皆さんはどのメーカーの冷蔵庫(冷凍庫)を使用していますか?ちなみに、私はシャープ製の3ドア冷蔵庫を8年使用しております。三段式で一番下の段が冷凍庫(冷凍室)です。最近の冷蔵庫は冷蔵だけでなく、冷凍機能があるものが主流ですよね。
今回は、そんな冷凍庫が冷えないor凍らない、あるいは庫内の食品が溶ける場合に、まず疑うべき原因とその対処法についてご紹介します。
故障修理に出したり、新品に買い替えたりする前にまずチェックするべきことを知りたい方や、冷凍庫に不具合が出て困っている方はぜひ最後まで当記事をお読みください!
目次
冷凍庫が冷えないor凍らない!?
楽しみにとっておいたアイスが溶ける
お風呂上りに食べようと思っていた私の明治エッセルスーパーカップチョコクッキー味が溶けている!
そんな悲しい事態に陥った経験がありませんか?アイスクリームはもちろん、食べ切れなかった食材や冷凍食品を保管しておく冷凍庫。現代人の生活になくてはならない便利なアイテムですよね。そんな冷凍庫が思うように冷えないor凍らない、あるいは庫内の氷や食品が溶けるようになった場合に、すぐに「故障だ!」と判断して電気店に走るのは早計かもしれません。
故障修理とは縁遠い日本の電化製品
日本の電化製品はメンテナンスフリーだとよく言われます。特に冷蔵庫(冷凍庫)はオートで霜取りなどをしてくれる製品が一般的。ただし、冷凍庫については本当にちょっとした原因で冷えないor凍らない事態になることがありえるのです。
故障と判断して新品に買い替える前に
冷蔵庫(冷凍庫)は買い換えるとなると購入費のほかに処分代金などそれなりの金額が必要となります。「不具合だ、よし即買い替えよう!」と判断するのは早計かもしれません。
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冷凍庫が冷えないor凍らない原因①
ドアが開けっ放しになっている
まずはもっともよくある冷凍庫が冷えないor凍らない原因パターン、冷凍庫のドアが開けっ放しになっている場合を解説しましょう。
冷凍庫の本体とドアの接触部分にはクッション性・密封性の高い素材が備え付けてあります。完全に開けっ放しになっている場合のほかにも、冷凍庫の本体とドアとの間にほんのわずかな隙間が発生するだけでも、冷凍庫内の温度はグングン上がってしまいます。氷やアイスが溶ける原因として、一番多いのがコレ。
「開けっ放しになんてしないよ」という油断は大敵!
「開けっ放しなんて……そんな初歩的なミスは犯さないよ!」と思っているそこのあなた。危ないですよ、その油断。冷凍庫に、パンパンに物を詰めていませんか?あるいは、スーパーマーケットやコンビニで購入した食料をビニール袋そのままに冷凍庫に突っ込んではいませんか?
私のスーパーカップがトロトロに溶ける事態に陥っていた原因は、セブンイレブンのビニール袋が冷凍庫の本体とドアの隙間に挟まっていたことにありました。1mmにも満たないような隙間からでも、冷凍庫の冷気は逃げていきます。
開けっ放し以外にも隙間があいている場合も注意
完全にドアを開けっ放しにしている方は少ないですが、隙間に何かを挟めたままにしている方は多いです。いま一度、冷凍庫がしっかりと閉まっているかをチェックしてみましょう。
ドアを開けっ放しにしている、あるいは隙間があいている場合には電気代も余計にかかるので、まさにダブルパンチですね。
冷気がドアの隙間から逃げていないかをチェックしよう
開けっ放しになっていない場合や、冷凍庫本体とドアとの間に何も挟まっていない場合であっても、冷凍庫のドアパッキンが汚れていたり、冷凍庫内に物を詰め込みすぎてしっかりとドアが閉じられていなかったりすると同じように冷気が逃げてしまいます。冷凍庫が冷えないor凍らない場合には、まずドアのチェック。これは鉄則ですね!
冷凍庫が冷えないor凍らない原因②
設定温度を確認しよう
設定温度の確認も、必ずやっておきたいチェックの1つです。関係ないですが、私が初めて購入した冷凍機能付きの冷蔵庫には「設定温度」を変える機能はありませんでしたね。最近、メーカーから販売されている冷蔵庫(冷凍庫)はそのほとんどに設定温度の変更機能が標準装備されています。
私の使用している製品は、上段の内側、左側面に設定温度を変更するダイヤルが付いています。私の冷蔵庫(冷凍庫)は「弱」「中」「強」に「省エネ」と4つの設定ができますね。さすがシャープ製です、ふふん。
ご家庭にある冷蔵庫(冷凍庫)の設定パネルを見てみよう
皆さんのご家庭にある製品はいかがでしょうか?冬場の寒い時期には「弱」や「省エネ」設定にしておくと余計な電力消費をおさえて電気代を節約してくれます。ただ、やはり夏場の猛暑になると「中~強」の設定にしておかないと冷凍庫内の食品がじんわりと溶け始めますね。
季節にマッチした温度設定になっているか?
ダイヤルで温度設定を調整できる冷蔵庫(冷凍庫)を使用している方は、季節にあわせた出力設定になっているかを1度チェックしてみましょう。「強」などのよく冷える設定に切り替えることで冷凍庫が冷えないor凍らないという事態を解決できる場合があります。
特に真夏の猛暑中は要注意!
特に私のような貧乏性で、真夏でもエアコンを極力使わず扇風機で対処している方は要注意です。外気温が30度を超えているケースでは「弱」設定のままだと冷凍庫が思うように冷えないor凍らない場合がありえます。これを機に1度、ご家庭にある冷蔵庫(冷凍庫)の温度設定を確認してみましょう!
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冷凍庫が冷えないor凍らない原因③
冷凍庫の内部に霜が付着している
霜が付着している場合も要注意です。
「霜(しも)」とは、空気中にある水分が冷えて結晶化した物質のこと。よく、スーパーマーケットの冷凍コーナーに白いツンツンの氷粒があるのですが、あれが霜ですね。
一般家庭用の冷蔵庫(冷凍庫)にも、霜は発生します。ただ、最近の製品は「霜取り機能」が標準装備されているものがほとんど。たまに冷蔵庫(冷凍庫)がブーンっと重低音で唸(うな)っていることがあるかと思います。あれが霜取り中のサインです。
自動霜取り機能が付いているものでも霜の脅威は残っている
安価な製品の場合には霜取り機能がないものもまだあるようですね。また、霜取り機能がある製品であっても、ちょっとした原因で冷凍庫内に霜が残ってしまう場合があります。
霜が残留していると、その霜によって冷凍庫本体とドアの間に隙間が生じて冷気が逃げたり、電気代が余計にかかったりといった不具合が生じる可能性が高まります。
霜は冷凍庫内のどこにでも発生しますが、私の使用している冷蔵庫(冷凍庫)の場合には特によくできる部分は冷凍庫内の奥のほうです。
手を伸ばして庫内の奥、冷蔵庫(冷凍庫)の背部方向を触ってみてください。霜のひんやりザラザラとした感触が伝わってきたなら要注意です。
冷凍庫が冷えないor凍らない原因④
機械的な故障を疑う段階
上記の原因以外で冷凍庫が冷えないor凍らない場合には、いよいよ製品自体の故障を疑わなくてはならないかもしれません。
冷蔵庫(冷凍庫)の寿命とは?
一般的に冷蔵庫(冷凍庫)の寿命は10年前後だと言われています。ドアの開閉を頻繁に行っているご家庭では寿命が早まる傾向がありますね。
無料修理保証の期間内かどうか
電気店などでは長期無料修理保証サービスを付けられる場合もあります。例えば、ケーズデンキさんの場合は、3年・5年・10年と保証を付加できますね。
もしも、冷蔵庫(冷凍庫)を新規購入してからすぐに不具合が出た場合には、できるだけ早めに購入店舗に連絡してください。
「おい、壊れたぞ修理しろや」という意思を、オブラートに包んで電気店の担当者さんに伝えれば、きっと快く対応してくれるはずです。
保証期間なのに対応が悪いところは、口コミにはっきり書いてあげましょう。次の被害者が減ります。
10年を過ぎたら買い替え時?
もちろん、10年より長く使用できるケースもありますが、冷蔵庫内に使われているサーモスタットなどの部品は大体10年ほどでガタがくる場合が多いです。それに、10年経つと技術革新により、さらに電気代が安い冷蔵庫(冷凍庫)が売られ始めますから「買い替え時」と言えるかもしれません。
故障は有償でも修理できるが
ただ、メーカーに依頼すれば有償修理することも可能です。その場合の相場は9,000円~3,5000円程度とかなり幅がありますね。根幹に関わる部品が故障した場合には購入費用よりも修理費のほうが高くなるというワケの分からない事態に陥ることもあります。あまりにも高額な修理費がかかる場合には、潔く買い替えましょう。
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冷凍庫が冷えないor凍らないときの対処法①
しっかりと冷凍庫のドアを閉めよう
まずは冷凍庫のドアをしっかりと閉めていなかったために、冷えないor凍らない事態に陥ったときの対処方法について見ていきましょう。
もっともよくあるケースであり、もっとも対処方法がシンプルなケースでもありますね。冷凍庫のドアを開閉する際には、隙間なくドアが閉まっていることをよく確認するようにしましょう。
ドアの開閉は少ない回数に!バタン閉めも控えよう
また、ドアの開閉はできるだけ少ない回数におさえること。そして、「バタン!」と勢いよくドアを閉めることは避けることも重要です。特に後者は、冷蔵庫(冷凍庫)のドアパッキンを傷めてしまう原因にもなりますので、ドアを開閉する際には優しく行うようにしましょう。
ドアパッキンの故障はDIYで修理可能?
もしも、冷蔵庫(冷凍庫)のドアパッキンが汚れている場合には濡れ雑巾で水拭きしてから乾拭きして綺麗にしておくだけでも密封性が高まります。また、もしも、冷蔵庫(冷凍庫)のドアパッキンが破損している場合には電気店や通販サイトで対象製品に合ったドアパッキンを探してみるのも良いでしょう。
冷凍庫が冷えないor凍らないときの対処法②
設定温度のミスマッチをなくそう
設定温度がミスマッチしているケースも意外と多いですね。特に夏場に冷凍庫が思うように冷えないor凍らない場合には、設定温度が「弱」設定になっていないかを必ずチェックしておきましょう。ゴールデンウィークを過ぎたなら、冷蔵庫(冷凍庫)の温度設定を見直す時期にきています。
設定温度の目安は?
目安としては
- 3月~6月は弱~中設定
- 7月~9月は中~強設定
- 10月~2月は中~弱設定
といった感じで切り替えていくと電気代の無駄を省きながら、効率よく冷凍庫を使用できます。面倒くさい方は常に「強」設定でも大丈夫ですが、少しだけ電気代がかさみますね。
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冷凍庫が冷えないor凍らないときの対処法③
定期的に霜を除去しておこう
冷凍庫の庫内に霜が付いている場合の対処方法も、やはりシンプルです。霜を除去してしまいましょう。霜を除去する方法としては、ヘラなどでコソギ落とすのがもっとも単純で分かりやすいですね。
ただし、無理やり金属ヘラでガシンガシンと霜を除去するやり方は絶対にNGです。
冷蔵庫(冷凍庫)の霜取りは丁寧に行わなければ付属の樹脂製トレーを破損させてしまう可能性があります。また、冷蔵庫(冷凍庫)の内部には重要なパイプなどの部品も備え付けてありますので、力任せに霜取りを行うのは絶対にやめるべきです。
安全に効率よく霜取りを行うための方法をご紹介!
そこで、今回は冷凍庫の霜取りをできるだけ安全に、かつ効率よく行える方法を1つご紹介します。
冷凍庫の霜取りを行うために必要なものは以下のとおりです。
霜をコソギ落とすために使用するヘラ
このヘラはお好み焼き用の金属ヘラではなく、木製ヘラやプラスチック製のヘラを使用してください。金属製のヘラを使うと冷凍庫を傷めてしまいますので絶対に使用しないでください。
ドライヤー、または扇風機・送風機
ドライヤーがおすすめですが、もしもドライヤーを使用する場合には「温風機能」ではなく「冷風(常温風)機能」を使用してください。
クーラーボックス
作業には1~2時間前後の時間を要します。もしも、傷みやすい食品などがある場合には、クーラーボックスなどに避難させておきましょう。
タオルを複数枚
ハンドタオルなら3枚程度。大きめのバスタオルも1枚用意すると作業が捗ります。
具体的な霜取り作業の方法を見ていこう
それでは、霜取り作業の具体的な方法を見ていきましょう。
霜取り手順1/7.バスタオル(新聞紙などでも可)を床に敷く
作業に入る前に、大きめのバスタオルを冷蔵庫(冷凍庫)の周辺に敷いておきます。作業中は霜から溶け出た水分で床が濡れてしまいますので、あとあとのお掃除の手間を減らすためにもバスタオルなどを床に敷いておきましょう。もしも、バスタオルがない場合には新聞紙などでも代用できます。
霜取り手順2/7.冷蔵庫(冷凍庫)の電源をOFFに
まずは、冷蔵庫(冷凍庫)の電源をOFFにしてください。作業は冷蔵庫(冷凍庫)のドアを常に開放した状態で行います。電源をONにしたままだと余計に電気代がかかりますし、内部センサーなどの誤動作で故障に繋がる可能性もありますので必ず電源をOFFにしてください。
霜取り手順3/7.冷蔵庫(冷凍庫)の中身を外に取り出そう
次に、内部の食品類を冷蔵庫(冷凍庫)から取り出します。もしも、傷みやすい食品などがありましたらクーラーボックスに避難させておきましょう。このときに冷蔵庫(冷凍庫)のなかに付いているトレーなどの外せる部分も取り外しておきます。ただし、トレーなどの付属品はわりと簡単に破損しますので、もしも外しにくさを感じたなら無理に取り外す必要はありません。
最近は少なくなってきましたが、もしも排水ホース付きの冷蔵庫(冷凍庫)をお使いの場合には、排水ホースを適切な排水場所に設置しておきましょう。
霜取り手順4/7.ドライヤーなどで霜に風をあてよう
ここから、いよいよ霜を除去していきます。まず、ドライヤー(扇風機・送風機)で霜に向かって風をあててください。いきなりヘラで削いでいってもOKですが、ぶ厚い霜の場合には思うようにヘラが霜に食い込まずに除去作業が進まない場合が多いです。まずは、ドライヤーなどで風を集中的にあてて霜を溶かし、霜をやわらかくしましょう。
上記動画にもありますが、このときには温風ではなく冷風をあててください。霜を溶かすために温風・熱風をあてたくなりますが、急激な温度変化で冷蔵庫(冷凍庫)のパーツが歪む原因になります。冷風でも十分に霜はやわらかくできますので、ここだけは特に注意してください。
霜取り手順5/7.優しくヘラで霜をコソギ落とそう
風を1分程度あてただけでも、霜の強度はかなり脆くなります。霜がある程度溶けたところを見計らって、ヘラでコソギ落としていきましょう。このときに「ガッ!ガッ!」と力を入れてコソギ落とすのではなく、アイスクリームをすくいとるように優しく霜を除去していきます。力でコソギ落とそうとすると、冷蔵庫(冷凍庫)を傷めてしまうので注意です。もしも、霜がまだ硬い場合には、再度ドライヤーなどで風をあててください。
霜取り手順6/7.タオルで冷蔵庫(冷凍庫)の内部にある水分を除去
霜の除去が終わったなら、タオルで庫内の水分を拭きとっておきます。ついでに汚れも落としておくと一石二鳥です。このときには必ず乾いたタオルで作業を行ってください。庫内に湿気が残っていると、その水分から霜が発生するケースがありますので、乾いたタオルで乾拭きをして仕上げていきましょう。
霜取り手順7/7.避難させておいた食品などを元に戻そう
これで、霜取り作業は完了です!冷蔵庫(冷凍庫)に取り外したトレーを装着しなおして、クーラーボックスに避難させた食品をもとに戻し、電源をONにしましょう。冷蔵庫(冷凍庫)のお掃除は数か月に1回程度やるご家庭が多いですが、このお掃除のついでに霜取り作業も行っておくと手間が省けて良いですね。
もっともシンプルで効果的な霜取り方法とは?
もっともシンプルで効果的な霜取り方法は、3日程度冷蔵庫(冷凍庫)を完全にOFFの状態にすることです。1人暮らしで食品の備蓄をほとんどしていない方や、予備の冷蔵庫(冷凍庫)を持っている方は、この対処方法がもっとも単純明快で効果的。
霜を徹底的に自然解凍してしまう
冷蔵庫(冷凍庫)の最深部、奥の奥にある厚い霜まで溶かしきってから、タオルで水分を拭きとることで綺麗に霜取りすることができます。夏場であれば24時間程度エアコンをかけずに放置。冬場であれば72時間程度、電源OFFの状態で放置して霜を自然解凍しましょう。たったこれだけのことで、冷えないor凍らない状態を打破できる可能性があります。冷蔵庫(冷凍庫)を捨ててしまう前にぜひ試してみてください!
冷凍庫が冷えないor凍らない原因と対処法:番外編
他の冷凍庫が冷えないor凍らない原因・対処法も簡単解説
以上がメジャーな冷凍庫が冷えないor凍らない原因と対処法です。ただ、この他にも冷蔵庫(冷凍庫)を使用していくうえで注意したいことがあります。今回は番外編として、冷凍庫が冷えないor凍らない事態に陥らないためにやっておきたいこともご紹介しますね!
温かい食べ物・飲み物をそのまま入れるのはダメ!
よく温かい食べ物・飲み物をそのまま冷蔵庫(冷凍庫)に入れてしまう方がいます。「まあ、大丈夫だろう」と安易に入れてしまいがちですが、実はこれは絶対にNGです。基本的に、冷蔵庫(冷凍庫)は常温の食べ物・飲み物を冷やすように設計されていますので、高温のものを庫内に入れると故障を誘発する原因となるのです。
食べ物・飲み物を冷蔵庫(冷凍庫)に入れる場合には、必ず常温に冷ましてから!
これはご家庭で絶対に徹底しておきたいルールですね。
食品の入れすぎも冷えないor凍らない原因に!?
冷蔵庫(冷凍庫)の内部にある冷気は使い捨てではありません。循環してリサイクルされています。食品をぎっちりと隙間なく詰め込みすぎると、冷気を循環させるための通り道がなくなってしまい、冷蔵庫(冷凍庫)が本来もっている性能を発揮できなくなる場合があります。
あまりにもギッチギチに食品を庫内に詰め込んでいるご家庭は要注意です。
人生はもちろん、冷蔵庫(冷凍庫)にもゆとりは必要!これも覚えておきたいルールですね!
冷気の排出口をふさがないようにしよう
冷蔵庫(冷凍庫)の庫内には、必ず冷気の排出口が存在します。冷気排出口の前に食品の箱などを置くと、思うよう冷えないor凍らない原因になります。これは製品によって場所が変わりますので内部の様子や仕様書などを確認しておきましょう。
もしも、冷気の排出口の前に食品などが置かれている場合には、置き場所を変えるなどしておくと万全の状態で冷蔵庫(冷凍庫)を使用できます。
冷蔵庫(冷凍庫)の置き場所にも要注意!
冷蔵庫(冷凍庫)の置き場所にも注意が必要です。壁に密接して冷蔵庫(冷凍庫)を置くのは絶対にやめましょう。冷蔵庫(冷凍庫)は外に暖気を逃がすことで、内部を冷やしています。壁に製品を密接させて設置すると、暖気が冷蔵庫(冷凍庫)の外側部分にこもって、冷蔵庫(冷凍庫)本体が高温になっていきます。
高温になった製品外側の熱は、確実に冷蔵庫(冷凍庫)の内部に浸透していきますので冷凍庫が思うように冷えないor凍らない事態に陥るのはもちろん、故障の原因にもなります。冷蔵庫(冷凍庫)は必ず、壁から離れた場所に設置してください。
直射日光が当たる場所は設置場所として不向き
また、直射日光が当たる場所に冷蔵庫(冷凍庫)を設置するのもおすすめできません。冷蔵庫(冷凍庫)は便利なアイテムですが、デリケートな製品でもあります。意外と設置場所に制約が多い製品でもありますので注意してください。
まとめ
氷やアイスが溶ける!そんな悲しい事態を未然に防ごう
夏の暑い時期には、冷凍庫で作った氷でキンキンに冷やした飲み物が欠かせません。困ったことに、冷凍庫が冷えないor凍らない事態に陥るのは、冷えた飲み物や氷が必要となる真夏であることが多いです。日頃から冷蔵庫(冷凍庫)を適切に使っていくことで、本当に冷凍機能が必要な時期にも万全な状態で製品を使用できるでしょう。
冷凍庫のアイスクリームや氷が溶ける!
そんな悲しい事態は何としても防ぎたいところです。
冷蔵庫(冷凍庫)が思うように冷えないor凍らない。あるいは冷凍食品が溶けるような事態になったときには、ぜひ当記事の対処方法を参考にしながらベストな解決法を見つけてください。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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