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カセットガス式冷蔵庫とは?仕組み・原理や使い方からおすすめ商品まで紹介!

アウトドアのホットシーズンは、気温も同じく熱くなってくるもの。そんな季節にキャンプを満喫するのであれば、カセットガスで使用できる簡易冷蔵庫を使用するのがおすすめです。クーラーボックスは、保冷剤や氷を用意する必要がありますよね。保冷剤や氷が溶けてしまえば、もう冷却力はありません。

しかし、カセットガスで使用できる簡易冷蔵庫であれば、1本のカセットガスさえ用意すれば半日~1日以上の時間、継続して利用できます。

例えば、キャンプの際に冷たい飲み物を携帯したい場合や、ご家庭からお肉やお野菜などの食材を持ち込みたい場合には、キンキンに冷えてくれる簡易冷蔵庫を上手に活用するのがよいでしょう。

アウトドアはもちろん、災害のときに抜群の効果を発揮してくれるカセットガス式の簡易冷蔵庫について、その仕組み・原理から使い方。そして、おすすめの商品までご紹介します。

目次

カセットガス式の簡易冷蔵庫とは?

アウトドアから防災用にまで使用できる簡易冷蔵庫

 

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カセットガス式の簡易冷蔵庫は、ご家庭用の一般冷蔵庫と違い電源を必要とせず、カセットガスをセットすることで稼働する製品です。コンセント不要で使用できるため、アウトドアシーンはもちろん、万が一に被災してしまった際にも活躍してくれます。

カセットガス式の簡易冷蔵庫はどれくらい冷える?

外気温からマイナス15~30度ほどの冷却性能を備えている製品が多いですね。もちろん、製品によって冷却性能は異なります。氷が作れない「冷蔵」機能のみのカセットガス式冷蔵庫であれば1~10度ほどのひんやりした冷気が。製氷機能が付いた「冷凍」機能が付いているカセットガス式冷蔵庫であれば0度を下回る凍り付くような冷気が出てきます。

ダイヤルで切り替えできる製品もある

ダイヤルで冷蔵と冷凍を切り替えできる製品も販売されています。一般的に、冷蔵機能のみで使用した場合にはカセットガスの燃費が良くなりますね。逆に、フルパワーで冷凍性能を使用した場合にはカセットガスの燃費が悪くなります。ジュースやビールを冷やしたり、お肉やお野菜をキャンプ場に持ち込んだりするだけであれば、冷蔵機能のみのカセットガス式冷蔵庫でも十分かもしれません。

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カセットガス式の簡易冷蔵庫の仕組み・原理

カセットガス式の簡易冷蔵庫の冷却方式は?

 

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代表的なカセットガス式の簡易冷蔵庫として、「ドメティック」が開発販売している「ポータブル 3way冷蔵庫 COMBICOOL ACX35G」があります。こちらの製品を例にして見ていきましょう。

アンモニアなどの自然冷媒を活用して空気を冷やす

カセットガス式の簡易冷蔵庫は、その内部にアンモニア溶液が密封・内蔵されています。このアンモニア溶液をカセットガスの力を利用して加熱し、気化させることで「気化熱」の原理によって庫内の空気を冷やすわけです。

気化熱とは?

気化熱とは、液体が気化する際に消費される熱のこと。

は?って思いますよね。

ごく簡単に言ってしまえば「水が蒸発して水蒸気になったときには、周囲の空気が冷えていく」仕組み・原理のことです。

仕組み・原理の秘密は「アンモニア」の循環にあり

例えば、アツアツに熱されたアスファルトに水を撒いて体感温度を下げる「打ち水」も、気化熱を活用した行為。アツアツのアスファルトに触れた瞬間に、水(液体)は水蒸気(気体)に変化しますよね。このときに、周辺の熱が奪われて「冷えて」いくわけです。アンモニアは水よりも低い温度で気化します。アンモニアを気化↔液化させて、循環使用することにカセットガス式簡易冷蔵庫の仕組み・原理の秘密があるのです。

カセットガス式の簡易冷蔵庫の使い方

ご家庭で電気稼働してから携帯しよう

 

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カセットガス式簡易冷蔵庫はその多くが家庭用の電源コンセントでも稼働してくれます。キャンプなどのアウトドアシーンで活躍させる前に、まずはあらかじめご家庭の電源コンセントと接続して冷蔵庫内の温度を下げておくのがおすすめ。もちろん、被災時にはスタートからカセットガスで冷やし始めることも可能です。ただ、通常時ではスタート冷却は電源コンセントを使用するほうがコスパの面で優れていますね。

車載冷蔵庫用に使用するユーザーも多い

 

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アウトドア用・被災時用と活躍シーンが多いカセットガス式の簡易冷蔵庫。ただ、こちらの製品を使用する方のなかには、車載用の冷蔵庫として使っているユーザーも多く存在します。SUV自動車のなかには家庭用電源コンセントを装備しているものもありますからね。カセットガスと上手に使い分けて車載冷蔵庫として活用すれば、まるでリムジン車のようにドライブ中もキンキンに冷えたドリンクをいただけます。気分はブルジョワ。

電源コンセントの種類に注意

電源コンセントのAC/DCの種類には注意が必要です。まあ、記事後半で紹介している製品についてはAC/DCの両方で使用できますが、もしも実際に購入を検討するのであれば基本スペックをよく読んでおきたいところですね。

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カセットガス式の簡易冷蔵庫の選び方

カセットガス式簡易冷蔵庫の選び方①:冷却性能

 

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カセットガス式の冷蔵庫を選ぶ場合には、その製品の冷却性能について必ず見ておきましょう。必ずしも冷凍機能があるもののほうが優れているわけではありません。どのようなものを冷蔵庫で保存したいのかをイメージして、あなたにとっての最適な冷却性能を備えた冷蔵庫を選んでください。

カセットガス式簡易冷蔵庫の選び方②:稼働時間

1本のカセットガスで稼働できる時間も、製品購入前に必ず見ておくべき項目です。電源コンセントから稼働・充電できるタイプでも、屋外使用時には基本的にカセットガスで稼働することもなります。1本のカセットガスで稼働できる時間が長いもののほうが、ランニングコストはずっと安く済みますので、よく確認しておきたいですね。

カセットガス式簡易冷蔵庫の選び方③:製氷できるかどうか

 

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製氷機能があるかどうかは、特に夏場のアウトドアでは重要な要素です。冷凍保存できる簡易冷蔵庫でも、意外と製氷まで可能なものは多くありません。キャンプ場でかき氷などを作って食べたり、お酒をロックでいただいたりといった使用法をしたいのならば、製氷できる簡易冷蔵庫を選んでおくのがおすすめです。

カセットガス式簡易冷蔵庫の選び方④:電源ユニットの種類

カセットガスのみで稼働する簡易冷蔵庫は、今ではあまり市場に出回っていません。ただ、中古品をはじめネットオークションなどで年式の古い簡易冷蔵庫を購入する場合には、電源ユニットの種類についてもあらかじめ確認しておきましょう。カセットガスのみで稼働するのか、あるいは家庭用電源コンセントでも稼働できるのか。AC/DC電源両方に対応しているのかなどを必ずチェックしてから購入しましょう。

ドメティック ポータブル 3WAY冷蔵庫【おすすめ!】

ドメティック ポータブル 3WAY冷蔵庫

カセットガスで使える簡易冷蔵庫として、おそらく最もユーザーからの支持を集めているのがこちら。ドメティック社から販売されているポータブル3WAY冷蔵庫です。ドメティックはアルベルト・アインシュタインからも称賛された高い技術力でポータブル家電を開発販売している有力メーカーです。こちらの製品も、長い歴史から培われた技術力が細部にまで活かされています。

ドメティック社について詳しく知りたい方はこちらから公式HPに

このカセットガス式簡易冷蔵庫のおすすめポイント!

 

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3WAYとは、カセットガス・家庭用電源コンセント・自動車のシガーソケットの3つの方法で稼働できることを意味しています。250gのカセットガスで最大24時間の稼働が可能。冷却性能は外気温によって左右されます。

真夏ならば冷蔵庫・春秋ならば冷凍庫

おおよその目安としては外気温マイナス20度まで冷えますね。真夏のキャンプ場で使用するのであれば、基本的に「冷蔵」庫として活躍することになるでしょう。春や秋であれば「冷凍」庫として使用できます。

暑い時期であっても使い方次第で冷凍庫として使用できる?

夏以外であれば製氷可能なほどのポテンシャルを秘めた「ドメティック ポータブル 3WAY冷蔵庫」。暑い時期であっても例えば、自動車などのエアコンを活用して外気温を20度以下におさえておけば冷凍庫に近い温度にまで庫内の環境を整えることもできます。また、標高の高い位置にあるオートキャンプの場合は、真夏でも平地よりずっと気温が低いケースが多いです。この頼もしさが「ドメティック ポータブル 3WAY冷蔵庫」が多くのユーザーから愛用されている理由ですね!

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カセットガス式の簡易冷蔵庫の注意点!

直射日光に当ててはいけない

まるでバンパイアの弱点のようですが、カセットガス式の簡易冷蔵庫は直射日光に当たる場所に設置することはできません。必ず、タープなどで日陰を作ってから設置しましょう。

水平な場所で使用しよう

カセットガス式にしても電源式にしても簡易冷蔵庫を使用する場合には、水平な場所に設置する必要があります。傾いた場所に設置すると、簡易冷蔵庫内の冷媒となるアンモニア溶液が偏って本来の冷却性能を発揮できなくなります。

自動車に簡易冷蔵庫を置く場合

簡易冷蔵庫の中身が腐っていた原因として、一番多いのがコレです。自動車にカセットガス式の簡易冷蔵庫を置く場合でも、水平器などを使用したうえでベニヤ板を敷いて水平な場所を作っておくのがおすすめ。あるいは、自動車移動中のみ保冷剤などで冷蔵庫内を冷やしておくのもよいですね。

カセットガスの取り扱いには注意

カセットガスを自動車に置く場合に絶対にやってはいけないことがあります。それは高温になった車内にカセットガスを放置しないことです。オートキャンプでは自動車でそのままキャンプ場のなかに入っていくことになります。真夏のアウトドアでテントを設営して、自動車のエンジンを止め、キーをロックしたまま予備のカセットガスを車内に放置しておくと太陽光で高温になった車内温度によって、カセットガスが破裂する危険性があります。カセットガスの取り扱いには十分に注意してくださいね!

まとめ

カセットガス式簡易冷蔵庫であなたのアウトドアは変わる

 

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カセットガス式の簡易冷蔵庫は従来のクーラーボックスとは一線を画するアイテムです。暖かい時期のアウトドアをより一層エンジョイするために、冷蔵庫という今まではご家庭でのみ使用されていた製品をキャンプ場に持ち運んでみてはいかがでしょうか。

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