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Le sourireスリム二つ折り本革財布のリアルな使用感とは?

2つ折財布のオリジナル画像
  • 安くて高品質な革財布を探している方
  • 利便性の高い二つ折り財布を探している方
  • プライベートからビジネスまで幅広く使える落ち着いたデザインの財布を探している方

今回は、以上のような方たちに向けて、私なりの解決策としてLe sourireの「スリム 二つ折り本革財布」をご紹介していきます。

皆さんは財布を購入する際にどの程度の予算をかけますか?私は、「財布にお金をかけるよりも中身にお金を入れたい派閥」に属する人間なので、できるだけ予算をおさえた財布選びをしています。

ただ、安物の財布はそれだけ地雷も増えるものです。例えば、革財布であれば縫製が適当で強度が低い製品であるとか、小銭入れ部分の革が薄い製品であるとか価格なりの粗悪品が多く出回っています。

私も何度か、そういった粗悪な財布を購入したことがあります。通販サイトのレビュー欄だけを見ても、なかなか正確な判断は難しいですよね。せっかく価格をおさえた財布選びをしていたのに、すぐに使えなくなってしまったのでは「安物買いの銭失い」です。

そこで、今回は「安くて丈夫な革財布」をご紹介したいと思います。

「でも、購入後すぐの新品状態じゃキレイなのは当たり前じゃね?」

という声に答えるために購入後、すぐのレビューではなく、購入から三カ月後使い続けてみたうえでレビューしていきます。実際に使用してみたうえでの実体験を踏まえつつ、この財布の真価を解き明かしていこうと思います。

紅のたぬきち
紅のたぬきち
低価格で十分な性能をもった平均点以上の革財布を探している方は、ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。

Le sourire「スリム 二つ折り本革財布」ってどんな財布なの?

私がこの財布を購入したのは2018年10月4日です。この記事を書いている2019年1月6日までの間、約三カ月以上ほぼ毎日ズボンのポケットに入れて使い続けてきました。そのうえでの正直な使用感をまじえがら、どんな財布なのかを解説していきますね。

財布のカラーは4色

二つ折りの革財布画像1

この財布のカラーは4色あります。

  • ブラウン
  • ブラック
  • ブルー
  • レッド

です。

ただ、このカラーは財布の内張りに使われているマイクロファイバーレザーの色であって、財布全体の色というわけではありません。ちなみに私が選んだのはブラウンです。

外側から見た際の色は全てブラック。耐摩耗性の高いフルグレインレザーを使用してあります。そのため、あくまでこのカラーバリエーションは財布の「アクセントカラー」といった位置づけでしょう。

素材の質感は?

表面の黒いフルグレインレザーは艶消し加工が施されているようで非常に落ち着いた色合いをしています。指で触ってみると、軽い弾力があり反発してきます。かための革というよりは柔軟性のあるやらかめの革といった仕上がりです。

やわらかめの革というと、耐久性に不安を感じるところではあります。私も使い始めのころは正直「こんなに革がやわらかいのでは、すぐにボロボロになりそうだな」と不安を覚えました。しかし、三カ月間、日常使いで使用しても目立った傷はありません。これは嬉しい誤算です。

フルグレインレザーの看板に偽りはないようで、使いこんでいくと黒い革の表面に適度な皺が生まれて味わいが出てきているように感じます。雨天時にも携帯していたことがあったので、水濡れや湿気で表面の革がもっと劣化するものかと思っていましたが意外なほどしっかりと作られていますね。

艶消しされた表面の革も内側のアクセントレザーも、安物財布に見られるチープ感を上手に消すのに一役買っているように思います。内張りのレザーが会計時にだけチラリと顔を見せるのもワンポイントアクセントとして味のある演出です。

サイズはどのくらいなの?

こちらの財布のサイズは成人男性の手にすっぽりと入る程度の大きさに仕上げられています。厚みは紙幣や硬貨を一切入れていない状態で15mmです。ただ、硬貨を入れていくとそれなりに厚みが増していきます。

二つ折り財布はコンパクトさも大切なポイントです。こちらの財布は、デニムのポケットに入れやすいサイズ感で会計時の出し入れもしやすく作られていますね。財布の角が丸く加工されているので指を傷めずにスムーズに取り出せます。

ただ、硬貨を少し多めに入れると財布のシルエットが丸く崩れていくのは二つ折り財布の宿命ですね。普段、多めに硬貨を使う方は、別に小銭入れを購入したほうがよいかもしれません。

縫製はきちんとされているの?

縫製は革の色に合わせた糸で行われています。縫い目は均等で、特に乱れは確認できません。これは個体差がありそうなので、たまたま私が購入した製品が当たりだったのかもしれません。あくまで参考程度にしてください。三カ月、日常的に携帯して使ってきましたが縫い目が崩れた部分は見当たりませんね。

小銭入れはボタン式

二つ折りの革財布画像2

小銭入れ部分の金具はボタン式です。格安革財布はそもそも小銭入れが付いていないものや、小銭入れが付いていても容量が少なすぎるものが多いですが、こちらの財布は硬貨40枚~50枚ほどを収納できるだけの容量を持った小銭入れが設けてあります。

私がこちらの財布を購入した動機にもなったのが、この小銭入れです。もともと私はジッパー式の小銭入れの付いた格安の革財布を選んで使っていました。

以前、粗悪なボタン式の小銭入れ付き革財布を使っていた際に、ボタン部分がゆるくなっていることに気付かず、会計時にズボンから取り出したはずみで硬貨をぶちまけてしまったトラウマがあったからです。

以降は、しっかりと硬貨を収納できるジッパー式の製品を選んで使っていました。ただ、長年ジッパー式の小銭入れ付き財布を使っていて気付いたことがあります。毎回、ジッパー部分が壊れることが原因で財布を交換しているのです。どんなメーカーの財布であっても、私が使用するとジッパーから最初に壊れていきます。

なぜ、ジッパーから最初に壊れるのかと考えてみたのですが、答えは単純でした。ジッパーを酷使しすぎているのです。

私は紙幣に嫌われ、硬貨に愛されている人間です。

会計時には主に硬貨を使います。毎日、平均して5回以上は小銭入れ部分を開閉していますから、摩耗の激しいジッパー式だともたないのでしょう。

そこで、今回の財布を購入するに際して、久しぶりにボタン式の小銭入れ付き財布を選択した次第です。これが大当たりで、三カ月使用してもゆるくならずに、ガチっと固く小銭入れ部分を閉じてくれています。ワンタッチで小銭入れを開閉でき、さらに取り出し口が大きく広がるので取り出したい硬貨を手早く見つけられるのも嬉しいポイントです。

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Le sourire「スリム 二つ折り本革財布」の小銭入れはどんな感じなの?

ただ、使用していて少し気になったところもあります。こちらの財布は、構成として

  • ボタン式の小銭入れに1ページ
  • 札入れとカード収納に1ページ

と完全に分かれています。

会計時にひと手間、余計にかかる

すなわち、小銭入れのページからは紙幣を取り出せないのです。紙幣と硬貨を両方使って会計をする際には、少し手間がかかりますね。私は、例えば1,052円の買い物をするとまず硬貨から先に出し、最後に紙幣を出します。

小銭入れを開き、硬貨を取り出し、小銭入れを閉じ、ページを変えて紙幣を取り出すといった動作で会計を行います。1ページで硬貨と紙幣にアクセスできる財布と比較するとワンアクション、必要な動作が増えるわけです。

日常使いとして購入する財布は、文字通り「毎日使っていく」わけですからできるだけ会計時にかかる手間が減るような工夫が欲しかったですね。

硬貨を入れすぎると小銭入れを閉められなくなる

それと、小銭入れに関してもう1つだけ注意点があります。こちらの財布の小銭入れはボタンの配置が、「硬貨を一切入れていない状態」で最適化されているようです。つまり、10円玉や100円玉を多めに入れるとボタンの噛み合う部分が重ならずに閉まらなくなります。

私見ですが、具体的には硬貨が50枚を超えてくると、小銭入れの開閉に苦労を感じるようになってきますね。1円玉や5円玉は自宅の貯金箱などに適宜、入れていくようにするとストレスなく財布を使えるようになるかと思います。

硬貨が少ないうちは何の問題もなくスムーズに開閉できます。しかし、硬貨が増えるにしたがって小銭入れを開閉しにくくなっていきます。硬貨を多めに持ち運びたい方は他に小銭入れを購入するか他の製品を選んだほうがよいかもしれません。

Le sourire「スリム 二つ折り本革財布」にはカード入れがいくつある?

カード入れポケットは計8個が設けられています。バンクカードや運転免許証がぴったり入るサイズです。縦に入れるタイプのカード入れポケットが左右3個ずつの計6個。横に入れる少しワイドなカード入れポケットが左右1個ずつの計2個といった構成です。

ただ、こちらの財布はウォレットチェーンを付けるための穴がありません。不注意で落とした際のセーフティがないので、あまりカードを入れすぎるのは個人的にはおすすめしません。特に大事なクレジットカードなどは入れないほうがよいかもしれませんね。

ちなみに私は運転免許証とバンクカードを2枚。デビットカードを1枚の計4枚をおさめて使っています。

カード入れを使うときの注意点

カード入れは、右側の裏に小銭入れがある面と左側の何も裏にない面の2通りがあります。小銭入れがある面にカードを入れると、硬貨にカードが圧迫されて取り出しにくいので注意です。

また、裏側にある硬貨とカードが擦れて財布を傷める可能性があります。頻繁に日常で使用するカードは左側の何も裏にない面に設けられたカード入れを使うとスムーズに取り出し・収納ができるでしょう。

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Le sourire「スリム 二つ折り本革財布」の札入れはどんな感じなの?

二つ折りの革財布画像3

札入れは2レーンが設けてあります。札入れ部分の内側は黒いナイロン素材です。縁の部分はカラーレザーで囲われており、内側にナイロン素材が帆のように張られて縫い付けられています。

この内側に張られたナイロン素材は一見するとチープなようにも思えたのですが、触ってみると繊維が編み込まれているのが分かります。強めに指で引っ張ってみましたが、ほつれたり破れたりする気配はありません。

目に見えない部分なので、メーカーも手を抜いているかなと思いましたが、やりますねえ。こういう隠れた部分をしっかりと作っているメーカーは個人的に好感が持てます。

Le sourire「スリム 二つ折り本革財布」の総評

それでは、Le sourireの「スリム 二つ折り本革財布」について総評をまとめていきたいと思います。

管理人が点数を付けるなら80点!

私がこの財布に点数を付けるとするなら、80点ですね。小銭入れや、札入れなどの細かなところに多少不満点はありますが、リーズナブルな革財布としては十分に合格点を付けられる製品です。

三か月使用してみましたが、壊れたり機能不全に陥ったりする気配はありません。それどころか、購入時は初々しかった革の角が取れて、味わいが出てきたように感じます。

デザインや色合い、素材にチープさは感じられませんので普段使いはもちろん、ビジネスシーンでも使用できる製品だと思います。

私はプライベートだけでなく仕事にもこちらの財布を携帯しますのでカラーは落ち着いたブラウンにしました。しかし、レッド、ブルーも遊び心があって良さそうですね。普段、スーツで働いているサラリーマンの方ならばブラックも合いそうです。

もちろん、何万円もするような高級な革財布ほどのラグジュアリー感はありません。ただ、私のような、低価格でそれなりの財布を持ちたいと願っている者にとっては購入して損はない製品だと思います。

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まとめ

財布選びは本当に、センスが試されますよね。日常的に携帯するものであるからこそ、みすぼらしさやチープさを周囲の方に感じさせない製品を選びたいところです。今回はLe sourireの「スリム 二つ折り本革財布」をご紹介してきました。

私は「安くて良いもの」が大好きなので、これからも隠れた名品を発掘していこうかと思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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