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アドセンス審査に受かる記事とは?価値の低い広告枠にならない記事の作り方!

今回は、「アドセンス審査に受かる記事の作り方」をご紹介します。数年前までは日記的な記事であっても審査通過が可能だったグーグルアドセンス。

この記事を作成している2019年3月時点においては、もはや日記的な記事でのアドセンス審査通過は困難であるというのが常識となりつつあります。

これは、アドセンスの収益形態がいわゆる「熟成期」に入ったからだと言われていますね。

発展期では、語弊を恐れずに言ってしまえば「粗雑な作りのサイト」であってもドンドン審査に通過させてアドセンスの広告収益を安定させ、ある程度の安定化ができたなら審査をグンと厳しくする。

新規参入をしようと考えている方たちにとっては理不尽に思われるかもしれませんが、嘆いていても始まりません。かく言う私も、アドセンス審査では苦労を味わった経験があります。

まあ、どんな業界でも先駆者(パイオニア)が優遇されるのは時代の常です。

今回は、私のアドセンス審査時の「合格記事」を参考にしながら「価値の低い広告枠にならない記事の作り方」を解説していきます。理不尽を嘆いていても、1円にもなりません。広告を貼りたいのなら、工夫していくしかないのです。

目次

アドセンス審査に受かる記事とは?

簡単に管理人の審査通過時の状況を見てみよう

何でも聞くところによると、最近では「アドセンス審査に通過させるコンサルタント」なんて商売が成立しているそうな。例えば、そういうコンサルタントさんたちは「サイト運営1か月!〇記事で審査通過!」みたいなお題目を掲げて集客しているそうです。

アドセンス合格系のコンサルタント費用は高い?

噂では20,000円~くらいの金額をせしめ受け取っているらしいですね。羨ましいので、妬みの意味も込めて、当サイト「タヌドア!」では一切料金を取らずに、完全無料でアドセンス通過のノウハウ紹介記事を追加していきます。ヘイヘイ、業者さん見てる~?ww

具体的なサイト状況とは

コンサルタントさんにならうわけではありませんが、私のアドセンス審査通過時の状況を簡単にご紹介してから具体的な内容に移っていきましょう。

サイト運営期間審査申請はサイト開設から6日目/審査合格通知は13日目
記事数7記事(そのうち1記事はプロフィール)
1記事の文字数3,000文字~6,000文字
プライバシーポリシーの有無あり
免責事項の有無あり
フリー画像の有無あり

実質6記事!サイト開設から約2週間でアドセンス通過

1記事は毒にも薬にもならないようなプロフィール記事です。

ブログ画像(フリー)
紅のたぬきちのプロフィールとは?「タヌドア!」の運営方針についてはじめまして! 「タヌドア!」の管理人のたぬきちです。 このサイトではアウトドア・DIY・サイト運営etcなどの情報を発信し...

独自性は高いですが、「誰かの役に立つような記事」ではないでしょう。そのため、実質的にはプロフィール記事を抜いた6記事が審査対象だったのではないかと思います。

また、当サイト「タヌドア!」のドメインは2019年1月1日に取得したものです。そこからアドセンスに通過するまでに要した時間は13日。すなわち、実質6記事+サイト開設から約2週間でアドセンス審査に通過できたということですね。

アドセンス以外にもAmazonアソシエイト審査にも通過!

ちなみに、サイト開設から50日後にはAmazonアソシエイト審査にも通過できました。

【2019】最短でAmazonアソシエイト審査に通過する攻略法を解説!Amazonアソシエイト審査に通過できない方のために、アソシエイト審査のための攻略法をご紹介します。Amazonアソシエイト審査で見られるポイントから、もしもアフィリエイトを利用するメリットまで解説!...

実は、グーグルアドセンスとAmazonアソシエイトの2つの審査に通過することが2019年の目標だったのですが、もう達成しちったもんね!

いわゆる「ワイがあなたをアドセンス合格に導く!」と謳っているコンサルタントさんと比較しても、遜色ないレベルかと思います。それでは、実際に私が「価値の低い広告枠にならないように行ったこと」を次項から具体的に見ていくことにしましょう。

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価値の低い広告枠にならない記事の作り方

価値の低い広告枠にならないために必要な条件

価値の低い広告枠とは、具体的にどんなサイト・ブログのことを指しているのか。もっとも頻出の「価値の低い広告枠」は、おそらく「複製されたコンテンツ」ではないでしょうか。複製されたコンテンツという理由が価値の低い広告枠と一緒に付記されている場合には、サイト・ブログ内にある記事について「ありきたりなテーマを選んでいること」が大きな理由として挙げられるでしょう。

よくあるテーマの記事はアドセンス審査に不利?

他人がすでに執筆・公開している記事と同テーマの記事を新しく書いても、第三者の目から見たら「何だ、またこれか…」としかなりませんよね。

そういうテーマの記事はアドセンス審査においてかなり不利だと言わざるを得ません。逆に、こんなもの誰も書かないだろう…というテーマの記事であればあるほど、アドセンス審査においては間違いなく有利です。

独自性の高い記事とは?

ただ、「こんなの誰も書かないだろう…」というテーマの記事を書くのは、なかなかハードルが高いですよね。そもそもテーマ選びが難しいと考えてしまうのではないでしょうか。

しかし、今のアドセンス審査に通過するためにはこの条件が絶対に必要です。他のどこのサイト・ブログにも存在しない記事=独自性の高い記事を用意できなければ審査通過はほぼ不可能でしょう。2016~2017年までなら、ありきたりな記事でも普通に審査通過できたんですけどね。

文章技法よりも熱量が大事!

はっきり言ってグーグルアドセンス審査に文章技法なんてこれっぽっちも必要ないです。

文章力なんて言葉は犬かタヌキにでも食わせておいてください。マジで必要ありません。

誤字脱字や日本語として少し不自然な表現になっているところがあっても大丈夫です。「(´・ω・`)」などの顔文字を入れたり、文語体と口語体が混じっていたりしても普通にグーグルアドセンスの審査に通過できます。

最重要なものは「熱量」です。もちろん私はグーグルの社員さんではないので私見ですが、グーグルアドセンスの審査では、まるでジビエ肉のような臭みのある記事こそ喜ばれる傾向があります。

 

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何でクセのある記事のほうがアドセンス審査に有利なの?

考えてみてください。スーパーに並んでいるようなただ美しいだけのクセのない養殖豚肉は、別にあなたのお店(サイト・ブログ)ではなくてもどこだって買えますよね。あなたのお店に行く必然性が生まれない商品(コンテンツ)には何の価値もありません。

一見すると「こんなの食べる人いないだろ…」と思えるようなクセのあるお肉や料理であっても、「おっ!これこれ!これが食べたかったんだ!」と喜ぶ人間は必ず存在します。人間の嗜好は千差万別です。

もっとクセを出してください。人間20年以上も生きていればクセや臭みは必ず生まれます。それを記事に反映させれば必ず審査通過できるレベルの記事に仕上がります。

「私は~と思う=I think~」で独自性を強調しよう!

アドセンス審査は十中八九、機械判定です。文章をAIによって自動判定させて合否を決めているフシがあります。そこで、「このセンテンスは主観的な意見が入っていますよ」というのを、グーグルの機械に分かりやすく伝えるために「私は~と思う」というような表現を記事中に入れてあげましょう。このような感想文的な表現は、文章慣れしている方ほど避けがちですが、意外と効果的だと個人的に思っています。

アドセンス審査に通過しやすい記事ジャンル3選!

このジャンルを書けば審査通過しやすい?

少し抽象的な話が多くなってウンザリしてきたのではないでしょうか?

おそらく皆さんはこう考えているはずです。

「とにかく、具体的にアドセンス審査に通過しやすい記事の書き方を教えてくれよ」と。

今回はせっかく、当サイトに足を運んでいただいた皆さんのために、アドセンス審査にすんなり通過した私が考える「アドセンス審査に通過しやすい記事ジャンル」をご紹介します。もしも、何度もアドセンス審査に価値の低い広告枠で落ち続けてヒザを抱えているのなら、大胆に記事ジャンルを転向してみてください。下記ジャンルの記事を5~7ほど作成して並べれば審査突破に近づくことでしょう。

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アドセンス審査に通過しやすい記事ジャンル①

商品レビュー記事(条件あり)

私がもっともおすすめの対アドセンス審査記事ジャンルはずばり商品レビュー記事です。実際に、皆さんが使ったことのある商品の批評を細かく2,000文字以上の文章にまとめて記事にしましょう。

商品は何でもOK

商品は何でもOKです。PCでも家電でも家具でも趣味道具でも洋服でも何でもOK。あなたが実際に使い込んだ商品であれば、どんなに安い価格のものでも大丈夫です。

100円均一のニッチな商品がおすすめ

 

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一番安上がりなのはSeriaやダイソーなどの100円均一ショップにあるニッチな商品です。例えばプラスチック製のゴミ箱や、お玉などの調理器具。皮むき用のピーラーなんかを買ってきて3日~1週間ほど実際に使ってみましょう。

そして、実際の使用感を記事にまとめるのがもっともシンプルで安上がりな対アドセンス審査用記事の作り方です。

ポイント1:オリジナル画像を入れよう

もちろん、ただ漫然と商品情報を書くだけではダメです。アドセンス審査に通過するためにはいくつかポイントがあります。

まずはオリジナル画像を記事中に入れましょう。商品の写真をスマホや携帯などでパシャッと撮影して記事の見出しに各1枚ずつ入れてください。グーグルは画像の中身をきちんと把握しています。オリジナル画像は、あればあるほど有利なのです。

別に、このオリジナル画像は上手に撮影する必要はありませんよ。適当にテーブルに置いたまま撮影したような写真でも十分です。

ポイント2:ネガティブ情報を厚く入れよう

オリジナル画像を入れたなら、次は文章内容です。記事のなかには、必ずネガティブな情報を厚く入れてください。何なら、記事のほとんどがネガでもOKです。あなたが実際に使用したうえで感じた商品の不満点を厚く書いてください。

100点満点の商品なんてそうそうありませんよね。不満点の1つや2つや3つや4つ、必ずあるはずです。それを書き連ねていきましょう。

ポイント3:真実を書くこと!売るつもりで書いてはダメ

オリジナル画像を入れて、ネガティブ情報まで盛り込んだのなら、最後に仕上げです。アドセンス審査に通過するための記事では売るつもりで記事を作成してはいけません。

アフィリエイト記事の場合には、ネガティブ情報は隠します。あるいは、ボカして書きますよね。なかには、あえて商品のネガをしてから持ち上げるなんて書き方をしているサイト・ブログもありますが、基本的にどこのサイトも「その商品を売り込むための記事を作成している」というのは共通しています。

考えてみればこれはアッタリマエです。アフィリンクを踏ませてその商品を買わせなければ、そのサイト運営者は収益を得られませんからね。

だからこそネガティブ情報には独自性が生まれる!

あえてネガティブな情報をモリモリのモリで書きまくった記事というのはそれだけで独自性が高くなります。だって、普通はそんな記事書きませんからね。1円にもならないですもん。書く意味がないのです。

まとめると、

ネガ情報を厚く掲載して、オリジナル画像を入れた商品レビュー記事を作れば、結果として価値の低い広告枠にならない記事を作成できる

ということです。実際、私の審査時の記事のなかにはその商品の不満点を多めに書いた記事が混じっています。参考までにリンクを貼っておくのでよければ読んでみてください。買ってくれたら嬉しいですが、読むと買う気がなくなるかもしれませんので無理強いはしません。

アドセンス審査に通過しやすい記事ジャンル②

黒歴史を書き殴ろう

どうせ皆さんも私と同じく失敗談だらけの人生でしょ?

皆さんとは話したことも会ったこともないですが想像はできます。どうせ、思い出したら叫びたくなるような黒歴史の1つや2つはあるのでしょう。それを書けば良いのです。4,000文字くらいで。

己の体験談ほど、独自性の高い価値あるコンテンツはありませんよ。別に失敗談に限らず成功談でもOKです。ただ、成功談って人に話したくなるもんですよね。わりと既存記事として誰かが公開しているケースが多いので、失敗談のほうがオリジナリティは出ますね。私が他人の失敗談・黒歴史を読むのが好きってのもあります。

例えば、高校入試に全落ちたときの話だったり、めちゃくちゃカッコつけて告白したら鼻で笑われた話だったりを赤裸々に書きなぐれば、それだけで価値の低い広告枠にならない記事になるはずです。

大学生や社会人の方ならば

社会人の方なら、就活での失敗談や腹の立った面接内容。ブラック企業での体験談なんかもテーマとしては悪くありません。ただ、ブラック企業はわりとよくあるテーマなので、3,000文字以上の文字数できっちり書く必要はあるでしょう。

管理人の実体験記事は?

私の場合には、実際の父子家庭での体験談を書いた記事を1本作っていました。もちろん、この記事も込みでアドセンス審査に通過しています。

正直、恥ずかしいのでこの記事は消したいです。あらためて読み返したら「ワイ、思ってたより母親のこと憎んでたんやな…」って驚愕しました。ただ、これも含めてアドセンス審査に通過したのもありますので、今のところ保存はしています。気が変わったら消すかもしれません。下記にリンクは貼りますが読まなくても全く問題ありません。

父子家庭で育った子供は幸せになれる?子育ての悩みとあるある体験談3選!父子家庭で育った子供は幸せになれるのかを真剣に考察します。実際に父子家庭で育った管理人の体験談をまじえながら、シングルファザー・シングルマザーの子育てのポイントを子供側の視点から解説していきます。...

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アドセンス審査に通過しやすい記事ジャンル③

その他のアドセンス審査に通過しやすいジャンルとは?

他にも、おすすめなのはスポット紹介記事です。例えば、皆さんが住んでいる街にある美味しいラーメン屋の情報をまとめた記事などがおすすめ。

もちろん、ただそのお店(スポット)を賛美するだけではなく、「おや?」と感じたことはきちんと書きましょう。ただ、「美味しいからおすすめ!」と書くだけではなく

  • 店舗の外観から感じたこと。
  • 店舗の周辺にある目印になるような建物。
  • 接客の具体的な内容と印象。
  • インテリアの雰囲気。

など、とにかく細かくまとめていきましょう。

あなたの感想や批評、意見が記事の内容に入っているほど独自性が高くなります。文章表現は二の次三の次でOKです。

あなたの感じたことをそのまま書いていけば、それだけで十分価値の低い広告枠にならない記事ができあがります。

まとめ

あなたの記事は「価値の低い広告枠」などではない!

「価値の低い広告枠ってなんだコラ!喧嘩売っとんのか!」って怒りを覚えたのは私だけではないはず。このボンヤリとしたNG通知を繰り返し受けるのはものすごいストレスですよね。場合によってはサイト・ブログを運営する気力自体が薄れていくかもしれません。

ただ、どうか筆を投げないでください。

あなたの記事は決して「価値の低い広告枠」などではありません。

大切なのは記事の書き方です。心のどこかで「こんなマイナス方向の内容を書いても良いのだろうか」と自分をセーブしてはいませんか?

書いても良いのです。むしろ、どんどん書いてください。

あなたが本当に書きたいことを、赤裸々に包み隠さず書くだけでもアドセンス審査の合格に必ず近づくはずです。

大事なことなので、もう1度繰り返して終わりの言葉とさせていただきます。

あなたの記事は絶対に価値の低い広告枠なんかじゃありません。

あなたがアドセンス審査の合格通知を受け取る未来が私には見えています。タヌキを信じてサイト・ブログの運営を続けていきましょう。

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