スマートフォンで音楽や動画を見る機会が増えていますね。もともとは自宅のなかだけで楽しむものだった映画を、アウトドアの場面で鑑賞する方たちも急増しています。
さらに、最近の最新小型家電の多くはバッテリー内蔵。あらかじめ充電しておくことで、コンセントなしでも稼働できる製品がどんどん新商品ラインナップに挙がっています。
ただ、皆さん。こう思ったことはありませんか?
「あれ?ちょっと使っただけなのに、もう充電残量が10%を切ってる……」
電化製品に搭載されているような小型のリチウムイオン電池は、まだまだ容量・持続時間に課題を抱えています。コンセントなしのワイヤレスで使用していたら、すぐに充電残量がなくなってしまった。そんな悩みはつきものです。
今回は、そんな皆さんの悩み・不満を綺麗に解消してくれる存在。「大容量モバイルバッテリー」についてご紹介します。スマートフォンやノートPCの充電だけではなく、扇風機やスポットクーラーなどのちょっとした小型家電まで使用可能なモバイルバッテリーをぜひ皆さんのライフスタイルに取り入れていきましょう!
目次
モバイルバッテリーとは?
軽くて大容量な持ち運べるサブ電源
モバイルバッテリーとは、「携帯できる電源」です。小型で軽量になるように設計開発された”運搬することを前提に設計開発された予備電源”がモバイルバッテリー。
例えば世界最小クラスのモバイルバッテリーはどのくらい?
例えば、世界最小クラスのモバイルバッテリーでは、サイズにしてキャッシュカードほど。重量にしてわずか200gほどという、圧倒的な小型化を実現しています。
どんどん価格も安くなっている
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そのサイズでありながら、iPhoneなどのスマホをはじめタブレットやノートPCにたっぷりと電気を補充できるというのだから驚きですよね。しかも、売れ筋&人気の製品であっても価格は数千円程度と実にリーズナブル!
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モバイルバッテリーの後悔しない選び方
選び方を知っておけばベストな品を選べるかも?
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「さっさと具体的なおすすめバッテリーとやらを教えろよ」というせっかちさんはもう少し我慢してくださいね。人気のモバイルバッテリーを見ていく前に、製品の賢い選び方について簡単に把握しておきましょう。現在、各ブランドから販売されているモバイルバッテリーには、実にさまざまな性能差があります。製品のスペック欄のなかで、見るべき項目を知っておくとスムーズにベストな品を選ぶことができるでしょう。
モバイルバッテリーの後悔しない選び方①:容量
まずは容量です。モバイルバッテリーは、容量の小さいものならば5,000ミリアンペア程度のものが。容量の大きいものならば20,000ミリアンペアを超えるようなものが店頭に並べられています。
容量が小さめでもOKな方は?
例えば、通勤・通学のちょっとした隙間にスマホを使用して、その消費分だけを補充したいというだけならば、そこまでの大容量は必要ありません。5,000ミリアンペア~程度のリーズナブルなものでも十分に満足できるでしょう。
容量が大きめのほうが向いている方は?
逆に、もっとガッツリと屋外でスマートフォンを利用したいという方や、スマホ以外の電化製品もガンガン使用していきたい!何なら、複数台を1つのモバイルバッテリーから1度に充電したい!という方は大きめの容量を選んでおくのがベストです。
モバイルバッテリーの後悔しない選び方②:サイズ
持ち運んで使用することになるモバイルバッテリーを選ぶのであれば、サイズもまた重要な要素です。軽いものであれば200グラム程度。ポケットにらくらくと入るくらいの重さしかない製品もあります。
容量が大きいほどサイズも大きくなる
また、逆に本格的な大物家電を使用できるレベルのモバイルバッテリーともなると、その数倍のサイズや重量となっている製品も多いですね。
サイズと性能のバランスが大事
日常用途で使用するのであれば、サイズはよりコンパクトなもののほうが使い勝手が良いでしょう。アウトドアや防災用にも使いたいのであれば、サイズが少し大きめになっても容量が大きかったり、多機能だったりする製品を選ぶのがおすすめです。
モバイルバッテリーの後悔しない選び方③:デザイン
常に持ち運ぶモバイルバッテリーだからこそ、デザインにもこだわりたいところです。モバイルバッテリーは、非常にシンプルなデザインのものから、かなり凝ったデザインのものまでブランドごとにシルエットがかなり変わっています。
シンプルデザインor凝ったデザイン
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基本的に、低価格で売られている充電用途オンリーの単機能バッテリーは簡素なデザインのものが多いですね。逆に、+1,000円~するような少しお高めの多機能バッテリーはデザインも少し複雑で存在感があります。
カラーにもこだわりたい
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長く携帯して使用を続ける製品ですから、できればデザインには妥協しないほうがよいでしょう。艶消しのカラーでシンプルデザインのものであればコーデに合わせやすいですし、逆にメタリックの金属色で凝ったデザインのものをアクセントにするのも一興です。
モバイルバッテリーの後悔しない選び方④:ポートの種類
充電ケーブルのポートについても、絶対に確認しておくべき項目の1つです。モバイルバッテリーの多くは「USB Aコネクタ」と「Type-Cポート」を備えています。また、Apple製品を使用したい場合には、Lightningポートを備えているモバイルバッテリーを選ぶ必要があるでしょう。
「USB Aコネクタ」って?
これ。
これです。
もはや説明不要。スマートフォンなどの小型モバイル端末の場合には、後述する「Type-Cポート」しかない製品も多いですが、ノートPCやタブレット端末、あとは少し大きめの電化製品などはこちらの「USB Aコネクタ」で充電が可能です。
「Type-Cポート」って?
2015年から少しずつ主流になり始めているUSBケーブルのタイプです。主に、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン端末を充電するコネクターケーブルとして世に出てきました。今では、広くノートパソコンやタブレット端末などで充電・データ通信用のケーブルポートとして普及しています。
モバイルバッテリーの後悔しない選び方⑤:その他
その他には、例えば表面素材に「アルミニウム合金」が使用されているバッテリーであるとか、防水・防塵処理が施されているとか、用途に合わせた特性を見極めることが重要となります。
トリビア的な工夫が光る
また、モバイルバッテリーのなかには、アウトドア&災害時用にLEDランプが内蔵されている製品もあります。日常用途などあまり使用はされないのでしょうが、こういった趣向を凝らせたトリビア的な工夫は、私は好きですね。
バッテリー残量が確認できるのは嬉しい
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他にも、バッテリー残量が表示される小さなディスプレイがある製品であったり、急速充電機能を備えている製品であったり、過充電や過放電を防止してモバイルバッテリーそのものの寿命を延ばす仕組みを取り入れている製品であったりと、性能は本当にさまざまです。
大容量モバイルバッテリーおすすめ人気3選!
売れ筋の最新&最強性能モバイルバッテリーを厳選してご紹介!
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ここからは、特に人気の高い売れ筋の最新&最強性能モバイルバッテリーを厳選してご紹介します。容量もたっぷりと備えている使い勝手のよいモバイルバッテリーをいくつかピックアップしていきますので、ぜひ皆さんが思う「理想のモバイルバッテリー」を発見するための参考にしてください!
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大容量モバイルバッテリーおすすめ人気①
Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー/PSE認証済)
2019年5月時点で、10,000ミリアンペア以上の大容量モバイルバッテリーのなかで「最小」「最軽量」の2冠を達成している製品がこちら、「Anker PowerCore 10000」です。モバイルバッテリーを始めとした、さまざまなモバイル端末を開発販売している「Anker」が技術の粋を集めて作り上げた製品。正規販売店から購入した場合には、1.8か月保証が付いているのもありがたいですね。
スマホに複数回の充電が可能
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モバイルバッテリーにあらかじめ電気を充填しておくことで、国内流通している多くのスマートフォンに複数回の充電が可能となります。具体的にはiPhone XSであれば約2.6回。Galaxy S9であれば約2.3回。iPad Proであれば約1回の充電が可能。
売れ筋の最新&最強性能は?
Anker独自の高速充電技術を採用しており、全てのモバイル端末に高速でエネルギーを充填できます。ポケットにらくらくおさまるコンパクトサイズなのに、驚きの大容量。容量と比してかなり価格がおさえられているのも嬉しいポイントです。シンプルなシルエットデザインですが、黒い表面塗装は艶消しされたマット仕上げ。機能性を重視しすぎた製品のなかには、デザイン性が損なわれているものもありますが「Anker PowerCore 10000」であれば、その心配は無用です。
大容量モバイルバッテリーおすすめ人気②
Anker PowerCore II 10000 (10000mAh 大容量 モバイルバッテリー)
先でご紹介した「Anker PowerCore 10000」の直系後継機が「Anker PowerCore II 10000」です。同じくAnkerから販売されている製品。2019年5月21日時点で、少しだけ先代機より価格が高くなってはいますが、機能面では先代機を確実に上回るスコアを叩き出しています。
電池残量を確認できるLED照明を搭載
本体にあるLEDボタンを押すことで、バッテリーに溜まっている電池残量を確認することができます。また、ショート防止機能などの「ユーザーからのフィードバック」を取り入れた各種の改良が施されており、旧来品からのさらなる品質向上を実現しています。
売れ筋の最新&最強性能は?
ポートに接続すると、オートで接続機器の最適な電流量を測定し、超効率のスピード充電を行います。国内では、まだまだ使用者が目立っていない製品ではありますが、Ankerの創始者「スティーブン・ヤン」氏が勤めていた「Google」のあるアメリカではトップクラスのシェア率を誇る大人気のモバイルバッテリーです。予算を少し多くとれるのなら、こちらもおすすめ。
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大容量モバイルバッテリーおすすめ人気③
RLERON モバイルバッテリー Qi 大容量 24000mAh
Qiによるワイヤレス充電機能を搭載しつつ24,000ミリアンペアの大容量を実現したモデルとなります。「RLERON」がワイヤレス充電ポートが1。USB充電ポートが3の計4ポートが備え付けてあり、同時に複数の機器に急速充電が可能です。
スマホだけではなくさまざまな電化製品を充電可能
iPhoneやAndroidをはじめとしたスマートフォンだけではなく、デジカメやタブレット端末などのさまざまな電化製品に充電することができます。目安としてはiPhone XSならば約4~5回、GalaxyS9ならば約4~5回、iPad Proならば約2~3回ほどの回数を充電可能です。ちょっとした出張や旅行。それにキャンプや登山でも大活躍してくれるでしょう。
売れ筋の最新&最強性能は?
電気の残量がひと目で把握できる表示パネルが本体背部に搭載されています。残量の%が分かりやすく表示されるのは、実用面での使い勝手を向上させてくれます。
まとめ
電気は携帯する時代に!
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今回は大容量で人気の最新&最強性能モバイルバッテリーについてご紹介してきました。平成のころにはまだまだ頼りなかったモバイルバッテリーも、時代が移り変わるとともに、どんどん頼もしい存在に進化しています。
従来の、「スマートフォンを充電できるだけ」というようなモバイルバッテリーの姿は、すでに過去のもの。これからは、本格的に屋外で電化製品を自由に使える世の中になるでしょう。
大容量モバイルバッテリーを使いこなして「電気を携帯する時代」をぜひ体感してみてください!
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