどが一覧で表示される機能性抜群なアイテムです。バッテリー搭載で約16時間の稼働が可能。Bluetoothでのワイヤレス接続でスマホと一緒に使用すれば、非常に多岐に渡る機能を簡単に使用することもできます。
実用性とデザイン性のバランスがとれた良品
いわゆる何万円もするようなハイエンドモデルのランニングウォッチにも引けをとらないクオリティ。GARMINはアメリカ合衆国で誕生したGPS機器メーカーです。徹底的に精度を高めたGPSセンサーを搭載。機能性はもちろん、ファッションにも取り入れやすい腕時計で、運動へのモチベーションが上がること間違いなしでしょう!
スポンサーリンク
【最新】心拍計付き腕時計おすすめ③
POLAR(ポラール) 【日本正規品】M200
北欧フィンランドで設計された非常にハイセンスな見た目が特徴の心拍計付き腕時計がこちら。「POLAR(ポラール) M200」は装着したまま水泳ができるほどの圧倒的な耐水性は多くのユーザーから好評を得ています。心拍計はスマホと連携させなくても正確に計測できます。ただ、メーカーから公式配布されているアプリと一緒に使うのがおすすめ。
24時間ストレスなく付け続けられる腕時計
1日の活動量や消費カロリーに睡眠時間まで、的確に測定できるのが魅力のアイテムです。デザインだけではなく、装着感にもこだわりが光る製品でトレーニング時だけではなく本当の意味で24時間ずっと付け続けられる腕時計に仕上がっています。消耗品のベルトは公式から交換部品として販売されていますので、長く愛用し続けられるパートナーの地位を与えてあげられる心拍計付き腕時計ですね。
【最新】心拍計付き腕時計おすすめ④
◎SOLUS(ソーラス)スポーツウォッチ Leisure 800 [ SOLUS-01-800 ]
こちらはスマホ不要の心拍計付き腕時計です。スマートウォッチほどの多機能性はありませんが、そのぶんだけ頑強かつシンプルに作られています。心拍数を計測する際には、腕時計本体に内蔵されているセンサーをタッチするだけでOK。数秒後にはリアルタイムの心拍数が画面に分かりやすく表示されます。
信頼性の高い心拍計付き「アナログ」腕時計
「多機能?スマホ?そんなもんいらん!」という方にはコレもおすすめ。アナログ時計としての信頼性はもちろんですが、年齢ごとの心拍数ターゲットゾーンが付属しているなどユーザーに配慮した工夫が嬉しいですね。チープさを感じさせない無難なデザインにリーズナブルな価格帯。お手軽に心拍数管理のトレーニングを始めたい方には最良の選択肢となりえるでしょう。色はブラックのほかにもホワイトやピンク、ブルーなどのカラーバリエーションが用意されています。
スポンサーリンク
【最新】心拍計付き腕時計おすすめ⑤
MIO Alpha 脈拍計付き腕時計
アメリカのフィリップス研究所で精度検証済み。安心と信頼の心拍計付き腕時計がこちら。丸洗いできるほどの圧倒的な防水性を備えたトレーニング用品です。腕時計のパネル裏側に高感度センサーが搭載されており、普通に腕に巻き付けるだけで心拍数をリアルタイムで簡単に測定することができます。
あなたにとっての相棒になる製品
また、あらかじめユーザーの年齢や身体状態を登録しておくことで、ベストな心拍数の目安を表示してくれるのも嬉しいポイント。iPhoneと連携することで各種フィットネスアプリと情報を共有させ、トレーニングの効率向上に一役買ってくれます。ランニングやジョギングのほか、ジムでの体力作りにも手放せないアイテムですね!
まとめ
心拍計付き腕時計で最先端トレーニングを実践しよう!
ハートレート?GPS?なにそれ美味しいの?という時代はもう過去のものとなりました。もはや、心拍数を測定しながらランニングやジョギング、その他の有酸素運動を行うのが当たり前の時代になったのです。「何となく走る」「何となく歩く」というやり方は平成の時代で終焉を迎えました。令和の時代からは心拍計付き腕時計を装着しての最先端トレーニングを実践する世の中です。まだ、心拍計付き腕時計をゲットしていない方はぜひこの機会に最良の製品をその手に掴んでみてください!
ベアフットシューズに興味がある方はこちらもチェック!
当サイト「タヌドア!」には、心拍計付き腕時計と同じくランニングやジョギングなどの効果をアップしてくれると評判の「ベアフットシューズ」を特集した記事も掲載されております。腕時計の次に、NEWシューズ。究極まで機能を削ぎ落したベアフットシューズの魅力が気になる方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!
当サイト「タヌドア!」は、よくあるキュレーションサイトやまとめサイトと違い、管理人のたぬきちが自分自身で書き上げた記事のみを掲載しております。
「生涯更新」をコンセプトに、無料で読めるWebマガジンとして皆さんの生活を豊かにできる情報を発信いたします。Twitter始めました!お気軽に話しかけていただけると、たぬきちは喜びのあまり歌い出します。