皆さんはキャンプ場でお湯を沸かすときに何を使用していますか?
アルミやホーロー、ステンレス。そして銅などの金属で作られたケトルは、キャンプ場で温かいコーヒーやお茶を楽しむなら、ぜひとも持っておきたいアイテムです。
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今回は、まだケトルを持っていない方や、最新のケトル製品について情報収集をしている方などに向けて、最新人気のキャンプ用ケトルをご紹介していきます!
キャンプ用ケトルは素材やタイプによって使い勝手がかなり変わります。まずはケトルの素材やタイプについて簡単に見ていくことにしましょう。その後で、おすすめのキャンプ用ケトルについて具体的に製品をピックアップしていきます。ぜひ、最後までお付き合いください!
目次
キャンプ用ケトルの素材別の選び方
キャンプ用ケトルの素材は一般的に4種類ある
キャンプ用ケトルに使用されている素材は一般的に4種類があります。
- アルミ
- 銅
- ステンレス
- ホーロー
素材によって、キャンプ用ケトルの性質や使い勝手は大きく変わります。もちろん、値段も素材によってかなり変わってきますので、購入する際にはまず素材からチェックするのがおすすめです。
キャンプ用ケトルの素材①:アルミ
ジュースの缶と同じく、アルミニウム素材で作られているキャンプ用ケトルも多く販売されています。アルミは優れた熱伝導率を持っているのが特徴。さすがに銅よりは劣りますが、ステンレス・ホーロー製ケトルと比較して「すぐにお湯を沸かすことができる」わけですね。
また、アルミは比較的コストの安い素材なため、銅やステンレス、ホーローで作られたケトルよりリーズナブルな商品価格で売られているものが多いです。
耐摩耗加工が施されたアルミケトルがおすすめ
ただし、アルミ製ケトルは銅・ステンレス・ホーロー製のものよりも耐久性が少し劣っている場合があります。使用していくと気づかない間に、表面に細かな傷が付いていることも。このデメリットを克服するために、表面に耐摩耗加工が施されたアルミ製ケトルもありますので、あらかじめ加工の有無を確認しておくと安心です。
キャンプ用ケトルの素材②:銅
銅はアルミやステンレス、ホーローと比較して格段に熱伝導率が高いのが特徴です。ケトルに限らず、ハイエンドの特級調理器具の素材として銅は重宝されています。
使い込むごとに味わいが生まれるのが銅の面白さ
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また、時間の経過にともなって、独特の色合い・風合いが生まれるのも銅製ケトルの魅力です。ステンレスやホーローよりも傷が付きやすいのがデメリットですが、きちんとお手入れをしてあげることでステンレスやホーロー製ケトルと同じく長く使い続けることができます。
キャンパーによっては、「銅製ケトルは一生ものだ」なんてセリフが出てくるほど。私も父から譲り受けた銅製ケトルを愛用しています。長年、使用していくうちに真新しい銅色から自分だけのカラーに変わっていき、愛着が生まれるんですよね。
銅は素材の価格が比較的に高価なため製品の価格もそれに比例して高額になりがち。ただ、高いお金を払うだけの価値は間違いなくあると思います。
キャンプ用ケトルの素材③:ステンレス
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実用性と耐久性を重視するなら、ステンレス製のキャンプ用ケトルがもっともおすすめです。ステンレスの表面には、薄いバリアーが張られています。このバリアーは多少のダメージくらいであれば自己修復が可能です。そのため、ステンレスは「錆びない素材」と称されるほどの圧倒的な防錆性能を持っています。
実用性は抜群のステンレス製ケトル
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また、耐熱性も他素材と比較して高いのも魅力です。直火のボウボウと燃える焚き火に直接かけても変形せずに使用できる製品も売られています。お手入れの方法も、アルミや銅、ホーローより簡単。ステンレス鋼は安い素材ではないので、価格はそれなりにしますが実用性と耐久性を求めているなら、間違いなくステンレス製のケトルをおすすめします。
キャンプ用ケトルの素材④:ホーロー
ホーローは、鉄の表面にガラスの粒子をまぶして加工された特別な素材です。銅と同じく、ホーロー製の調理器具も料理をする方たちにとっては憧れの存在。キャンパーが使用するケトルにしても、ホーロー製のものは特別な存在です。
まず、コーヒーやお茶の匂いがケトル本体に移りにくい。そして、酸化に強いため、コーヒーやお茶の味を最高のポテンシャルのまま長く維持することができます。極めつけは、圧倒的な保温性。ホーロー製のキャンプ用ケトルであれば、あったか~い飲み物を長く楽しめます。
ホーロー製ケトルの注意点
ただし、ホーロー製のケトルにも欠点はあります。「鉄の表面にガラス粒子をまぶしてある」というホーローの性質からピンときた方もいるかもしれません。そうです、ホーローは衝撃にとても弱いのです。
また、お手入れをするときにも、ガラスの粒子を傷めないようにやわらかいスポンジで優しく洗ってあげる必要があります。そのため、ハードに使用したいキャンパーさんにとってはホーロー製のケトルはあまり向かないかもしれませんね。
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キャンプ用ケトルのタイプ別の選び方
キャンプ用ケトルのタイプ別種類は2つある
キャンプ用のケトルには大きく分けて2種類のタイプが存在します。
- 縦長タイプのケトル
- ヤカンタイプのケトル
タイプによってデザインや使い勝手がもちろん、運搬性なども変化するため、「どのようにキャンプをしたいか」をイメージして最適な製品を選んでいきましょう。
キャンプ用ケトルのタイプ①:縦長
ゆるキャン△などのキャンプ作品でよく登場しているタイプはこちら、縦長に作られているキャンプ用ケトルですよね。高さがあり、底面の直径も大きめに作られているので一度に沸かせるお湯の量もたっぷり!ソロキャンはもちろん、ファミリーキャンプでも頼もしい存在です。
また、側面部分にハンドルが付いており、さらに注ぎ口がクチバシのように尖らせてあるため、お湯をこぼしにくいのも嬉しいところ。ただし、その縦長の形状から収納スペースを犠牲にしがち。運搬性は決して高くはありません。
キャンプ用ケトルのタイプ②:ヤカン
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ご家庭にある「ヤカン(薬缶)」のような形状をしたタイプのキャンプ用ケトル。こちらのタイプは、高さが低い代わりに底面が横に広く長く作られています。
焚き火などで加熱したときに、炎の熱が広い底面からケトル全体に伝達しやすいのが特徴です。縦長タイプよりも、早くお湯を沸かすことができるわけですね。
また、ヤカンタイプのケトルはコンパクトな製品が多いのも魅力。ケトルの内部に他のキャンプ用品を詰め込んで持ち運びできるのも嬉しいですね。デザイン面で特にこだわりがないなら、ヤカンタイプのケトルもおすすめ。「え?ヤカンの形なんてダサくない?」と思われるかもしれませんが、キャンプ用に作られたヤカンタイプのケトルを舐めないほうが良いですよ。驚きのおしゃれさです。
最新キャンプ用ケトルおすすめ6選!
あなたにぴったりの最新キャンプ用ケトルをご紹介!
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それでは、ここからは具体的におすすめの最新キャンプ用ケトルを見ていきましょう。実用性と耐久性だけではなく、魅力的なデザインまでかねそなえたおすすめのキャンプ用ケトルをご紹介します。「キャンプ用ケトルってどんなもんなんやろ?」と、気楽な気持ちで見ていただければ幸いです。
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最新キャンプ用ケトルおすすめ①
スノーピーク(snow peak) ケトルNo1 CS-068
スノーピークが販売している最新のキャンプ用ケトルがこちら、「CS-068」です。素材はステンレス製。形状はいわゆるヤカンタイプで、ソロ~2人程度の少人数キャンプにちょうどよいコンパクトなサイズの製品。容量は0.9リットル。カレー麺ならギリギリ3個を作れるくらいの容量ですね。沸かしているうちに蒸発しますから3個目はお湯がちょっぴり足りずに固めになりますが、そこはまあ大目に見てください。
ちなみにみんな大好き日清カップヌードルカレーを美味しく作るのに必要なお湯の量は300ml(0.3リットル)です。by日清公式サイト
ゴウゴウと燃える焚き火のなかでも使用できる頼もしさ
頑強なステレンス鋼は、ゴウゴウと燃える焚き火にそのまま置いてもしっかりと原型を保ちます。スノーピークはリーズナブルで高品質なキャンプ用品を多く売り出している国内ブランドですが、「CS-068」もその例に漏れず手に取りやすい価格設定。
これからソロキャンを始めてみようと考えている方や、ご夫婦2人でゆったりとキャンプをしていきたいと考えている方は、こちらのケトルがベストな選択肢になりえるかと思います。
最新キャンプ用ケトルおすすめ②
スノーピーク(snow peak) クラッシックケトル1.8 CS-270
同じくスノーピークから販売されているクラシカルな縦型タイプのキャンプ用ケトル「CS-270」。こちらも同じくユーザーから高評価を受ける人気の製品です。ステンレス製で容量は1.8リットル。流石に縦型、デカい。カレー麺×6個分の戦闘力です。
リーズナブルな製品が多いスノーピークですが、こちらのケトルはなかなかのハイエンド。手に取るのに躊躇されるかもしれません。ただ、品質は折り紙つきです。
キャンプケトルのなかでも実用性に特化した製品
高品質なステンレス鋼素材を厳選し、丁寧に組み立てられたこちらの製品は、素材の耐久性も相まって長く愛用していける一品に仕上がっています。クラシカルなデザインで使いこんでいくうちに、凹みや黒ずみが出てきても、それすら「味」に変えてしまう魅力あふれるキャンプ用ケトルです。
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最新キャンプ用ケトルおすすめ③
ロゴス ザ・ケトル 750ml フラット型 アルミ製 傷つきにくいハードアルマイト加工 81210301
人気キャンプギアブランドのロゴスから販売されているヤカンタイプのキャンプ用ケトルがこちら。アルミニウム合金製で軽量性を備えながら、運搬性まで重視したフラット構造になっている使い勝手のよい製品です。
無垢アルミニウム合金製の「メスティン」をご紹介した記事でもふれましたが、こちらのキャンプ用ケトルにはロゴス特製のアルマイト加工が施されています。アルマイト加工はアルミニウムの表面にステンレスと同じく耐摩耗性を備えたバリアーを付加する、特別な加工処理のこと。
レトロでシックなデザインは雰囲気を一層引き立てる!
このアルマイト加工によって、アルミニウムのデメリットであった「傷つきやすい」という弱点を克服しています。最新の製品ではありますが、まるで江戸時代の湯沸かし窯を思わせるようなシックなダークカラーの外装と形状は、アウトドアの雰囲気をさらに盛りあげてくれます。
最新キャンプ用ケトルおすすめ④
ロゴス(LOGOS) 大型吊りケトル 81210306
「ロゴスブランドの大型ケトルが欲しい!」と考えている方に吉報です。こちらのロゴス製キャンプ用ケトルは何と容量3リットル。カレー麺×10個分のお湯を1度に沸かすことができます。大家族のファミリーキャンプやイベントでの使用でも安心です。
吊り下げ用の取っ手が付いているので、クワトロポッドに吊り下げて火から遠ざけ、火力調整や保温をすることも可能。
大容量で頑強なキャンプ用ケトル
本体の素材はタフな使用にも耐えるステンレス製。吊り下げずに直火にかけると変色しますが、個人的にはそれもまた味わいでしょう。大容量で頑強なキャンプ用ケトルを探している方はこちらを選択すればきっと満足できるはず。
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最新キャンプ用ケトルおすすめ⑤
ファイヤーサイド グランマーコッパーケトル (小) 12113
ファイヤーサイドはアメリカのメイン州を発祥地とする長野に本社を置くメーカーブランドです。薪ストーブが有名ですが、薪ストーブのアクセサリーとして高品質なケトルも販売しています。
ファイヤーサイド株式会社とは?
「グランマーコッパーケトル」はそんなファイヤーサイドの匠の技が光る、銅製のケトル。先にご紹介したロゴスの3リットル大型ケトルを上回る3.2リットルもの容量は、アウトドアシーンでも大活躍してくれます。メインのユーズシーンは北海道や東北などの厳寒地にある薪ストーブの上ですが、もちろん焚き火での使用も可能です。
ひたすらにハイクオリティな一品を求めるなら
趣味とはかくあるべきか。コスパなど考えない。ただ、上質でカッコいいケトル。しかも、長く使い続けるごとに深みの増す銅製のケトルが欲しい!
そんなニーズに対応してくれるケトルとなっています。
余談ですが、私が使っている銅製ケトルって、メーカーブランドのロゴが見当たらないんですよね。使いすぎて刻印、削れちゃったのかな。形としては、こちらの「グランマーコッパーケトル」をひと回り小さくしたような感じです。今度、父に会ったら聞いてみるかな…。
最新キャンプ用ケトルおすすめ⑥
富士ホーロー コーヒーポット ソリッド 1.6L スモークブルー SD-1.6CP・SB
国産の調理器具メーカーが「富士ホーロー」です。日本国内はもちろん、世界各国のキッチンで使用されている高品質なホーロー調理器具を開発販売している優良ブランドです。
富士ホーローとは?
こちらのメーカーから販売されているおすすめのケトルが「ソリッド 1.6L スモークブルー SD-1.6CP・SB」。本体の設計構造を工夫することで、低い火力でもすぐにお湯を沸かせるように工夫されています。焚き火キャンプには向きませんが、キャンプ用バーナーを活用することで、キッチンで使うのと同じく優れた使い勝手を発揮してくれます。
可愛らしさ+機能性の両立!
例えば、ゆるキャン△の志摩リンが使用しているようなカセットガス式のバーナーと組み合わせて使用するのはいかがでしょう。フォルムを可愛らしいですが、カラーバリエーションもイエロー・ブルー・グリーン・ホワイト・レッドの5色が用意されており、女性キャンパーの方たちの心を鷲掴みにしています。
まとめ
キャンプ用ケトルでほっと一息!体と心を温めよう
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アウトドアシーンには温かい飲み物が欠かせませんよね。ご家庭にあるお鍋でも、そりゃお湯を沸かすことはできます。ただ、せっかくのキャンプ。どうせならキャンプ用のケトルを使用して、体と心をポカポカに温めてはいかがでしょう。たくさんの選択肢のなかから、あなたにぴったりのキャンプ用ケトルが見つかることを祈っています!
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