皆さんのご家庭には「電動ドリル・ドライバー」ってありますか?
電動ドリル・ドライバー、それはDIYから自動車メンテ・住宅施工にまで使用できるとても便利なアイテムです。マキタ・日立などのメジャーメーカーのものから、「ん?それどこの国のメーカー?」と疑問符が浮かぶようなニッチなメーカーのものまでさまざまな種類の電動ドリル・ドライバーが販売されています。
今回は、そんな電動ドリル・ドライバーのなかから特におすすめできるものを8選ピックアップしてご紹介します。初めて電動ドリル・ドライバーを使う初心者の方におすすめのものを4選!少し慣れてきた方やプロとして家具やインテリア雑貨を作ってみようと考えている方におすすめのものを4選!
計8選の電動ドリル・ドライバーについて、おすすめできる理由を簡単にご紹介していきますので、「電動ドリル・ドライバーが欲しいのだけど、どれを選べばよいのか分からない・・・」と悩んでいる方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
- 1 電動ドリル・ドライバーとは?
- 2 電動ドリル・ドライバーの種類
- 3 電動ドリル・ドライバーの選び方①
- 4 電動ドリル・ドライバーの選び方②
- 5 電動ドリル・ドライバーの選び方③
- 6 DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー4選!
- 7 DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー①
- 8 DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー②
- 9 DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー③
- 10 DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー④
- 11 プロまで使える電動ドリル・ドライバー4選!
- 12 プロまで使える電動ドリル・ドライバー①
- 13 プロまで使える電動ドリル・ドライバー②
- 14 プロまで使える電動ドリル・ドライバー③
- 15 プロまで使える電動ドリル・ドライバー④
- 16 マキタと日立は甲乙つけがたい
- 17 まとめ
電動ドリル・ドライバーとは?
おすすめの電動ドリル・ドライバーを見ていく前に
おすすめの電動ドリル・ドライバーについてご紹介していく前に、まずは「電動ドリル・ドライバー」ってどんなものなのか、種類や選び方を見ていきましょう。
後悔のない選択をするために、欠かすことができない情報だけに絞って紹介しますので、あなたにとってのベストな電動ドリル・ドライバー選ぶ際の参考にしてください!
電動ドリル・ドライバーとはどんな工具なの?
電動ドリル・ドライバーとは、電気で動く穴あけ工具のこと。世界初の電動ドリルが生まれたのはオーストラリア大陸の南東部、メルボルンの街でした。アーサー・ジェームス・アーノット氏と、ウィリアム・ブランチ・ブレイン氏が共同で開発した電動ドリルは工具技術の刷新の流れに乗り、より小型で軽量なものに改良されていったのです。
国内初の電動ドリルは東芝が販売した
そんな電動ドリルを国内で最初に販売したメーカーはサザエさんでお馴染みの東芝(旧:芝浦製作所)。昭和10年(1935年)に記念すべき「国内初の電動ドリル」が日本国民の手に届きました。
アタッチメントの改良により穴あけ以外の機能も付加された
もともと、電動ドリル・ドライバーは「木板や金属板に穴をあけるためだけの工具」でした。ただ、時代が進むごとに「あれ?これ先端にヤスリを付けたら電動研磨機になるんじゃ?」「回転する先端部分に付けるアタッチメントを別売りしたら、もっと儲かるんじゃ?」と気付いたメーカーが出てきます。
多用途で活躍する電動ドリル・ドライバー
現在では、ただ単に穴をあけるためだけのシンプルな電動ドリル・ドライバーはもちろん、先端のアタッチメントを付け替えることでネジの締め付けや弛め。そして、研磨や研削などにも使用できる製品もメーカーより販売されています。「どのように電動ドリル・ドライバーを使いたいのか」をよく思い浮かべて、あなたにぴったりの機能を備えた製品を選んでください。
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電動ドリル・ドライバーの種類
次に、電動ドリル・ドライバーの種類について簡単にまとめて見ていきましょう。現在、一般的に販売されている電動ドリル・ドライバーは大きく分けて3種類に分類できます。
電動ドリル・ドライバーの種類1.ドリルドライバー
ドリルドライバーは主にベニヤ板などの木材や薄い金属板などに穴をあけるために使用される電動ドリル・ドライバーです。
シンプルイズベスト。
設計から構造までがシンプルな仕組みで構築されているため、機能も必要最小限のものしかありません。
シンプルイズベスト!単機能だからこその良さがある
ただし、シンプルな仕組みのぶんだけ壊れにくく、機能が少ないぶんだけ操作性も簡単。価格も安いものが多いためDIY初心者~セミプロまで幅広い層に愛用されている種類の電動ドリル・ドライバーです。
電動ドリル・ドライバーの種類2.インパクトドリルドライバー
インパクトドリルドライバーは主にネジ締め用途に使用されている電動ドリル・ドライバーです。太めのネジや長いネジなど、DIYや工作に使われるほぼ全てのネジに対応できます。もちろん、先端部分のアタッチメントを交換することで穴あけや研磨も可能です。
インパクト(衝撃)を加えながらネジやビスを打ち込む
インパクトドリルドライバーの「インパクト」とは「衝撃・打撃」という意味。回転運動時に回転方向にインパクト(衝撃)を加えながら打ち込む(打撃)ことで作業能率を上昇させます。通常のドリルドライバーよりも少ない力で作業ができるわけです。
インパクトドライバーの名で知られるメジャーな工具
DIY~プロまで幅広い層で使用者が多い種類の電動ドリル・ドライバーです。ちなみに、私が使用しているのもこちらのインパクトドリルドライバー。建設現場で本業の型枠大工さんたちが使用しているのもインパクトドリルドライバー。機能は申し分ありませんが、そのぶんだけ価格が高く、それなりに重いので取り回しには難があるかもしれません。
電動ドリル・ドライバーの種類3.振動ドリルドライバー
振動ドリルドライバー(ハンマードリルドライバー)は回転方向と軸方向の両方に振動を与えてコンクリートなどの特殊な壁に穴をあけるための電動ドリル・ドライバーです。インパクトドリルドライバーをさらにパワーアップしたもの。
日曜大工やDIYではあまり使用されない種類
基本的に専門の職人さんが使用する工具で、日曜大工ではまずお目にかかることがない種類の製品です。振動ドリルドライバーとハンマードリルドライバーは機能的には似通っています。どちらもコンクリート壁に穴をあけたり補修に使用したりするための工具です。
振動ドリルドライバーは繊細な作業向き。ハンマードリルドライバーは大胆な作業向きだと考えていただければ問題ありません。
ドリルドライバーとインパクトドライバーをご紹介!
今回、ご紹介するのは「種類1.ドリルドライバー」と「種類2.インパクトドリルドライバー」の2種類の製品です。DIY初心者~プロまで幅広く使用されているこれら2つの種類の製品のなかから、あなたにマッチしたものを選んでいきましょう。
電動ドリル・ドライバーの選び方①
それでは、ドリルドライバーとインパクトドリルドライバーの選び方について、これら2種類の違いを紹介しながら見ていきましょう。
ドリルドライバーがおすすめな方は?
まず、ドリルドライバー。主にDIYで薄い木材や柔らかい素材に穴をあけたりネジやビスを留めたりといったライトな作業をしたいのなら、ドリルドライバーが断然おすすめです。インパクトドリルドライバーはパワフルではありますが、そのぶんだけ繊細に作業を進めるのは難しくなります。
初心者ならドリルドライバーがおすすめ
例えば、小さな棚やカラーボックス。本棚や椅子などの小型~中型のインテリア家具を自作したいのならドリルドライバーでも十分に対応できます。価格も安いモデルが多数あり、本体重量も比較的軽量なものが多いのでDIY初心者にも扱いやすいです。
小さなお子様や女性の方でも使いこなせるドリルドライバー
特に、小さなお子様や女性の方。DIYにまだ慣れていない方はインパクトドリルドライバーではパワーがありすぎて持て余すかもしれません。そのため、「最初の1台」はドリルドライバーから選ぶのが個人的にはおすすめです。
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電動ドリル・ドライバーの選び方②
インパクトドライバーがおすすめな方は?
次に、インパクトドリルドライバー。こちらはベッドなどの大型家具の組み立てをはじめ、住宅のセルフリノベーションのほか、物置や倉庫の増築施工などパワーが要求される場面で抜群の活躍を見せてくれます。扱いにくさはありますが、適切に使用できれば少ない力でガッチリとネジを締め付けて固定してくれるのでパパパパッとすばやく効率的に作業を進められます。
メディア露出も多いインパクトドリルドライバー!
例えば、将来的にベッドなどの大型家具や住宅のセルフリノベーションもやってみたい!という方はインパクトドリルドライバーが圧倒的におすすめです。ちなみに「有吉ゼミ」でヒロミさんや滝沢さんがリノベーション作業に使用しているのも、インパクトドリルドライバーですね。
使いこなすにはコツが必要!
ただし、繰り返しになりますがドリルドライバーよりも扱いが難しいので、使い始めのころには作業ミスが多くなるかと思います。もしも、インパクトドリルドライバーを最初の1台にするのなら、材料はちょっぴり余分に用意したほうがよいでしょう。
インパクトドライバーを選ぶ際の注意点!
また、インパクトドリルドライバーは「ビス締め」をして素材と素材を固定する作業に性能を尖らせた製品です。先端のアタッチメントを取り替えれば、もちろん穴あけも可能ではありますが決して得意分野ではありません。そのため、「穴あけ機能」を特に重視して電動ドリル・ドライバーを購入する方は、インパクトドリルドライバーではなくドリルドライバーを選ぶのがよいでしょう。
電動ドリル・ドライバーの選び方③
充電式のコードレスタイプか電源式のコードタイプか
電動ドリル・ドライバーには充電式と電源式があります。充電式はコードレスで電源式はコードありです。電動ドリル・ドライバーはもちろん、他の工具全般についていえることですが、価格は充電式>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>電源式となっています。これは主にリチウムバッテリーや充電器の代金がプラスされているためです。
屋内の決まったお部屋などでだけ作業をするのならば電源式。屋外の広い場所や電源の取れない場所で作業をするのならば充電式を選べば間違いありません。
予算に余裕があるのなら充電式がおすすめ
ただ、個人的にある程度の予算を出せるのなら充電式のほうがおすすめです。理由はシンプル。作業中にコードがものすごく邪魔くさいから。特に私のようにドン臭い人間ならばなおさらです。
電源コードが行動の邪魔になる?
サンダーなどのある程度作業場所が決まっている工具であれば電源式でコードのあるものでも問題はありませんが、電動ドリル・ドライバーはチョコマカ動きながら使用していくことが多いのでコードが足に絡んでズッコケそうになります。
コード付きの電源式にもメリットはある
逆に予算をおさえてパワーのある電動ドリル・ドライバーを購入したければコード付きの製品を選ぶのも手段の1つです。低品質なバッテリーはすぐにヘタって馬力がなくなります。安定した電力供給を確保できる電源式のほうがパワーのある製品が多いです。
コード式を選ぶのなら「コードの長さ」をよく確認しよう!
ただ、その場合にはできるだけコードの長い製品を選んだほうが作業時の取り回しにストレスを感じにくいでしょう。できればコードは2m以上の長さが欲しいところ。コードの長さが1m程度だとおそらく作業時に引っかかってヤキモキしますよ。
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DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー4選!
これからDIYを始めようと考えている方におすすめのモデル
ここからは「DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー」をご紹介していきます。主にライト層のDIY初心者の方におすすめできる電動ドリル・ドライバーのみをピックアップして解説していきますので、あなたにとってのベストな製品選びの参考にしてください。
DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー①
アイリスオーヤマ:RD110
DIY初心者におすすめできる電動ドリル・ドライバーの要素は安さ・軽さ・性能に加えてデザインのおしゃれさの4つです。「RD110」は軽くてコンパクトなだけでなく、数千円程度の予算で購入できる経済性の高さも嬉しいポイント。重量はたったの380gほどしかありません。また、L字型の可愛らしいデザインは男性はもちろん、女性からお子さんにまで幅広い支持を得ています。
10種類のアタッチメントでいろいろな場面に対応!
もちろん、性能面も必要十分なものを備えており、付属している10種類のアタッチメント(ビット)を付け替えることでドライバーでのネジ留めから六角ナットの固定まで柔軟に対応できます。先端には白色系のLEDライト付き。USBから簡単に充電できるのも嬉しいですね。
ただし、こちらの製品は「電動ドライバー」であって「電動ドリル」ではありません。穴をあける用途には使用できませんのでご注意ください。
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DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー②
マキタ:TD090DWSP
こちらは工具の定番「マキタ」が販売している充電式のインパクトドライバー。「マキタ」が販売しているインパクトドライバーには締め付け性能がほどほどな代わりに低価格路線で売られているモデルがあります。この「TD090DWSP」もその1つです。
DIYで使用するには十分すぎる性能
家庭用電源コードで充電できるシンプルな製品で回転数2400、打撃数3000とDIYで使用するには十分な性能。ちなみに本職の大工さんが使用しているインパクトドライバーは(後述しますが)この1.2倍~の回転数、打撃数を備えているものが多いです。ただ、日曜大工で使用するのならそこまでの回転数と打撃数は必要ありません。
むしろ、過剰なパワーはネジやビスをねじ切ってしまうので、初心者の方がDIYで使用するのならこの「TD090DWSP」のほうが扱いやすくおすすめ。信頼性の高いマキタ製で、品質が安定しているのも嬉しいポイントです。ただし、こちらも穴あけには使用できません。
DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー③
Many Fanctions:電動ドリルドライバーCD-204
そろそろ穴あけに使用できるモデルを紹介しなければ記事タイトル詐欺になってしまいますね。そこで満を持してご紹介するのがこちら「充電ドリル・ドライバーCD-204」です。20.4Vのハイパワーでありながらリーズナブルな価格で購入可能。96点セットの圧倒的な付属パーツにより穴あけはもちろん、ネジやビス留め。そして、研磨やサビ落としにまで対応してくれます。まさにオールインワンと呼ぶにふさわしい電動ドリル・ドライバーです。
ドラクエで例えるなら「銅の剣」
ただし、あくまでも日曜大工用の品。小型の家具などを組み立てたり、ちょっとしたDIYに使用したりするには十分な性能を備えていますが価格が安いだけあって細部の作りはそれなりです。ドラクエで例えるのなら「銅の剣」くらいの位置づけでしょうか。使っていくうちに物足りなさを感じてくるかもしれません。まあ、それはどの製品にも言えることですね。こちらの製品に物足りなさを感じ始めたならもはや、あなたはDIY初心者とはいえないでしょう。
DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー④
リョービドリル
こちらはコード式のモデルです。品質に定評のある「リョービ」から販売されているドリルドライバー。リョービは広島県府中市に本拠を置く日本の工具メーカーです。高い品質のリョービ製工具は世界中に愛用者を生んでいます。
リーズナブルでパワフルな有線電動ドリル・ドライバー
こちらの製品は、ネジ締めはもちろんドリルアタッチメントを付ければ穴あけも可能。安価な充電式電動ドリル・ドライバーはリチウムバッテリーの部分から不具合が発生したり故障したりしてしまうケースが多いですが、コード付きならばその心配はほぼありません。安定した電力供給でパワー抜群。同価格帯の電動ドリル・ドライバーのなかでは間違いなく、頭1つ抜けています。
コードの長さも十分にある!
コード付き電動ドリル・ドライバーを購入する際に気になるのは「コードの長さ」ですよね。こちらはコードの長さもかなり余裕をもって作られているので取り回しの悪さもある程度解消されています。「どうしても充電式じゃないと嫌だ!」という方でなければ、こちらの電動ドリル・ドライバーを購入しておけば間違いないでしょう。
プロまで使える電動ドリル・ドライバー4選!
もうワンステップ上のモデルをご紹介!
ここまでは「DIYにおすすめの電動ドリル・ドライバー」を見てきました。ここからはもうワンステップ上の「セミプロ~プロにおすすめの電動ドリル・ドライバー」をご紹介していきます。DIYに慣れてきた方や、もう少しパワーのある電動ドリル・ドライバーを探している方はぜひこちらの製品からベストなものを選択してください。
プロまで使える電動ドリル・ドライバー①
マキタ:TD149DRFX
マキタから販売されているインパクトドライバーのなかでも比較的メジャーな製品がこちら。「TD149DRFX」です。
最大締め付けトルク「165」と十分すぎるパワーを備えており、家具はもちろん住宅のリフォームやリノベーション作業などにも幅広く使用できます。
インパクトドライバーには最大締め付けトルクの数値が記載されている製品があります。これはねじを締め付けるときに回転方向に加わる力を数値化したものです。DIYや日曜大工で使用するのであれば、最大締め付けトルクの数値は「120」程度あれば十分でしょう。
バッテリーを使いまわしできる
マキタの製品の優れたポイントはバッテリーを使いまわせるところです。こちらのバッテリーは型式番号「BL1830」。同じマキタ製の電動マルノコや電動掃除機などで対応しているモデルであればそのままバッテリーを使用できます。本体だけを購入すればよいので、長い目で見れば経済的かもしれませんね。
プロまで使える電動ドリル・ドライバー②
日立:FWH14DGL
こちらは日立から販売されているインパクトドライバー。日立もマキタと同じく工具ブランドとして名の知れたメーカーです。大工さんの使用する工具も、そのほとんどが日立製かマキタ製。日立から販売されているこちらの「FWH14DGL」は1万~2万円程度の予算で購入できるモデルのなかでは特に光る性能を備えています(2019年5月31日時点)。
かゆいところに手が届くちょうどよさ
締め付けトルクは「140」と、ご家庭でのDIYで使用するのであれば十分すぎるパワーがあります。バッテリーの容量が少なめなので連続して長時間使用することができませんが、そもそもご家庭で使用する際には連続使用なんてしないでしょうから特に問題にはならないでしょう。もちろん、ライバル?のマキタと同じくバッテリーの使いまわしも可能です。
プロまで使える電動ドリル・ドライバー③
日立:WH18DDL2
こちらも日立から販売されているモデル。上でご紹介した「FWH14DGL」はDIY中級者~セミプロにおすすめできる製品でしたが、こちらの「WH18DDL2」は日立製インパクトドライバーのハイエンドモデルです。最大締め付けトルク「177」というまさに「極み」とも呼べるほどのパワー。それに加えてユーザーの技術を100%生かせるだけの確かな操作性と扱いやすさで作業のパフォーマンスを上昇させます。
あらゆるシーンで活躍するストロングモデル
付属の専用充電器を使えば、わずか30分ほどで急速充電が可能。日曜大工はもちろん、自動車のメンテナンスからご自宅のリノベーションやリフォーム。その他、あらゆる作業で活躍してくれるストロングモデルです。例えるならばエクスカリバー。
プロまで使える電動ドリル・ドライバー④
マキタ:TD171DRGX
日立のハイエンドモデルをご紹介した以上、やはりマキタの同ランクモデルも見ておきたいところですよね。こちらの製品「TD171DRGX」はマキタのインパクトドライバーのなかでも特に人気の高いモデルです。最大締め付けトルクは圧巻の「180」!さらに6.0Ahの圧倒的な電力容量はワン充電で長時間の作業を可能にしています。
手にしっくりと馴染むグリップ感
本体重量(というかバッテリーが重い)がそれなりにあるので慣れないうちは取り回しに疲れるかもしれませんが、女性の方でも持ちやすいように設計されたグリップ部分はユーザーの手にしっくりと馴染んでくれます。
マキタと日立は甲乙つけがたい
結局のところマキタと日立はどちらが良いの?
マキタと日立のインパクトドライバーを比較した場合には正直、性能の面では甲乙つけがたいところです。どちらも高品質でアフターケアも十分にあるので、ぶっちゃけ好みで選んでしまっても問題はありません。これが海外メーカーとマキタ、海外メーカーと日立という比較ならば分かりやすいですが、マキタvs日立はユーザーによって答えが変わるので一概にコレとは言えません。
マキタと日立の違い
あえて違いを述べるなら、マキタのほうがバッテリーの互換性が高く、アクセサリーパーツが多いのでインパクトドライバー以外の工具を購入する予定があるのならば全てマキタで揃えてもよいかもしれません。また、営業所の数もマキタのほうが多いので修理などのサポートも受けやすいです。
日立の技術力も侮れない!
ただ、日立は独自の新技術開発に精力的で、性能面ではマキタを凌駕している部分もあります。マキタがintelならば、日立はAMD。マキタが巨人ならば、日立は阪神でしょうか。
基本的にバッテリーや充電器を他の工具と使いまわしていくので、日立の工具を使う方は、1から10まで全て日立。マキタの工具を使う方は1から10まで全てマキタという方が多いです。ちなみに私は、工具は全てマキタで揃えています。
まとめ
あなたの相棒となる電動ドリル・ドライバーを選ぼう!
電動ドリル・ドライバーのおすすめ製品について見てきましたがいかがでしたでしょうか。電動ドリル・ドライバーを上手に活用することで、DIYの幅はさらに広がります。性能はもちろんですが、あなたの手にぴったりと馴染むような愛着をもてる製品を選んで長く愛用していけるとよいですね。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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