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アドセンス対策記事の作り方5選!複製されたコンテンツの真実と攻略法は?

ブログで収益化を目指すのならば、絶対に通過しておきたい第一のハードル。それが「Googleアドセンス」です。2016年頃までは、特に対策らしい対策を講じなくてもすんなり通過できたアドセンス。しかし、2019年現在は100回以上連続で落ち続ける方も決して珍しくないほどの厳しい審査となっています。

繰り返しアドセンス審査に落ち続けると、Googleから自分の書く記事には「価値がない」と言われ続けているようで、物凄く気持ちが萎えるんですよね。

ただ、「そんなことはない」と私は言いたい。

今回は、アドセンス審査に繰り返し「価値の低い広告枠」という理由で落ち続けている初心者ブロガーさんのための記事です。特に、「複製されたコンテンツ」という理由でハネられているあなたに向けた記事となります。

「絶対にアドセンス審査に受かりたい」という強い意思がある方のために、こちらも全身全霊で「絶対に受からせる」くらいの気持ちで書かせていただきました。

いわゆる、よくある「アドセンス審査の対策記事」にて記載されている必須事項の

  • プライバシーポリシー
  • 免責事項
  • お問い合わせフォーム

などは当然設置してあるものとして当記事では説明を省いております。

もしも、それらの情報が知りたい方はこちらのページに記載があります。

今回は私の頭のなかにあるノウハウ。実際に、私が何を考えてどう対策をして、どのように対策用の記事を作ったのか。外部のサイトには書かれていないであろう内容を全て皆さんにお伝えします。一部、冗長になっている部分もあるかと思いますが、どうかご容赦ください。

この記事で分かること
  1. Googleアドセンス審査で見られるポイント
  2. 「価値の低い広告枠(複製されたコンテンツ)」の真実
  3. アドセンス審査向けの記事ジャンル
  4. アドセンス審査向けの記事の作り方と大見出し(H2タグ)例
  5. アドセンス審査相談でよくあるQ&A

目次

アドセンス審査についての考察

倒すべき敵の正体が見えないと対策のしようがない

紅のたぬきち
紅のたぬきち
そもそも「アドセンス審査」はどういう形式、どういうプロセスで何を審査されているのか。ここが不透明な状態で、いくら審査対策をしたところで納得できる結果は得られないだろう。

これは私がアドセンス審査に落ち続けていた2018年の12月下旬~2019年の1月上旬までに、ひたすら考えていたことです。いったい、何を基準にして、Googleは私が書いた記事を「価値が低い」「複製されたコンテンツ」と判断しているのか。何様のつもりなのか。そこが分からないことには対策のしようがないと感じていました。

Googleはいったい何を基準にしてアドセンス審査の合否を決めているのか?

実はアドセンスの合否基準についてはGoogleの公式フォーラムに記載があります。

  1. 他のサイトにない魅力があるか?
  2. 操作が分かりやすく簡単であるか?
  3. 読者の興味を惹くような独自のコンテンツがあるか?

簡単に要約すると、この3点が審査の際に見られるポイントです。このなかで「②操作が分かりやすく簡単であるか?」について、私が対策したことは以下の3つ。

  1. サイトのトップページから全てのコンテンツにアクセスできる動線を用意する。「全てのコンテンツ」とは、記事・固定ページ・問い合わせフォームを含む文字通り全てのコンテンツのこと。
  2. パンくずリストの設置。「パンくずリスト」とは、読者が現在、サイト内のどの部分のページを閲覧しているのかを表示するハイパーリンクのこと。例えば、下記画像の赤枠で囲った部分がそれ。
  3. 目次の設置。「目次」をプラグインの「Table of Contents Plus」で設置した。もしも、まだ設置していないという方は、上記プラグイン名でググって導入しよう。

①と③については類似した内容の基準を示している

  1. 他のサイトにない魅力があるか?
  2. 読者の興味を惹くような独自のコンテンツがあるか?

①と③については、どちらもほぼ同じ内容の基準を示しています。すなわち、

  1. 既存のサイトにはない独自のカラーを出せているか。
  2. 既存のサイトには書かれていない内容が記載されているか。
  3. オリジナリティ&独自性の高いコンテンツ(記事)を用意できているか。

の3つの要素を備えているサイトが、アドセンス審査で「望まれているサイト」です。特に、「複製されたコンテンツ」という理由で審査落ちをしているサイトについては、この3つの要素を備えていないサイトなのだと、Googleが判断していることになるのでしょう。はあ?(怒)

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「複製されたコンテンツ」の真実

「複製されたコンテンツ」のいう「コンテンツ」とは何だろう?

「複製されたコンテンツ」という文言を見ると、どうしてもサイト内にある個別の記事・コンテンツがコピー判定を受けているように思えてしまいますよね。

しかし、これは大きな誤解です。

「複製されたコンテンツ」のいう「コンテンツ」とは個別の記事ではなく、そのブログ全体を指しています。できるだけ分かりやすく「複製されたコンテンツ」を言い換えると以下のようになりますね。

①「複製されたコンテンツ

②「複製されたブログ

オリジナリティ&独自性の少ないブログ

記事0でも「複製されたコンテンツ」という理由で審査落ちする

「複製されたコンテンツ」という審査落ちの理由が、個別の記事コンテンツにあるとするのであれば、

記事が一切ない状態のブログ=個別の記事コンテンツが0の状態のブログ

「複製されたコンテンツ」という理由で審査落ちすることは絶対にないはずです。アドセンスの審査不承認理由には「価値の低い広告枠(コンテンツが存在しない)」もありますからね。この理由での審査落ちに変わるはずです。

しかし、私は記事0の状態でも「複製されたコンテンツ」という理由で審査落ちをしています。

「複製されたコンテンツ」のいう「コンテンツ」とは審査対象ブログの全トータルコンテンツのこと

すなわち、「複製されたコンテンツ」のいう「コンテンツ」とは、「個」ではなく「全」審査対象ブログの全トータルコンテンツを総評して、「あなたのブログは複製されている=オリジナリティ&独自性が少ない」とGoogleから指摘されているのだと推察できます。

アドセンス審査は内部スコア形式?

「複製されたコンテンツ」は、ブログコンテンツ全体のオリジナリティ&独自性があるレベルを超えた段階で消失します。具体的には、下記のような道順でゴールに近づくわけです。

7/2:記事3記事で申請→価値の低い広告枠(複製されたコンテンツ)で審査落ち。
7/6:体験談記事を+3記事追加、計6記事まで増やして再申請→価値の低い広告枠(複製されたコンテンツ)で審査落ち。
7/12:辛口の商品レビュー記事を+3記事追加、計9記事まで増やして再々申請→審査通過。

繰り返し「価値の低い広告枠(複製されたコンテンツ)」で審査落ちをしていても、ある基準を超えた時点で意外なほどすんなりと審査通過メールが届きます。思うに、アドセンス審査は内部スコア形式なのでしょう。告知されないだけで、審査対象のブログごとにオリジナリティ&独自性のスコアが付けられているのだと思います。

紅のたぬきち
紅のたぬきち
記事ごとのオリジナリティ&独自性によって、審査通過までに必要となる記事数は多少変動しますが、基本的には皆さんもこの道順で審査通過という名のゴールを目指していくことになるでしょう

「複製されたコンテンツ」の攻略法

オリジナリティ&独自性のある記事を追加していこう

「複製されたコンテンツ」から最短で審査通過するための攻略法は、オリジナリティ&独自性を重視した記事をサイトにどんどん追加していくことです。既存の公開記事については、アドセンスポリシーに違反している禁止コンテンツ内容に該当していなければ非公開にする必要はありません。⇒禁止コンテンツ

ただし、オリジナリティ&独自性について特に意識せずに作成した記事については、審査通過までは非公開として、「サイト全体のオリジナリティ&独自性を底上げする」のも1つの手段ですね。あるいは、後述する方法で既存記事に主観的な意見をプラスするのもよいでしょう。

既存記事を非公開にする場合には?

もしも、既存記事を非公開にする場合には、no index処理をして「インデックス登録」からも削除するようにしましょう。非公開記事がインデックスされたままの状態だと審査時に「リンクエラーページ」として扱われる可能性があります。リンクエラーページが大量にインデックスされていると、「価値の低い広告枠(複製されたコンテンツ)」という理由で審査落ちする可能性が高まる傾向がありますね。これについては心あたりがある方も少なくないかもしれません。

オリジナリティ&独自性の高い記事とは?

「オリジナリティ&独自性の高い記事って具体的にどういう記事なの?」と疑問に思われた方が多いでしょう。これは簡単に言ってしまえば「体験談・レビューをテーマにした記事」です。実際に、あなたが体験したことや実際に使ったことのあるグッズの使用感などを記載した記事が「オリジナリティ&独自性の高い記事」となります。

今回は記事後半から、アドセンス対策記事の作り方として、オリジナリティ&独自性の高い記事を簡単に作成する方法もご紹介しています。これは、私が実際に審査通過するために実践した方法を解剖・解説した内容となっています。審査通過というゴールに辿り着くための「1つの道しるべ」として活用していただければ幸いです。

「site:」でインデックスデータを洗い出そう

「複製されたコンテンツ」で審査落ちを繰り返しているサイトの多くが、何らかのインデックス上の問題を抱えています。

site:ドメイン名

でGoogle検索をかけてみると、そのドメインに紐づけられているインデックスされたページを一覧で見ることができます。

「複製されたコンテンツ」を招く3大ページ

例えば、当サイトの場合には

site:https://tanuki-outdoor.com

で検索をかけるわけですね。この作業によって出てくるインデックス一覧のなかに、①リンクエラーページ②価値の少ないページが混じっている状態だと、審査通過は厳しいものとなります。また、以下のような③画像メディアが貼られているだけのページがインデックスされた状態だと、「複製されたコンテンツ」と判断されやすい傾向が見られました。

画像メディアが貼られているだけのページ

こんな感じのページがインデックス一覧に表示されているならば赤信号です。早急にno index処理をして、画像ページをインデックス一覧から削除していきましょう。この作業には数週間の時間がかかりますので、気長に待ちつつ新記事を執筆されるのが良いかと思います。

多くの場合、こういったページは本来であれば、もともとno indexとして処理されているはずです。何らかのプラグインが誤動作している可能性がありますので注意してください。私の場合には「All in one SEO」が悪さをしていました。

WordPressでブログ作成をされている方は「テーマ名(Jinやcocoon) no index」でGoogle検索を。はてなブログやlivedoorブログなどでブログ作成をされている方は「はてなブログ(livedoorブログ) no index」でGoogle検索をかけると、具体的なno indexの設定方法をまとめた記事が出てきます。

あなたのブログは「1つの大きなショートケーキ」

あなたのブログを「1つの大きなショートケーキ」だと思ってください。「複製されたコンテンツ」という判定は、「あなたのショートケーキにはオリジナリティが足らないよ!」というGoogleからの指摘です。

紅のたぬきち
紅のたぬきち
思うに、Googleはどこのお店でも買えるような綺麗なだけのショートケーキは「もう必要ない」と判断しているのでしょう。

あなたが菓子職人だったとして、ショートケーキに分かりやすい個性をプラスしたい場合には何をするでしょうか?

苺の産地を変えたり、生クリームの購入先を変えたりするよりもパインやピーチ、チョコレートなどの「新たなトッピング素材(新記事)」をプラスしてトータルの個性(独自性)を高めていくほうが効率的ですよね。

ブログについても同じことが言えます。あなたが「これは間違いなく自分にしか書けない」と思える記事を、少しずつ丁寧に作成していってください。そして、それらの記事を地道に公開していってください。まるでショートケーキにお好みのフルーツをデコレーションしていくように。それこそがたった1つの王道的なアドセンス対策です。

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アドセンス対策記事の作り方5選!

正しい方向性を理解すれば必ず審査通過に近づける

今回ご紹介するアドセンス対策記事の作り方は5つ。

  1. アドセンス対策記事を作る際に必ず意識したいこと
  2. 日記的な記事をアドセンス審査に通過するレベルにカスタマイズする方法
  3. 自分だけの体験談を合格レベルの記事に組み上げる方法
  4. アドセンス対策特化の商品レビュー記事の構築法
  5. 既存記事にオリジナリティ&独自性をプラスするテクニック

2019年現在、ブログマネタイズをするうえでアドセンスはぜひとも導入しておきたいプログラムです。審査通過の難易度は決して低くはありませんが、正しい手法で地道に取り組んでいけば、必ず合格できる審査でもあります。

諦めかけていた気持ちをもう1度奮い立たせて、ブログ内容の改善を図っていきましょう。

アドセンス対策記事の作り方①

アドセンス対策記事を作る際に必ず意識したいこと

まずは「アドセンス対策記事を作る際に意識したいこと」を見ていきましょう。アドセンス対策は、高校・大学受験や就職試験で行われる「テスト・面接」と全く同じです。Googleがあらかじめ指定している以下の内容。

  1. 他のサイトにない魅力があるか?
  2. 操作が分かりやすく簡単であるか?
  3. 読者の興味を惹くような独自のコンテンツがあるか?

これらの要件について、「私はちゃんと分かっていますよ」「分かったうえでブログ運営を行っていますよ」という意思をGoogleに示せれば、必ず通過できます。

操作の分かりやすさを重視した設定に

「②操作が分かりやすく簡単であるか?」というのは、前述したサイト内動線の確保や、パンくずリスト・目次の設置で対応しましょう。また、記事の文字サイズは小さすぎても大きすぎてもユーザビリティを損ないます。M~Lサイズの文字サイズ設定で記事のレイアウトを作っていきましょう。

Googleに対してはっきりと「独自性」を伝えよう

そして、実際に記事を作っていく際には、Googleに対してはっきりと「私は独自性を重視しているぞ!」と伝えるように文章を作成していきましょう。具体的には「この部分は私独自の意見である」というのを、分かりやすい文章で記載していくことが重要です。

アドセンス対策記事で求められる「分かりやすさ」とは?

Googleアドセンスの審査はほぼ間違いなくAIによる機械処理が介在しています。すなわち、「独自の意見」「AIが読んでも伝わるレベルの分かりやすさ」で記載していく必要があるわけです。例えば、

  • 私は~と考えています。
  • 私は~と思います。
  • 私は~と感じました。
  • 私独自の意見としては~です。
  • ここからは私独自の意見をご紹介します。

などの分かりやすい言い回しで、自己の体験談やレビューを記載していくのが効果的でしょう。

アドセンス審査はGoogleとのキャッチボールである

特に審査通過を最短で狙うのであれば、「オリジナリティ&独自性」これでもか滑稽なほど分かりやすくアピールした記事を作成してください。自分で読み返しても露骨だなと思えるほどに、書き手の意見が出ている記事を揃えることが大切です。記事の文字数については2,000文字以上を目安にすれば少なすぎるということはありません。私の場合は1記事3,000文字以上~6,000文字未満の文章量で、アドセンス対策記事を作成していました。

「文章力の高さ」なんてものは一切必要ない

アドセンス審査はGoogleが投げてきたボールを、正確に投げ返せるかどうかを見極めるためのテストです。求められているものは「文章力」「記事構成力」ではありません。ましてや「SEO的な記事作成力」でもありません。Googleが要求しているものは、あくまでも「オリジナリティ&独自性」です。あなたの意見・感想を、あなたなりの文章で記事にぶつけてください。それがGoogleと正しくキャッチボールをするための最善の方法。審査通過のための正しい方向性です。

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アドセンス対策記事の作り方②

日記的な記事をアドセンス審査に通過するレベルにカスタマイズする方法

それでは、ここからは実践的な「アドセンス対策記事の作り方」をご紹介します。「独自性の高い記事」を1記事でも多く用意できれば、アドセンス審査においては間違いなくゴールに近づきます。ただ、そうはいうものの単に「感想」を並べただけの内容では、記事ネタとしては少し物足りないでしょう。

いわゆる「日記的な記事」とは、200文字程度の短文で終わっている感想だけを簡潔に述べたような記事を指します。

日記的な記事を「誰かの悩みを解決する記事」に改良する

アドセンスでは独自のカラーを出しつつ、「誰かの悩みを解決できる内容」になっている記事がベストだとよく言われています。今回は下記の「日記的な記事」を例にして、ここから「誰かの悩みを解決する記事」にカスタムする方法を解説します。

日記的な記事の具体例

昨夜は子供がグズってしまい、なかなか泣きやんでくれませんでした。日中に、余計にお昼寝をさせてしまったのが原因かもしれません。マンションなので、隣の方のご迷惑になるかと思い、買ったばかりの抱っこ紐で夜のお散歩に出かけました。米津玄師の「フラミンゴ」を子守唄に、10分ほど夜中の街を歩いていると、スースーっと気持ちよさそうに寝息を立ててくれます。この子のセンスは私譲りですね。(185文字)

問題点と解決方法という視点をプラスする

「誰かの悩みを解決する記事」なんていうと、何だか高尚なように思えますよね。しかし、実際にはそんなに難しいものではありません。作り方は単純。「問題点」「解決方法」という2つの視点をプラスするだけです。

どんなエピソードでも問題点&解決方法を導き出すことは可能

上記の例で考えてみれば、導き出される問題点はそのまま「お子さんの夜泣き」。それについての解決方法は「夜の街を散歩しつつ、子守唄をきかせてあげた」です。

「夜中に子供の夜泣きで悩まされた」という問題点と、「子供の夜泣きに対処するために行った解決方法」の2つの視点をプラスして記事を膨らませます。

記事は「大見出し(H2タグ)」から作ろう

記事を作る際には、まず「大見出し(H2タグ)」から作っていきましょう。上記画像はWordPressでの記事作成画面です。「見出し2」と表示されているのが、大見出し(H2タグ)ですね。対策記事を作る際には、文章からいきなり書き始めるのではなく、先に大見出しを作っておいて大まかな記事構成を組み立てるところからスタートしていきましょう。

プレビュー画面で記事構成をチェック

プレビュー画面から見ると、このような状態になります。大見出しの文言には、「悩み」「体験談」「解決方法」といったワードを入れていきましょう。これは「誰かの悩みを解決する自分なりの方法を提示した記事」として作られていることをアドセンス審査時にGoogleのAIに分かりやすく伝えるための工夫です。

1つの大見出しに400文字程度の文章を入れていく

あとは、各大見出しの文言に合わせた文章を400文字程度入れていきましょう。余裕があれば「中見出し(H3タグ)=見出し3」を使ってみるのもよいですね。大見出しを5個作っておいて、それぞれに400文字程度の文章量を入れていけば自然と2,000文字程度の記事に仕上がります。上手に書こうとする必要はありませんし、簡潔にまとめようとする必要も全くありません。イメージとしては、目の前の友人に語りかけるような感じで気負わずに書き進めていきましょう。

思いついたネタはどんどん入れていこう

別に堅苦しく書く必要なんて全くありません。記事を書いていて思いついたジョークを挟んでみるのもよいでしょう。エピソードの例え話に、最近観たドラマや映画などのネタを入れてみてもユニークでよいですね。ブログはあなたにとっての自由帳です。官公庁のHPじゃないのですから、あなたの好きな書き方で自由に書き進めていきましょう。

アドセンス対策記事の作り方③

自分だけの体験談を合格レベルの記事に組み上げる方法

アドセンス審査の対策記事で有効な記事テーマとしては「体験談」も挙げられます。例えば、受験や就活での成功談や失敗談。子育てにおける苦労話。怪我や病気の闘病記など、あなたが実際にこれまでの人生のなかで経験した内容を記事として組み上げてください。

ドラマチックな体験である必要はありません。ありふれた経験でも、あなたが感じたこと、思ったことを文章としてまとめれば十分に価値の高い記事に仕上がります。

基本となる「大見出し(H2タグ)」の組み方は?

成功談よりは失敗談のほうが書き手が少ないので独自性が高まります。こちらについても、基本となるのはやはり「大見出し(H2タグ)」です。例えば、大学受験での失敗談をネタとして、アドセンス対策用の記事を組み立てていきましょう。

体験談記事でも「悩み」と「解決方法」という視点は外せない

ここでも、やはり重要になるのは「悩み」「解決方法」の2つです。ただ体験談を羅列するのではなく、「自分と同じ経験をした人をサポートする」という視点で記事を組み立てていきましょう。「滑り止めの大学で絶対にやるべきことは?」などの文言で大見出しを作っておき、そこで自分なりの解決方法・サポート案を提示していってください。

Yahoo知恵袋やOKWAVEなどを上手に利用する

体験談から「悩み」「解決方法」というテーマを結びつけるのは意外と難しいかもしれません。もしも、記事ネタに困ったときにはYahoo知恵袋OKWAVEなどのQ&Aサイトを利用しましょう。例えば、「大学受験 失敗」でYahoo知恵袋サイトから検索をかけると、具体的かつ切実な悩みを探ることができます。このなかから、「自分なら詳しく答えられる」と思えるネタを見つけてください。それを記事に反映すれば、アドセンス対策記事として十分なクオリティの内容に仕上がります。

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アドセンス対策記事の作り方④

アドセンス対策特化の商品レビュー記事の組み立て方

アドセンス対策記事のネタとしては、商品レビュー記事もかなり有効です。実際に、あなたが愛用しているグッズのレビュー記事を2,000文字以上のボリュームで書いていきましょう。今回は「エルゴベビー (Ergobaby) 抱っこひも」のレビュー記事を、アドセンス対策向けに作る場合を例にして、組み立て方を見ていきます。

基本となる「大見出し(H2タグ)」の組み方は?

商品レビュー記事の場合には、「書き方」のテンプレートがある程度決まっています。アドセンス対策向けの記事として組み立てる場合には、メリットのほかにも必ずデメリットも記載しましょう。目安としてはメリット4:デメリット6くらいの配分で、包み隠さずに実際の使用感を語ってください。

なぜデメリットを多く書くべきなのか?

デメリットを多く書くべき理由は既存記事との「差別化」にあります。ブロガーが商品レビュー記事を書く理由は、そのほとんどが「商品を売り込む」ため。そのため、基本的にその商品のデメリットや欠点はボカすか隠します。そこで、あえてデメリットを赤裸々に書くことで「オリジナリティ&独自性」を記事に付与するわけです。

「他人にそのグッズをおすすめできるのか?」を記載しよう

記事の最後半で、そのグッズを他人におすすめできるかどうかを必ず記載するようにしましょう。例えば、「自己採点」としてそのグッズに自分なりの点数を付けてみるのもおすすめです。ちなみに、私はアドセンス審査用として作成した「ヘッドフォンの紹介記事」で下記の内容を記載していました。

私が「ARKARTECH G2000」に点数を付けるとしたら70点です。ヘッドセットに欲しい機能は全て備わっていますし、価格を考えれば十分に満足できる性能であると思います。

ただ、マイクの位置が上下にしか可動できないことや各部の作りに若干のチープさが漂っていること。相手の音声にモヤがかかっているように感じてしまうことなどがマイナスポイントとなっています。

無難な製品で確かに悪くはないけど、通販サイトで絶賛されているほどのものではないかなといったところ。はっきり言ってしまうと、LEDランプで飾るよりもマイクなどの部分をもっと凝ったほうが素晴らしい製品になっただろうなと思ってしまいました。

やはりマイクが上下にしか可動できないのもネックですね。私はできるだけ大きめの声で話すようにしていますのでそこまで集音性について不満を感じませんでした。ただ、マイクが口から離れた位置にあるので、人によっては大きめの声を出してチャットしないと正確には伝わらない可能性があります。

参考:ARKARTECHG2000ゲーミングヘッドセットって実際どうなの?

なぜアドセンス審査対策として商品レビュー記事を推奨するのか?

こういうのは実際にそのグッズを使ったことがある人間でないと、絶対に分からないことです。ここに「オリジナリティ&独自性」が生まれます。それに、何の忖度もない赤裸々な商品レビューは、「将来、その商品を購入しようかどうかを迷っている方」にとっては非常に価値の高い内容でしょう。そういう意味で、「誰かの悩みを解決する」というテーマにも合致します。

紅のたぬきち
紅のたぬきち
これが私がよくアドセンス審査の相談を受けたときに、「デメリットをきちんと記載した商品レビュー記事を書きましょう」と回答する理由です。

オリジナル画像でブログのオリジナリティ&独自性を底上げする

商品レビュー記事を作成する場合には、その商品のオリジナル画像を記事中に入れるのもおすすめです。Googleが画像の「オリジナル性」を正確に判断できるかどうかは断定できません。しかし、少なくとも画像の「希少性」については確実に見抜かれています。iPhoneやAndroidなどのスマートフォン端末で撮影した商品画像を記事中に入れて、ブログのオリジナリティ&独自性を底上げしましょう。

オリジナル画像とフリー画像の違い

モンベルスリムワレットオリジナル画像3

例えば、上記画像は当サイトのオリジナルです。私がアドセンス審査のために愛用のスマートフォンで撮影した画像となります。

これをマウスの「右クリック」→「Googleで画像を検索(S)」してみると「一致した画像を含むページ」という文言で検索一覧が表示されます。現状、当サイト「タヌドア!」のページ以外はヒットしていません。逆に、フリー画像の場合には100~1,000以上の多様なサイトが「一致した画像を含むページ」として表示されます。試しにフリー画像を下記に入れておきました。「右クリック」→「Googleで画像を検索(S)」で検索一覧を確認してみてください。

引用:無料写真素材PhotoAC

アドセンス対策記事の作り方⑤

既存記事にオリジナリティ&独自性をプラスするテクニック

アドセンス審査に落ちた時点ですでに公開している記事。これについては、アドセンスのポリシーに違反している内容でなければ、基本的に非公開&削除する必要はありません。ただ、もしも改めて既存記事を読み返してみて、「オリジナリティ&独自性の面で物足りなさを感じるな」という方は、以下の方法でパワーアップしていきましょう。

中見出し(H3タグ)か小見出し(H4タグ)を活用する

既存の記事に独自性を付与する方法はシンプルです。記事の随所に「あなたの主観的な意見」を追加してあげるだけでOK。主観的な意見を追加する場合には、中見出し(H3タグ)=見出し3小見出し(H4タグ)=見出し4を活用してください。例えば、上記画像のように「~の質感は?」というような文言の中見出しを作り、そこに「あなたの主観的な意見」を書き足しましょう。

「五感」を記事に追加する

「~の質感は?」以外にも、「~の雰囲気は?」「~の臭いは?」「~の舌触りは?」などなど、見出し文言を記事テーマによって変更しましょう。イメージとしては「見る・聞く・味わう・嗅ぐ・触れる」の五感を言語化して記事にぶつける感じです。

あなたの「顔」が見えるくらいにまで加筆していこう

文章に慣れているブロガーさんほど、書き方が客観的になっていきます。思うに、アドセンス審査で求められている「オリジナリティ&独自性」とは、「書き手の顔(主観)が垣間見える情報」にこそ宿るものなのです。あなたが実際に思ったこと、感じたことをどんどん既存記事に追加していってください。それが既存記事をアドセンス審査向けにパワーアップさせる最善の方法です。

アドセンス審査のよくあるQ&A

これまでのアドセンス相談で受けたQ&Aを公開!

ここからは、これまでのアドセンス相談で皆さんから寄せられた質問・疑問についての私なりの解答を公開していきます。あなたが抱くアドセンス審査関連での不安を1つでも解消できたなら幸いです。

Q1.外部リンクは張っても良いの?

外部リンクは張っても問題ありません。ただし、その外部リンクが「リンクエラー」になっている場合には、「きちんとサイト運営がされていない」とみなされる可能性があります。外部リンクの管理をするのが負担であるのならば、アドセンス審査時には外しておくのも1つの手です。

Q2.プライバシーポリシー&免責事項はコピペでOKなの?

プライバシーポリシー&免責事項はコピペでOKです。私の場合は「プライバシーポリシー アドセンス審査」でGoogle検索をかけてヒットした「テンプレート」をそのまま利用しました。ただし、私はプライバシーポリシー&免責事項などのテンプレート的なページについてはno index処理をし、インデックス未登録の状態でアドセンス審査に臨みました。

他にも、サイト内にあるオリジナリティ&独自性が薄いページについては、徹底してno index処理をしていましたね。例えば、アーカイブやカテゴリー、タグなどのページは全てno indexでした。

Q3.アドセンス審査には何記事あれば十分なの?

アドセンス審査には「十分」と断言できる記事数はありません。ただ、私がこれまでに見てきた方たちを例にしてみると、8~20記事で審査通過される方が多いですね。Twitterなどを見ると「3記事でアドセンス審査に通過!」などの少ない記事数で審査通過された方の報告がどうしても目につくかと思います。

ただ、「少数記事突破」にこだわる必要は全くありません。オリジナリティ&独自性を重視した記事を並べていけば、必ず審査通過できますので焦らずに記事を作成していきましょう。

Q4.フリー画像は使わないほうがよいのか?

フリー画像を使用すること自体は問題ありません。ただし、記事の文字数に比して、フリー画像の量が圧倒的に多い場合には審査で不利に働く可能性があります。あくまでも記事の主体は文章です。仮に、フリー画像を使用する場合でも、サムネイル画像に1枚使うくらいにとどめておくのがよいでしょう。

また、YoutubeやTwitterの埋め込み。外部文章の引用などにも同様のことが言えますね。あくまでも、審査の際に見られるポイントはあなたが書いた文章やオリジナルの画像・イラストです。外部サイトの既存コンテンツを過剰にペタペタと記事に貼るのは控えたほうが無難かと思います。

Q5.ドメインを新規で取り直したほうが合格率が上がるって本当なの?

「合格率が上がる」ということはありません。ただ、アドセンスの審査は「アカウントごと」ではなく「ドメインごと」に行われているフシがあります。そのため、ドメインを変更すると「完全に0ベースで1から審査がスタート」します。例えば、「site:」でリンクエラーページや画像ページが大量にインデックスされているなどのケースであれば、新規でドメインを取り直して再申請することで障害が除去され、すんなりと合格できる場合もありますね。

ただ、新規ドメインの取得はお金がかかりますので、お財布とよく相談してから方向性を決めていきましょう。新規にドメインを取らなくても、no index処理して時間を置けば少しずつ現状のドメインは綺麗な状態に戻っていきます。目安としては2週間~1か月ほどで不要なページはインデックスから消されていきます。

Q6.アドセンス審査用のドメインは「~.xyz」などの激安ドメインでも大丈夫なの?

激安ドメインでも大丈夫です。2016年くらいまでは、あまり馴染みのない激安ドメインについては機械的に審査からはじかれる事例がありました。ただ、最近ではドメインの形式よりも、サイト内容についてを審査されるように変わっています。少なくとも「~.xyz」であれば、激安ドメインであることを理由に審査で不利に扱われることはないでしょう。

あくまでも「アドセンス審査用のサイト」として割り切るのであれば

アドセンス審査用と割り切って新規ドメインを取得する場合には、「~.xyz」などの激安ドメインを取得するのも1つの手段です。「~.com」「~.jp」などのメジャードメインと比較すると、数分の1以下の年間費用でドメインを取得できます。安いものであれば1日あたり10円以下の費用で、新規ドメインを契約できます。「あくまでもアドセンス審査用のサイト」として割り切るのであれば、激安ドメインを利用するのもアリだと思います。

「サイト追加」という方法で本命ドメインの審査をしていく

アドセンス審査に通過したなら、「サイト追加」という方法で本命ドメインの審査をしていくことになります。「サイト追加」で追加審査を行う場合には、完全に新規で審査をする場合よりも審査基準が緩くなるという話もありますね。ただ、一応は審査用サイトであってもあまりふざけたドメイン名にするのではなく「長期運営を前提にして」愛着をもてる名前を考えてあげたほうがよいでしょう。「サイト追加」でまたドツボにはまる可能性もありますからね。

Q7.審査通過までは入れないほうがよいプラグインってあるの?

SEO対策系のプラグインは審査通過までは必要ありません。仮にどうしても入れたい場合には、有効化する前に必ず使用・設定方法をググってください。WordPressであれば個人的には

  • お問い合わせフォームを作るための「Contact Form 7」
  • 目次を作るための「Table of Contents Plus」
  • サイトマップを作るための「PS Auto Sitemap」

の3つ以外は必要ありません。私は審査通過まではGoogleへのインデックス登録は、サーチコンソールから手動で行っていました。審査時にインデックスされているページは、サイトのトップページと投稿記事だけの状態にしていましたね。その他のページについては、あらかじめno index処理をしておくのがおすすめです。

「サーチコンソール Fetch as Google 利用」で検索すると、手動でのインデックス登録の方法をまとめた記事が出てきます。

Q8.サイトのpv数や運営期間は審査に影響するの?

サイトのpv数や運営期間はアドセンス審査に影響しません。pv0でも新規ドメインでも問題なく通過できます。

Q9.アドセンス審査に「2週間ルール」ってあるの?

アドセンス審査に2週間ルールはありません。実際に、不合格から即日再審査で通過している方を多数、確認しています。再審査をして機械的にはじかれている場合には、サイト状況について何らかの形式的な問題が存在しています。例えば、

  • 内容の薄いページ(文字数が極端に少ない記事や引用ばかりの記事)がインデックス登録されている。
  • メディアページ(画像だけのページ)がインデックス登録されている。
  • カテゴリーやアーカイブ、タグなどの重複判定を受けやすいページがインデックス登録されている。

などのケースが多いですね。「site:」で自サイトのインデックス状態がクリーンになっているのかを確認してみましょう。詳しくはこちらをご覧ください。

自分の記事の価値を疑わないで

「価値の低い広告枠」という不名誉なレッテルを吹き飛ばそう!

アドセンスの審査に複数回落ち続けていると「ブログ運営の意欲」そのものが喪失していきますよね。なかには「何が悪いのか」が分からず、疑心暗鬼になってブログ自体をやめてしまう方も少なくありません。「自分にはブログ収益化のセンスが無いのでは……」と筆を折ってしまう方もいます。非常にもったいない。

どうか諦めないでください。あなたがブログは、価値が低くなんてありません。

繰り返し同じ理由で審査落ちをしていると、自分が1歩も前に進んでいないように思えますよね。ただ、これは大きな勘違いです。あなたは着実にゴールに近づいています。アドセンス審査にサイトスコアがあるとするなら、確実に1回目の審査不承認時よりも点数は上がっているんです。

アドセンス審査は正しい方法でじっくり取り組んでいけば、必ず通過できます。

プライバシーポリシーなどの基本事項をのぞいた正しい方法とは、

  1. オリジナリティ&独自性のある記事を用意すること。
  2. インデックスエラーなどの形式的な障害を取り除くこと。

の2つです。

自分の書いた記事の価値を信じて、焦らずにじっくりとチャレンジしていけば絶対に合格できます。Twitterではリアルタイムで審査通過された方がアドセンスの合格報告をされています。この記事のほかにも、そういった方たちのブログ構成なども参考にしつつ、正しい方向性を見出しながら着実にゴールまで歩みを進めていきましょう。

「価値の低い広告枠」なんて不名誉なレッテルなど、皆さんの「価値の高い」記事で吹き飛ばしてやろうではありませんか!

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