皆さんはキャンプ寝具をこだわって選んでいますか?テントやBBQコンロ、ランタンなどの花形キャンプ用品と違って、なぜかおろそかにされがちなマット&寝具。しかし、アウトドアを快適に行っていくためには、「マットや寝具にこそ徹底的にこだわるべき」です。
日常生活とは全く異なる大自然のなかで快眠を得るには、高性能なマット&寝具が絶対に欠かせません。今回は、国産ブランドメーカーの「ノースイーグル」から販売されている人気のマット&寝具のスポットを当てて、おすすめの製品だけをピックアップしてご紹介します。また、今回はレジャー向けのシートについても合わせて見ていきましょう。
おざなりに寝転がりがちなキャンプ用寝具の気になる選び方についても合わせて解説させていただきますので、ぜひ最後までお付き合いください(当記事は2019年5月22日時点の情報をもとに作成されております)。
目次
老舗国産ブランドメーカー「ノースイーグル」とは?
北海道札幌市に本社をかまえる老舗企業「ナニワ」
アウトドアの世界で、最近どんどん存在感を強めているブランドがあります。それが「ノースイーグル」です。ノースイーグルは、北海道札幌市に本社をかまえる老舗企業「株式会社ナニワ」がプロデュースしているアウトドアブランド。正真正銘の国産ブランドメーカーとなります。
創業年は昭和4年12月
ノースイーグルの源である株式会社ナニワは、昭和4年12月に創業されました。もともとは、厳寒の大地、樺太で金物卸小売業を営んでいたそうです。そこから、商いのノウハウを蓄積していき、昭和25年に本格的に会社設立となりました。小売業にとどまらず、自社製品の開発にも精力的なたくましい企業理念を備えています。独自のアウトドア用品を開発販売するほかにも、スポーツ用品や釣り具まで幅広く取り扱っています。
「全ての皆様に、心地よい休日スタイルを」
「全ての皆様に、心地よい休日スタイルを」というブランドポリシーのもとで、高品質なテントやキャンプチェア。サンシェードパラソルなどを開発販売しているノースイーグル。そのなかでも特にユーザーからの評価が高いのが「マットと寝具(シュラフ・ベッド)」です。思わず、休日にうたたねをしたくなるようなアウトドア向けのマットや寝具はデイキャンプから本格キャンプにまで高い利便性を発揮してくれます。
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「ノースイーグル」人気マット&寝具の気になる選び方
マットの選び方ポイントは「広さ」
ノースイーグルのマットは「エアマット」が2種で、「マットレス」が1種の計3種が販売されています。エアマットについては、
- S(シングル)サイズ
- W(ワイド)サイズ
の2種類で分かれています。基本的な素材や使用方法は変わりません。そのため、選び方のポイントは「広さ」に焦点を当てることになります。お子さん用や、ソロキャンプで荷物をコンパクト・軽量にしたければSサイズに。ファミリーキャンプでの大人用に快適なエアベッドが欲しい場合にはWサイズにすると、間違いないかと思います。
寝具の選び方ポイントは「使い勝手」
ノースイーグルの寝具はアルミ製のコット(ベッド)が1種類に、封筒型のシュラフが2種類の計3種類が販売されています。
- アルミGIベッドⅡ
- ウォッシャブル・シュラフⅡ
- ウォッシャブル・シュラフⅢ
シュラフについては、基本的なサイズや素材はそれぞれ共通です。ただ、ウォッシャブルシュラフⅢはジッパーに改良が施されており、上からでも下からでも自由自在に開閉できる2WAY仕様になっています。また、このジッパーはフルに開いた状態で「もう1枚シュラフを重ねて連結させる」という使い方も可能です。寒い時期のキャンプであれば、ジッパーに改良が加えられているウォッシャブルシュラフⅢを選んでおいたほうが使い勝手がよいでしょう。
シートの選び方ポイントは「サイズ」と「起毛」
ノースイーグルのシートは下記4種類が販売されています。
- アクリル行楽シート
- フリース行楽シート
- ふんわり行楽シート
- 行楽シート
「アクリル行楽シート」と「行楽シート」についてはサイズによってさらに大小の2種類に分かれています。ソロで使用するのであれば、小さいサイズのアクリル行楽シートか、ふんわり行楽シートがおすすめ。逆に、ファミリーで使用するのであれば、大きいサイズの行楽シートを選ぶときっと満足できるでしょう。
サイズ順にノースイーグルのシートを並べると以下のとおりになります。
【大きいほう】行楽シート(大)→アクリル行楽シート(大)=フリース行楽シート=行楽シート(小)→アクリル行楽シート(小)→ふんわり行楽シート【小さいほう】
また、裏起毛タイプになっているシートと、裏起毛になっていないシートの2パターンがありますので注意してください。
裏起毛シート
- アクリル行楽シート
- 行楽シート
裏起毛ではないシート
- アクリル行楽シート
- フリース行楽シート
「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ8選!
「ノースイーグル」人気マット&寝具の特徴・魅力を見ていこう!
ノースイーグルは時代に合わせて、新しいキャンプ用品をどんどん開発販売しているメーカーです。今回は、そんなノースイーグルのキャンプ用品のなかから、人気の高いマット&寝具について、その特徴・魅力を具体的なスペックと一緒に見ていくことにしましょう。北海道の厳寒地域で生まれたノースイーグル。その「こだわり」が光るマットと寝具を、ぜひ皆さんのMyキャンプ用品に加えてみてください!
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「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ①
アルミGIベッドⅡ
防錆効果が高く、軽量で頑強なアルミニウム製のフレームを採用したノースイーグルの特製コット(ベッド)がこちら、「アルミGIベッドⅡ」です。地面にB級品のシュラフを置いて眠るよりも、格段に高い快適性が得られるのが魅力です。大きさはあえてアメリカンサイズを基準にした設計がされており、老若男女問わずゆったりとした寝心地を実現しています。
人気&評判の理由は?
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フレームを広げてバーを差し込むだけで展開できるシンプルな設計構造をしており、設置撤収に複雑な工程は一切ありません。付属の仕様書どおりに行えば、お子さんでも設置ができます。アクセサリーとして専用のカバンが付いており、肩掛けして運搬もラクラクできます。この利便性の高さが、じわじわと愛用者を増やしている理由ですね。
アルミGIベッドⅡの基本スペック
本体サイズ | 約190×66×42cm |
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収納サイズ | 約94×20×10cm |
本体重量 | 約5.9kg |
材質 | フレームはアルミ、シートはポリエステル |
付属品 | 収納カバン |
耐荷重 | 約100kg |
「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ②
イーグルエアベッド
ノースイーグルが開発販売しているネイビー色のエアベッドがこちら、「イーグルエアベッド」です。SサイズとWサイズがあり、どちらも表面はベルベットタッチ加工が施されています。ベルベットは、「ビロード」とも呼ばれる上質な布地のこと。滑らかでしっとりと肌に馴染む感触は病みつきになると好評です。
人気&評判の理由は?
エアベッドはどうしても「蒸れ」が気になるもの。ただ、ノースイーグルの「イーグルエアベッド」は、表面のPVC加工で蒸れによる不快さを減少させています。また、長年使用を続けていくうちに空気漏れが破れが発生するのも、エアベッドの宿命。ノースイーグルの「イーグルエアベッド」は、購入時に「専用リペアシール」が付属しているのでワンタッチで簡単補修もできます。
イーグルエアベッドの基本スペック
本体サイズ | 約185×76×22cm(S) 約191×137×22cm(W) |
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収納サイズ | 約29×7×29cm(S) 約29×11×29cm(W) |
本体重量 | 約1.8kg(S) 約3.3kg(W) |
材質 | PVC(表面はベルベットタッチ) |
付属品 | リペアシール |
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「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ③
ウォッシャブルシュラフⅡ&Ⅲ
「ウォッシャブル」の名前のとおり、洗濯機で丸洗いできるタイプの封筒型シュラフです。汗をかきやすい夏場のキャンプに最適な製品。「ウォッシャブルシュラフⅡ&Ⅲ」は、それぞれが高品質な中綿が封入されています。
人気&評判の理由は?
適温となる外気温は18度。夏場はもちろんですが、少し肌寒さを感じる春・秋にも十分に使用できる性能を誇っています。「ウォッシャブルシュラフⅢ」は前述したようにジッパーに改良が加えられており、上下どちらからでもフルオープンが可能。また、フルオープン状態で「ウォッシャブルシュラフⅢ」を2個、ジッパーを経由して連結させることもできます。小さいお子さんと一緒に、同じシュラフに包まれるのも楽しいですね。
ウォッシャブルシュラフⅡ&Ⅲの基本スペック
本体サイズ | 約75×180cm(Ⅱ&Ⅲ) |
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収納サイズ | 約直径20×35cm(Ⅱ&Ⅲ) |
本体重量 | 約1kg(Ⅱ&Ⅲ) |
材質 | 表面と裏面はポリエステル 中綿はフォロファイバー |
「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ④
コンパクトFDマットレス
アウトドアで安眠を得るには専用のマットレスも欠かせません。「コンパクトFDマットレス」はノースイーグルが開発販売している高品質マットレスです。素材は軽量性と断熱性を両立している発泡ウレタンに特製のポリエステル。夏は涼しく冬は暖かい快適な睡眠環境を提供してくれます。
人気&評判の理由は?
本体重量はわずか約450g。軽量性を重視した発泡ウレタンは、折りたたみが可能なように設計されています。コンパクトに折りたたみ、付属の専用ケースに収納することでらくらく運搬できます。荷物をおさえたいツーリングキャンプなどではありがたい製品ですね!
コンパクトFDマットレスの基本スペック
本体サイズ | 約197×67×1cm |
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収納サイズ | 約20×67×12cm |
本体重量 | 約450g |
材質 | 内側は発泡ウレタン、外側はポリエステル |
付属品 | 収納ケース |
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「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ⑤
アクリル行楽150/200シート
チェック柄のシックな雰囲気を漂わせるマットがこちら、「アクリル行楽シート」です。地面からの冷気をしっかりとガードしてくれるマットはアウトドアの必需品です。アクリルとPEVA繊維で丁寧に縫製されている「アクリル行楽シート」であれば、朝の冷えに悩まされる心配はありません。
人気&評判の理由は?
布地は温かさと質感を重視して裏起毛にしてあるのが特徴。ふわふわの肌触りは1度体感したら病みつきになること間違いなしです。1辺の長さが150cmのものと200cmのものの2種類のサイズが用意されています。
アクリル行楽シート150/200の基本スペック
本体サイズ | 約150×150×0.2cm 約200×200×0.2cm |
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収納サイズ | 直径約13×38cm 直径約15×52cm |
本体重量 | 約600g 約1kg |
材質 | 表面はアクリルで、裏面はPEVA |
付属品 | 収納ベルト |
「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ⑥
フリース行楽シート200
こちらのマットはアクリルではなくフリース地で編まれています。ノースイーグルはマットのバラエティも実に豊富です。地面からの冷気をガードしてくれるのはもちろんですが、特に夏場のレジャーではさらさらとしたフリース地がひんやりと暑気を逃がしてくれます。
人気&評判の理由は?
ノースイーグル製の200cmキャノピーやサンシェードにちょうどよいサイジングで作られています。そのため、他のノースイーグル製キャンプ用品と組み合わせて使用する方が多いですね。渋い柄の多いノースイーグルマットのなかではポップな色彩をしたマットで、女性キャンパーやお子さんと一緒に楽しむファミリーキャンパーの方たちに人気があります。
フリース行楽シート200の基本スペック
本体サイズ | 約200×200×0.2cm |
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収納サイズ | 直径約16×49cm |
本体重量 | 約1.1kg |
材質 | 表面はフリース、裏面はPEVA |
付属品 | 収納ベルト |
「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ⑦
ふんわり行楽シート
名前のとおり「ふんわり感」を満喫できるアウトドアマットがこちら、ノースイーグルの「ふんわり行楽シート」です。同社製の他のマットと比較するともっともコンパクトに作られているマット。少人数でのレジャーで無駄なく活躍してくれます。
人気&評判の理由は?
男性・女性を問わず人気のドット柄が特徴的。また、「ふんわり」という製品名は、このマットの生地が少し厚く作られていることからきています。ノースイーグルの特製ウレタンをたっぷりと余裕をもって使用し、地面からの冷気を遮断しながら優しい感触を実現しているのです。専用の収納ケースも付属しているので、持ち運ぶのにも最適!
ふんわり行楽シートの基本スペック
本体サイズ | 約145×145×0.4cm |
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収納サイズ | 約36×25×11cm |
本体重量 | 約550g |
材質 | 表面はポリエステル・ウレタン、裏面はPVC |
付属品 | 収納ケース |
「ノースイーグル」人気マット&寝具おすすめ⑧
行楽シート200/250
ノースイーグルのマットのなかで、もっともサイズが大きいのがこちら、「行楽シート」です。スタンダードなチェック柄の製品で、キャンプからピクニック、軽めの登山にまで幅広く対応できるマットに仕上がっています。
人気&評判の理由は?
サイズが大きいだけではなく、裏地が起毛仕上げになっており「ふんわり触感」を堪能できます。また、特製のPEVA素材で編まれており、他のマットと同じく地面からの冷気をしっかりとガードしてくれます。付属の収納ベルトを使用すればコンパクトにまとめることも可能です。大きいサイズのマットは、運搬時にかさばることも多いですが、こちらの製品はクルクルと巻いて、付属の収納ベルトで締めておくだけ。展開・撤収の手間も少なくすみますね!
行楽シート200/250の基本スペック
本体サイズ | 約200×200×0.2cm 約250×250×0.2cm |
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収納サイズ | 直径約16×50cm 直径約19×45cm |
本体重量 | 約950g 約1.45kg |
材質 | 表面はアクリルで、裏面はPEVA |
付属品 | 収納ベルト |
まとめ
使えば分かる「ノースイーグル」がおすすめされる理由
長い歴史によって培われてきた確かな技術力がノースイーグルの魅力です。他のキャンプギアに目を奪われがちですが、実はマット&寝具にも力を入れているノースイーグルのアイテムは、1度使用すれば必ずその良さが分かると好評の品ばかり。知る人ぞ知るノースイーグルのコアなアイテムで、ぜひ楽しいアウトドアを満喫していきましょう!
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