雑記

父子家庭で育った子供は幸せになれる?子育ての悩みとあるある体験談3選!

  • 父子家庭(母子家庭)でこれからお子さんと2人で頑張っていこうと考えている方
  • 父子家庭(母子家庭)で子育てをしていて悩みや不安を感じている方
  • 父子家庭(母子家庭)で育てられた子供のリアルな心情を知りたい方

今回は上記のような方たちの悩み・疑問に対して、私なりの解答を示していこうと思います。

昭和、平成と時代が移り変わるにしたがって増加してきたのが離婚率です。かくいう私も、一人親の家庭で育ちました。父一人、子一人でそれなりに苦労を重ねながら大学まで進学させてもらった私も、今では独立して社会で生きていくまでになりました。

紅のたぬきち
紅のたぬきち
いろいろな人たちに助けられて大きくなりました!

今回は、シングルファザーとして日々の生活に奮闘しているお父さんたちのために、「子供視点で見たシングルファザーの姿」について私なりに解説していこうかと思います。

なお、今回の記事内容はあくまでも私、個人の考えですので、あらかじめその点についてご了承をお願いします。

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目次

父子家庭・母子家庭の子供は不幸なのか?

父子家庭は不幸だと誰が決めたんだ

父子家庭はもちろん、シングルマザーを含めた一人親家庭で育った子供は、両親が健在の家庭で育った子供と比較して不幸なのでしょうか?

幸福の定義は人それぞれですので一概には言えませんが、今回は実際に父子家庭で育った私なりに、このテーマについての解答を提示していきます。

まず、私は人が「幸福であるかどうか」という基準は加減点方式で決まると考えています。

  • 「あぁ、自分は幸せだなと感じる出来事」があれば+10ポイント加点
  • 「両親が健在の家庭に対して羨望・みじめさを感じる出来事」があれば-10ポイント減点

心のなかで「幸福貯金」が増えたり減ったりしていきポイントがプラスであれば幸福、マイナスであれば幸福ではないといった感じで、相場が変動していくのではないかというのが私の持論です。

母親の似顔絵を描く宿題は非常に困った

例えば、幼稚園や小学校の授業で「お母さんの似顔絵を描いてきてください」という宿題が覚えているかぎりで2回ほど出されたことがありました。私の母は、私が2歳のころにはすでに家庭よりも他のところに居場所を見つけていたのでほぼ自宅にはいませんでした。そのため、この宿題には子供ながらに頭を悩ませたことを今でも覚えています。

私の母は女優だった?

当時の私がどうしていたかというと、TVのコマーシャルに出ていた女優さんの顔を描いて対応していました。記憶を頼りに描こうと数度トライしたのですが、そもそも母の顔も髪型も全く覚えていなかったので描きようがなかったのです。

ちなみに、こんな宿題が出ていたことを父は知りません。毎日、朝早くから夜遅くまで現場仕事をしていた父の負担になりたくなかったので一切話しませんでした。これから先も話すつもりはありません。

当時、私は5歳でしたが、このときに初めて「お母さんがいる友達を羨ましいな」と感じたことを覚えています。

おそらく、一人親家庭で育つ子供は、生活のなかでそういった「両親が揃っている家庭への羨望」を感じる瞬間がある(あった)のではないかと思います。

授業参観は鬼門だった

ちなみにもう1つ、私にとって苦痛だった学校でのイベントがあります。それは授業参観です。平日に行われるので忙しく働いていた父は当然参加できませんし、クラスメイトのお母さん方はお化粧ばっちりでキラキラした洋服で教室に現れるのでどうしても「羨ましさ・みじめさ」を感じさせられました。

理由のない「ごめんね」は不要

あとは、学校の先生やクラスメイト、ご近所さんたちの「ごめんなさい」が辛かったですね。ある程度親しくなり距離感が近くなった先生やクラスメイト、ご近所さんたちと会話していて「母」に関するワードが出ると露骨にこちらに気を遣ってくれるんですよ。「(あ、こんな話題を出して)ごめんなさい」と謝られたことが何回もありましたが、謝られるたびに何だか自身が可愛そうな存在であるような感覚に陥るんですよね。

理由のない「ごめんなさい」は逆に辛くなるのでマジでいらないですよ!

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父子家庭で育った私が幸せを感じた出来事とは?

悲しい悩みや出来事なんて吹っ飛ばせ!

いろいろとネガティブな話題が続きましたが、安心してください。私のなかの幸福貯金は軽く億は超えています。確かに、羨ましさやみじめさを感じる出来事は生きていくなかでたくさんありました。ただ、そんなものを軽く鼻で笑えるほどの楽しい出来事もたくさんあったのです。

運動会のお弁当は自慢の一品

例えば、幼稚園や小学校のころの運動会や遠足などのイベントではお弁当を持っていきますよね?私の運動会のお弁当は同級生全員が覗きに来るほどの凝りに凝ったキャラ弁でした。今でこそ、人気のアニメキャラを象ったキャラ弁はメジャーなものになっていますが、私が小学生だった当時はキャラ弁なんて言葉自体ありませんでした。

ドラえもんのキャラ弁は満点の完成度だった

もともと、おにぎりもロクに握れなかった父が朝の4時に起きて、おそろしく手の込んだドラえもんのキャラ弁を作ってくれていたのです。思い返してみると、どうやってドラえもんの「青色」を表現したのか今もって謎なんですが、見た目だけでなく味もとても美味しかったのを覚えています。

一人親で母がいないために、粗末なお弁当を持たせて私にみじめな思いをさせないように父なりに必死だったのだろうと思います。ただ、父も凝り性なので、ハリキリ過ぎたのでしょう。クオリティが高すぎてクラスメイト引いてましたよ。

なかでも忘れられないお弁当は不格好なオニギリだった

ただ、別にクオリティの高いお弁当を無理に作る必要はありません。私がもっとも美味しかったと記憶しているお弁当は、キャラ弁でも手の込んだお弁当でもなく直径20cmくらいの不格好な巨大オニギリでした。

まだ離婚して間もないころに、幼稚園の遠足に持たせてくれた父の初めての手作りお弁当です。いわゆる爆弾おにぎりで形もデコボコしていました。具にハンバーグや卵焼きなど、私の好物がみっちり入っていて食べ切るのに苦労したのを覚えています。父には内緒ですが、私はあのオニギリが一番好きでした。

幼稚園の友達や先生に笑われましたが、それらも含めて私の大切な思い出です。

子供を楽しませるのではなく自分も楽しむ姿勢が大事!

親が笑えば子供も笑うよ

他にも、夏休みの自由工作は毎年、父子でものすごい情熱を込めた工作物を作っていました。

主にDIY好きで職業:大工の父が私そっちのけで製作していたので「自由工作・父.featuring私」みたいな感じでしたね。楽しそうに私の自由工作を作る父の背中を見るのが好きで、夏休みが早くこないかなと毎年思っていました。

夏休みや冬休み、ゴールデンウィークなどの時期になると積極的に遊びに連れて行ってくれたのも嬉しかったですね。そこまで裕福ではなかったので観光といっても近場が多かったですし、お金がかからない公共施設や、キャンプ・釣りなどのアウトドアレジャーに行く機会が多かったのですが、そんなことは一切気にならないほど当時の私は長期休暇を満喫していました。

アウトドアやDIYを親子で楽しもう

ただ、長期休暇の行楽シーズンに観光地に行くのは気が引けるというシングルファザー・シングルマザーの方もいるかもしれません。他の親子連れがどうしても視界に入りますからね。

「そんな悩みは気にする必要ないよ!」

と割り切ってしまえれば楽ですが、もしも観光地に足を運ぶことに抵抗を感じるならアウトドアに舵を切っても楽しいですよ。キャンプや釣りはもちろんですが、なかでもおすすめなのがライトな登山です。標高の低い初心者向けの山なら小さなお子さんでもスイスイ登れるスポットがたくさんあります。

頂上付近で、親子で並んでおにぎりを頬張るだけでも、子供にとっては十分すぎるほどの楽しいイベントになると思います。

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ささいな出来事の積み重ねで幸福貯金が増えていく

私にとっての親は父だけで十分

もしかしたら、人によってはささいなことに思える出来事なのかもしれません。ただ、「そんなの当たり前のことだよ」と、鼻で笑われるような小さな出来事でも積み重なっていくうちにマイナスを凌駕するほどのプラスの幸福貯金になっていきます。

「自分は今幸せなのか?」という問いに、「YES!」とはっきり大声で答えられるほど私は充実した人生を歩めているわけではありません。しかし、少なくとも不幸ではありません。これだけは声を大にして言えます。

照れくさいので父には言ったことはありませんが、私にとっての親は父だけで十分足りているのです。

大人が思うほど子供は離婚を気にしていない

正直、母を恋しいと思ったのは幼稚園の年長~小学1年生くらいまでのわずかな間だけでした。

私も、もう20代後半。時間にして約245,280時間。分にして約14,716,800分も生きてきたわけですが、いなくなった母のことを恋しいと感じて悩んだ時間は生涯のなかで3分にも満たないです。

3分未満なんて、カップラーメンも食べられませんよ。ウルトラマンもまだまだ余裕で活動できます。

ネガティブ感情を打ち消すための簡単な方法

確かに、一人親家庭は不便が多いです。子供はもちろんですが、親御さん自身も、他所の家庭を羨望してみじめさを感じることがあるかと思います。ただ、そういったネガティブな感情は、ちょっとした工夫で簡単に打ち消せます。

具体的な工夫の仕方は?

「そうはいってもその工夫が難しいんだよ!」と、きっと思われることでしょう。真剣に子供のことを思えば思うほどに視野が狭くなり、何が正解なのか分からなくなっている方もいるかもしれません。

お父さん(お母さん)が楽しいと思える趣味に子供を巻き込んでください。私は父が楽しそうにキャンプしていたり、釣りをしていたり、DIYで不格好な家具を作ったりしている姿を横から見ている時間が何より幸せでした。

無理に子供に合わせて、能面のような笑顔で取り繕っていても子供は敏感に親の本心を嗅ぎ取ります。インドアでもアウトドアでも親御さんが楽しいと心の底から思える何かを、まず見つけてください。そして、それを親子で一緒に体験するだけで幸せな思い出の1ページになっていき幸福貯金が加算されます。

「親の楽しんでいる姿を子供に見せる」ことが、一人親家庭のマイナス負債を帳消しにして親子ともども幸福に充実した人生を送るための秘訣!

「父子家庭(一人親家庭)で育った子供は幸せになれるのか?」という問いに対する、私の答えは「もちろん!幸せになれます!」です。

父子家庭で育った私が言われるとイラッとするワード

耳にタコができるほど言われたセリフをご紹介!

最後に、私が言われると嫌な気持ちになっていたセリフをご紹介します。

  • 「お母さんに会いたくないの?」
  • 「会いたいのなら連絡を付けてあげるよ?」
  • 「本当はお母さんに会いたいんでしょ?」

の3ワードです。だいたい、この3ワードは1セットで現れますね。おそらく、父子家庭(一人親家庭)で育った方のなかには、私とは違った考えを持っている方もいるかもしれません。

ただ、私はマジで本当にこれっぽっちも会いたくないです。

冠婚葬祭に呼ぶつもりもありませんし、行くつもりもありません。

理由はいくつかありますが、まあ簡単に言ってしまうと「どうでもいいから」ですかね。この記事を書きつつ、母に対する今の私の気持ちを整理しているのですが、どうしても綺麗にまとめられません。

別に母を憎んでいるわけではない

別に私は母を憎んでいるわけではないです。本当ですよ?

客観的に見れば、母は幼かった私を捨てたわけですから憎んだり嫌ったりしても当然なように思えるのですが不思議とそういったネガティブな感情は持っていません。実は、私もわりとハードで切れ味のある言葉をいくつか母に言われたことがあります。私に対して、というより父との離婚に向けた話し合いの席での発言が多いです。せっかくなので、私が一番印象に残っている言葉を1つご紹介しますね。

「養育費に月20万円ちょうだい。くれないならアンタ(父)が持っていって」

当時私は3歳だったので母も「どうせ話の内容なんか分からないだろう」と油断していたのかもしれませんが残念なことに記憶にこびりついています。3歳児の記憶力を舐めてはいけません。

父が泣いている姿を見たのはあの時だけ

上記のセリフはもちろん、このセリフを言ったときの母のしれっとした顔も、その時の父の鬼のような泣き顔も鮮明に覚えています。普段は陽気で気さくな父が私の前で泣いている姿を見せたのはあの時だけです。

セリフの意味を理解したのは小学生になってからですが、いかがでしょうか。私の母がどういう人だったのかがたった1行の文章で分かる素晴らしいセリフですよね。

ただ、繰り返しになりますが、私は母に対して当時から一貫してネガティブな感情は持っていません。ただただどうでもいいのです。これは周囲の方にはあまり理解を得られないのですが、本当にこれ以外に表現しようがありません。

母が再婚して幸せになっていようが不幸になっていようがどうでもいい

母が今、どこで何をしているかを私は知りません。離婚当時、母はまだ20代前半でしたから再婚して新しく家庭を持ち、幸せに暮らしているのかもしれませんし、あるいは何らかの苦労を背負いこんで難儀しているかもしれません。事故や病気で旅立たれた可能性もありますね。

どちらにせよ私の関知するところではありません。どうぞ、お好きなように生きていただければと思っています。

ただ、そうですね……1つだけ母に願うことがあるとするのなら、2度と私の人生に関わってほしくないということでしょうか。私は今まで歩いてきた人生に、人並の満足感を得ていますので、くだらない些事に頭を悩ませたくありません。

TVのドラマティックな感動シーンはフィクション臭い

TV番組でドラマティックな親子の対面などが描かれることがありますが、少なくとも私にはあんなふうに涙ながらに母と抱き合うなんて光景を作ることは無理ですね。

おそらく、父子家庭(母子家庭)で子育てをしている方は、子供を別れた母親(父親)と会わせるべきかどうかで悩むことがあるかもしれません。そんなときには、ストレートにお子さんに「会いたいかどうか」を聞いてみて、お子さんの返事を待ってから判断するのがおすすめです。

お子さん本人が「会いたい!」と意思表示をしてきたなら、会えるようにセッティングをしてあげるくらいの感覚で問題ないと私は思います(そもそも同居してない親に、わざわざ会わせなくてもいいんじゃね?とすら思います)。

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おまけ:父子家庭のあるある体験談①

シングル家庭に付きまとう「あるある体験談」をご紹介!

父子家庭のあるある体験談として、私が見てきたことを「おまけ」としてご紹介します。まず、父子家庭にかぎらず、シングル世帯の方にとって悩みとなるのが「相談できる人間が身近にいないこと」です。近所に頼れる祖父母や親族がいてくれれば、ずいぶん楽なのですが、あいにくと私の家庭にはそういった人たちがいませんでした。

借家を確保しにくいのもあるある話?

離婚当時に父とまだ保育園に通う年齢の私の2人で借家を探したわけですが、これがなかなか見つからない。もしかしたら今でも「あるある話」なのかもしれませんね。「シングルで小さい子供がいる世帯」って、昔はあまり好意的に受け取られませんでした。

紆余曲折を経てようやく住む家を確保できた

結局、いくつかの不動産屋を巡って、大家さんと直接面談をしたうえで家賃32,000円の2LDK木造戸建て(築50年)を借りられました。ただ、実際にそこに入るまでにタイムラグがありまして、半月くらいは父と2人で健康ランドに入りびたっていましたね。車中泊もしましたし、思えばテント泊もそのころに初めて経験しました。今となっては良い思い出ですね。

おまけ:父子家庭のあるある体験談②

シングルファザー特有のあるある話は「行政支援の乏しさ」

他に、シングルファザーのあるある体験談として「行政支援の乏しさ」もありますね。今はもう父子・母子と区別なく行政から補助金などのサポートを受けられますが、私が育ったころは「母子家庭は厚遇、父子家庭は冷遇」の時代でした。皆さん、こんなあるある話を聞いたことがありますか?

離婚に際しての親権裁判は基本的に母親優遇。父親が親権を獲得できる可能性は本当に稀である。

今はどうか分かりませんが、30年くらい前にはマジで離別の父子家庭ってレアケースでした。お母さんが不幸にも先立ってしまった死別での父子家庭はたまにありましたが、基本的に離婚したなら親権は母方に行くのが当然だったのです。それがどんな母親でも。

「男性は働けるから自分で何とかして」

そんな社会構造を前提にして行政支援制度も構築されていましたから、父子家庭って本当に何のサポートも受けられませんでした。1番困ったのは「仕事」です。1度、市役所の窓口に父と2人で相談に行ったことがあるのですが、「男性は働けるから自分で何とかして」って真顔で役所のオバサンに言われてスゴスゴと帰った覚えがあります。

託児所なんてものが存在しない時代

ただね。無理ですよ、それ。これも今なお存在する父子家庭あるあるなのかもしれませんが、いくら男性のほうが働き口を見つけやすい社会だと言っても、「子供を背負った状態で働き口を見つけられるほど優しい環境ではない」わけでして。

シングル世帯にあるあるのジレンマと悩み

今と違ってインターネットもない時代でしたから、近所の幼稚園・保育園を電話帳で片っ端から探しまくって日中に私を預かってくれるところを探していたそうです。ただ、良い返事はなかなか来ない。あの時がマジでどん底だったと、後から父に聞きました。

子供がいるから働かないといけない。でも、子供がいると働けない。

日ごろ陽気な父が心中を考えるくらいにまで思いつめたというから、何とも申し訳なくなります。結局、自宅から少し離れた保育園の園長さんが事情を聞いてくださって、「もしものときの緊急連絡先にポケベルを持つこと」を条件に入園させてくれました。思い返すと、こうやって誰かに助けてもらえたから今があるんですよね。

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おまけ:父子家庭のあるある体験談③

再婚もせず子供以外の幸せもない空っぽの人生を選んでしまう

父子家庭・母子家庭の両方に付きまとうあるある話ですが、「子供を理由にして、次の恋愛に踏み出せなくなる」というのはありますね。私の父も、再婚せずに今も独身です。平日は仕事+家事で追われ、休日は子供の相手をしなければならない。そういった生活のなかで、だんだんと無意識のうちに自分の人生をないがしろにしてしまう。「子供がいるから、安易に恋愛(再婚)なんて…」と躊躇してしまう方もいますよね。

子供のために自分を犠牲にしないで

ただ、こういったあるある話に対しては、子供の立場から明確にNOを突き付けたいです。シングル世帯の親御さんは、どんどん恋愛をすべきですよ。もちろん、分別はつけるべきですが、「子供を理由に恋愛や再婚を諦める」なんてことは、絶対にやめてほしいです。親が子供の幸せを願うように、子供も親の幸せを願っています。

あなたが幸せになることが子供にとっての幸せに繋がる

あなたが幸せになれない理由が我が子にあるなんて、あまりにも悲しすぎる。生活が忙しいのは分かります。そんな余裕がないのも十分に理解できます。ただ、個人的にはシングル世帯の親御さんはもっと「子供以外の幸せの所在」を見つけるべきだと思います。「子供の成長だけが楽しみ」なんて己の人生に見切りをつけるのは絶対にやめてください。それは子供の側から見れば呪いも同然です。

再婚するのも良いし趣味に没頭するのも良い

シングルファザー・シングルマザーで懸命に子育てを頑張っている皆さんは、個人としての幸せをしっかりと貪欲に追求してください。

あなたが幸せになることが、子供にとっての幸せに繋がります。あなたが再婚しようが趣味に没頭しようが子供は、少なくとも私は父の味方です。おそらく、他のシングル世帯で育った息子さん、娘さんも同じことを願っていると思います。

まとめ

一緒に前を向いて歩いて行こうよ

さて、父子家庭で育った私が思うシングルの悩みについて、私なりに解説してきましたがいかがでしたでしょうか。いろいろと悩む場面が多い子育て現場。1人でお父さん役、お母さん役をこなさなければいけないシングル家庭は大変なことも多いですよね。

私独自の考えが多いので、もしかしたら参考にならないかもしれませんが、少しでもこの記事が、シングルでの子育てに不安を感じている方たちの力になれたのなら、これ以上の喜びはありません。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

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